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猫が呼ぶ
2019.02.08 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
827:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:24:58.99ID:e7VgyANeO.net
初書き込みなんだが実体験の怖い話はここで良いんだよな?
俺が高校生の時の話なんだが。
当時俺が通っていた学校はすぐ近くに県立だが国立のバカでかい霊園があって。
霊感ほぼ0でガチ運動部の俺は毎日部活でその霊園の中を走り込みをしていたんだ。
走るのは時間にしてだいたい一時間くらいかかるルートで、他の部活の部員もよく利用しているのでそれなりに人とすれ違うんだ。
んで、夏のかなり良い天気の日だったと思う。
学校まで後10分くらい、すぐ隣が墓になってる場所で
「にゃお~ん…」
って猫の声が聞こえた。
828:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:26:57.48ID:e7VgyANeO.net
わかる奴はわかると思うが猫が誰かを呼ぶ時の間延びした声ってあるだろ? まさにあれ。
俺んちは生まれた時から猫をたくさん飼っていて俺も大層な猫好きなんよ。
思わず速度を落として声のした方を見ると、かなり近い墓石の間から猫がこっちを見ていた。
もう10年以上前の事だからあまり覚えていないんだが確か灰色っぽい猫だった。
別にどこにでも居そうな猫で、ちょこんとお行儀良く座ってた。
今思えばかなり軽率な行為なんだが俺は立ち止まって、
「ちっちっちっ」
と舌を鳴らして猫を呼んだ。
猫は寄ってくるでも逃げるでもなくずっとこっちを見ていたので、俺は歩道から墓地に入ったんだ。
829:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:28:57.25ID:e7VgyANeO.net
すると猫は俺の手が届きそうになるとゆっくり後ろを向いて墓地の奥に歩いた。
逃げられたと思ったら猫は最初と同じ距離くらいまで離れると、またこっちを向いて座り
「にゃお~ん…」
と鳴いた。
なんとか触りたい俺は舌を鳴らしながら近付くがまた同じ様に距離を置かれて、また
「にゃお~ん…」。
ここで俺は
「あぁ、俺をどこかに案内したいのかな?」
と薄々感づいていたんだが。
せいぜい
「子猫でも見せてくれるのかな」
くらいに考えた。
普段から利用するランニングコースのすぐ近くという場所と、晴れ渡るような青空という状況に完全に油断していた。
830:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:32:21.12ID:e7VgyANeO.net
猫に呼ばれながら墓石の間を少しずつ奥に進んでいくと、墓場の奥の林に突き当たった。
外から見た感じ木々もまばらな普通の林だったんだが、猫がするっとそこに入ると木の陰に行ったのか姿が見えなくなった。
姿は見えないが
「にゃお~ん…」
という俺を呼ぶ鳴き声は聞こえたので、俺は林に入った。
一歩。
二歩。
三歩入った俺は死ぬほど後悔した。
木々もまばらに見えた林は中は薄暗く、360度から不気味な木々のざわめきがやけに大きく聞こえた。
変な声がしたとか、幽霊が出たとかそういう明確な異常は無いが。
ゲームで例えるとさっきまで『僕のなつやすみ』みたいだった世界が一瞬にして『サイレント・ヒル』の世界に叩き込まれたかと思うほどの劇的な変化だった。
831:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:34:48.24ID:e7VgyANeO.net
慌てて前後左右、頭上足下を弾かれたように確認したが、どこにも猫の姿はない。
それどころかほんの三歩後ろのはず林の外がやけに遠く感じられた。
正直何が起こったのかまるでわからん俺はただただ混乱した。
「にゃお~ん…」
また猫の声がした。
背中につららを入れられたような悪寒を感じて心臓が高鳴った。
金縛り?ではないと思う。純粋に恐ろしくて動けなくなった。正直半泣きだった。
目だけで林の奥を探すが猫は居ない。
俺が動けないでいると何度も猫は鳴いた。
「にゃお~ん…」
「にゃお~ん…」
「にゃお~ん…」
832:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:36:15.44ID:e7VgyANeO.net
機械的な等間隔で俺を呼ぶ鳴き声は木々のざわめきに混じるように前後左右から聞こえた。
そこで俺は
「これは猫じゃない!!」
と直感して、一目散に逃げた。
学校前の交差点とか赤信号でも夢中で走り抜けた。
グラウンドには先に到着した同級生が俺を待ってた。
先頭を走っていたはずの俺がいつまで経っても戻ってこないのを心配してくれてた。
その日の夜、晩飯の時に家族にこの話をしたらしこたま怒られた。
それなりに長いこと親父に説教されて、あんまり内容は覚えていないんだが。
『(この世界に)生きてんのがお前だけだと思うなよ』
というような旨を叱られた気がする。
あれが何だったのかはわからんが、今でもあの猫(?)の俺を呼ぶ声は忘れられない。
長文駄文失礼。
引用元:ほんのりと怖い話スレ その102
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397383755/827-832
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初書き込みなんだが実体験の怖い話はここで良いんだよな?
俺が高校生の時の話なんだが。
当時俺が通っていた学校はすぐ近くに県立だが国立のバカでかい霊園があって。
霊感ほぼ0でガチ運動部の俺は毎日部活でその霊園の中を走り込みをしていたんだ。
走るのは時間にしてだいたい一時間くらいかかるルートで、他の部活の部員もよく利用しているのでそれなりに人とすれ違うんだ。
んで、夏のかなり良い天気の日だったと思う。
学校まで後10分くらい、すぐ隣が墓になってる場所で
「にゃお~ん…」
って猫の声が聞こえた。
828:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:26:57.48ID:e7VgyANeO.net
わかる奴はわかると思うが猫が誰かを呼ぶ時の間延びした声ってあるだろ? まさにあれ。
俺んちは生まれた時から猫をたくさん飼っていて俺も大層な猫好きなんよ。
思わず速度を落として声のした方を見ると、かなり近い墓石の間から猫がこっちを見ていた。
もう10年以上前の事だからあまり覚えていないんだが確か灰色っぽい猫だった。
別にどこにでも居そうな猫で、ちょこんとお行儀良く座ってた。
今思えばかなり軽率な行為なんだが俺は立ち止まって、
「ちっちっちっ」
と舌を鳴らして猫を呼んだ。
猫は寄ってくるでも逃げるでもなくずっとこっちを見ていたので、俺は歩道から墓地に入ったんだ。
829:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:28:57.25ID:e7VgyANeO.net
すると猫は俺の手が届きそうになるとゆっくり後ろを向いて墓地の奥に歩いた。
逃げられたと思ったら猫は最初と同じ距離くらいまで離れると、またこっちを向いて座り
「にゃお~ん…」
と鳴いた。
なんとか触りたい俺は舌を鳴らしながら近付くがまた同じ様に距離を置かれて、また
「にゃお~ん…」。
ここで俺は
「あぁ、俺をどこかに案内したいのかな?」
と薄々感づいていたんだが。
せいぜい
「子猫でも見せてくれるのかな」
くらいに考えた。
普段から利用するランニングコースのすぐ近くという場所と、晴れ渡るような青空という状況に完全に油断していた。
830:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:32:21.12ID:e7VgyANeO.net
猫に呼ばれながら墓石の間を少しずつ奥に進んでいくと、墓場の奥の林に突き当たった。
外から見た感じ木々もまばらな普通の林だったんだが、猫がするっとそこに入ると木の陰に行ったのか姿が見えなくなった。
姿は見えないが
「にゃお~ん…」
という俺を呼ぶ鳴き声は聞こえたので、俺は林に入った。
一歩。
二歩。
三歩入った俺は死ぬほど後悔した。
木々もまばらに見えた林は中は薄暗く、360度から不気味な木々のざわめきがやけに大きく聞こえた。
変な声がしたとか、幽霊が出たとかそういう明確な異常は無いが。
ゲームで例えるとさっきまで『僕のなつやすみ』みたいだった世界が一瞬にして『サイレント・ヒル』の世界に叩き込まれたかと思うほどの劇的な変化だった。
831:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:34:48.24ID:e7VgyANeO.net
慌てて前後左右、頭上足下を弾かれたように確認したが、どこにも猫の姿はない。
それどころかほんの三歩後ろのはず林の外がやけに遠く感じられた。
正直何が起こったのかまるでわからん俺はただただ混乱した。
「にゃお~ん…」
また猫の声がした。
背中につららを入れられたような悪寒を感じて心臓が高鳴った。
金縛り?ではないと思う。純粋に恐ろしくて動けなくなった。正直半泣きだった。
目だけで林の奥を探すが猫は居ない。
俺が動けないでいると何度も猫は鳴いた。
「にゃお~ん…」
「にゃお~ん…」
「にゃお~ん…」
832:本当にあった怖い名無し:2014/06/10(火)01:36:15.44ID:e7VgyANeO.net
機械的な等間隔で俺を呼ぶ鳴き声は木々のざわめきに混じるように前後左右から聞こえた。
そこで俺は
「これは猫じゃない!!」
と直感して、一目散に逃げた。
学校前の交差点とか赤信号でも夢中で走り抜けた。
グラウンドには先に到着した同級生が俺を待ってた。
先頭を走っていたはずの俺がいつまで経っても戻ってこないのを心配してくれてた。
その日の夜、晩飯の時に家族にこの話をしたらしこたま怒られた。
それなりに長いこと親父に説教されて、あんまり内容は覚えていないんだが。
『(この世界に)生きてんのがお前だけだと思うなよ』
というような旨を叱られた気がする。
あれが何だったのかはわからんが、今でもあの猫(?)の俺を呼ぶ声は忘れられない。
長文駄文失礼。
引用元:ほんのりと怖い話スレ その102
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397383755/827-832
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峠の公衆便所
2019.02.08 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
456:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)18:43:05ID:yH8KV7Rs0
去年の夏の話。
神奈川県内の某峠(夜景が綺麗で有名)含む3ヵ所くらいを俺と男2人、女2人の合わせて5人で心霊スポットめぐりにいったときの体験談。
その峠は野生の鹿にときどき遭遇するくらいモロ峠。
しかも外灯もほとんどないので夜間は真っ暗。
そのため夜景がものすごく綺麗に見えて、デートスポットなんかでは地元でちょっと有名な場所だった。
で、その一方で死体遺棄なんかの事件があったりして、「出る」なんていう噂もあったんだ。
457:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)18:45:24ID:yH8KV7Rs0
俺はそれまでにも何回かその峠まで友人とドライブにいったりしてたんだが、あるときいつもの道を外れて脇道に入ったときに偶然公衆トイレみたいなもんを発見。直方体の建物に扉が一つ。扉には「TOILET」の文字。
峠入るとトイレがなくて女子がたびたび困ってたもんでこりゃいいやと思ったんだがなんだか違和感感じる。
よく見たらトイレ全体に鎖がグルグル巻いてあって、おまけにごっつい南京錠がかかってるわけ。
4重か5重くらいかな、それで鎖自体も結構太い。
道自体は行き止まりだったもんでその日はそこで引き返した。
いったい何のための鍵だか見当もつかなかったし、まあこれでトイレとしての役割はなくなったんだが、ちょうど心霊スポットめぐりしようって計画をたててたころだったので俺と友人のDでシメたってことで後日心霊スポットめぐりで使うことにした。
458:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:03:10ID:yH8KV7Rs0
当日。
俺とトイレ見つけたD、のこりの女子2人と男1人でレンタカー借りてDの運転で相模湖のダムやら虹っ橋などの自殺名所めぐりののち峠へ。
ちなみにメンバー全員霊感はそれほどない。唯一俺が無自覚に霊感ちょっとあるくらい。
(ちなみに橋ではみんなでデジカメ、ケータイ、ポラで写真とりまくり。俺の撮ったポラで本当に心霊写真が撮れてみんな変な盛り上がりかたしててハイテンションになってたw)
深夜3時ころ、峠のトイレ到着。まずDが持ってきた工具で南京錠を破壊。(DQNでスマンねw)
心霊写真の件で盛り上がってたんで誰も止めるやついなかったな。
このトイレ、見つけたときは昼間で明るかったから気づかなかったけど夜にくるとなかなかどうして雰囲気ありすぎ。
外灯もないし、トイレのなかも鍵かかってるくらいだからもちろん電気は通ってない。
懐中電灯がなかったら真っ暗。
わりと肝試しとか平気な俺だけどガチでちょっとビビるくらいだ。(ってか想像してもらえばその怖さわかるだろ?)
460:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:12:25ID:yH8KV7Rs0
肝試しの具体的な内容は、5人でジャンケンして負けた2人が10分間トイレに閉じこめられるというもの。
一応ジャンケンの前に安全確認のため俺とDで懐中電灯で中を照らして様子確認。
構造はいたってシンプル。駅のトイレみたいなもんで、中のぞいて左側に個室のトイレが3つ。右側に鏡つきの手洗いが2つ。
正面の上方に小さなガラス窓があって、その右側に換気扇がついていた。
すいぶん使ってなかったためだと思うが室内はホコリっぽく、損壊なんかは無かったが落書きだらけだった。
重複になるけど、電気も水も止まってた。
さて、いざジャンケン。
女子の一人がトイレ到着の時点で可哀想なくらいガクブルしてたんでその子抜きの4人でジャンケン。
結局俺と女子の1人が負けた。持ち物はケータイとそれぞれ懐中電灯のみ。
461:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:19:13ID:yH8KV7Rs0
実際に閉じ込められるとはっきりいってものっすげえええええ恐怖感。
女子がいる手前しっかりしないとって意識がなかったら叫びだしてたと思う。
たぶん女子も同じ気持ちだったんだろうな。
女子から手をつなごうって言われたときはフラグうんぬん以前に普通にほっとした。
提案してくれてよかったわ。あとずーっと2人でしゃべってた。
建前上一応探索したけどとくに変わったこともなく、トイレ内はふつうに電波たってたし普通の水洗の和式トイレだったし。
鏡あんのは死ぬほどいやだったんであんまり見ないようにしてた。
そんな感じでケータイ見ながら
「10分て意外となげーなww」
とかいいながら扉を背に女子と話してたら、今まで静かだったのに急に外のやつらが扉ドンドンたたきだした。
ビビらせんなふざけんなと思いつつ
「何だよ!ww」
というと、
D「おーいお前らダイジョブかー?いつまで入ってんだよー!」
464:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:38:48ID:yH8KV7Rs0
俺&女子「??」
言われてケータイの時計と腕時計を見るけど、まだ7分くらいしかたってない。
俺「何が?10分間はここにいるって決めただろーが」
D「は?! いや、だからじゃん。もう20分以上たってんし。」
俺&女子「はあっ?」
俺と女子はお調子もんのDがびびらせようとしてるんだと思いかたくなにトイレから出なかった。
ところが最初冗談半分な感じで話してたDの声がだんだん冷静になりさらに焦ったような感じに変わっていく。
D「ちょっと、もういいから出てこいよ!」
時計を確認するとちょど10分だたつころだったので、あくまで時間が経過したと思ったから、俺たちはトイレを出た。
俺「ふざけんなよD~。お前が下手な芝居すんからこっちは興ざめだわ~ww」
ところがD、どうやらなかばキレ気味で
D「お前らこそ下手な演技すんじゃねーよ! 何分たったと思ってんだよ?ww」
なんだか話がかみ合わない。
いつまでも芝居を続けるDにイラついたので俺は腕時計を見せつつ
俺「お前いい加減それやめろ。つまんねーし。まだせいぜい15分しかたってねーだろうが!w」
するとD、
「はっ?!! 何だよこれ? 何?! は?は?!」
と取り乱し始めた。
470:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:50:57ID:yH8KV7Rs0
まだやるか!と思って俺はいよいよ本気でムカついてDに本気でキレた。
俺「おいD! お前マジでもう飽きたからそれ。いいから!」
D「は?お前こそなにこんな手のこんだことしてんだよ?」
何か流れてる空気がおかしいと思いつつ
D「おいC(トイレは入った女子)、ちょっと時計見せて。つか、ケータイも」
俺「はいはい。んじゃあそっち3人も見せろや」
あまりにもDが譲らないから不毛だと思いつつここでトイレ突入組と待ち組でお互いにケータイと腕時計を見せあう。
直後、そしてお互い混乱とパニック。ガクブル女子は本気で号泣。
突入組のケータイ、腕時計は突入からせいぜい20分しかたっていないのに、待ち組の時計は30分以上進んでいる。
わけがわからない。
とりあえず俺もCも時計をいじったりなんてしていない。
すると考えられるのは待ち組が共謀して腕時計とケータイの時間を早めたってことになる。
とりあえずガクブルが帰りたい帰りたい号泣するのでとりあえず車にもどり本道にもどることにして、しかし俺はこの時点でもDたちの芝居だと思ってたわけで
「タチ悪いな」
とムカつきつつ車にもどった。
473:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)20:08:41ID:yH8KV7Rs0
不穏な空気が流れる車内。
ガクブルの反応がどうやら本気くさいのが気になって、もしかして芝居でもなんでもなくて本当に時間にずれがでたのかもしれない、と俺は思い始めていた。そして俺は気づく。そうだ、車の時計があるじゃないか。それで確認しよう。
俺たち突入組みは絶対に時間はいじってない。待ち組がいじったとしか考えられないんだ。
トイレ内にいるときもエンジン音は聞こえてこなかったしエンジンがかかってない以上時計は正しい時間を表示するはず。
ところが。
カーナビに表示された時刻は、Dたちと同じ時刻をさしていた。
それだけじゃなく、俺がもってきていたiPod的なやつの時刻もDたちと同じ時刻。
きわめつけにラジオから聞こえてくる時報も、Dたちと同じ時刻を流しやがったのだ。
ということは・・・?
そう、Dの言っていたこと、反応はすべて正しかったのだ。
トイレに入ってから時間は20分以上経過していた。
腕時計だけならまだしも、ケータイの時刻までずれていた。
俺たち2人はなにも細工していないわけだから、トイレ内だけ時間の経過のしかたが狂っていたのだ。
477:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)20:19:00ID:yH8KV7Rs0
すべてに気づいて俺は絶句した。
そしてじわじわと恐怖がこみあげてきた。
帰りの車内はみんなもトイレ前のテンションとはうって変わって意気消沈だった。
どうしても信じられなくて帰宅してから家のありとあらゆる時計と照らし合わせてみたが、やはり俺の時計がずれていた。
心霊写真は別に怖くなかったけどこの奇妙な事態には本気でビビった。
後日Dと明るい時間に峠のトイレにいって、新しく買った南京錠で元のように鎖グルグル巻いて鍵しときました。
そんで鍵は林のほうに投げといたよ。
よく考えたらあのときは俺よりDの方が恐怖だっただろうなと今は思う。
どこかで霊をつかまえちゃったのか、それとも時空のひずみ的な場所だったのか?
まあわかんないけど霊感がある人間が全然いなかったのが唯一の救いだったと思う。
もしあったらなにが見えてたんだろうと思うと怖いわー。
長文でスレ消費申し訳なかったです。
そしてそれでも今年も行く予定。心霊スポットめぐり。
490:本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金)00:59:57ID:j/u8jbc60
>477
ヤビツ?
491:本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金)01:20:05ID:CrSwfJ960
あ、レスついてら。反応ありがとう。
文章力ないからうまくまとめらんなかったわ。
>>490
そうそうヤビツだよ。
虹の大橋とかバケトンとかさりげなく心霊スポットだよな。
走り屋もいるけど。ググってみたら結構ヒットするはず。
引用元:実話恐怖体験談 弐談目
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1149764511/456-491
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去年の夏の話。
神奈川県内の某峠(夜景が綺麗で有名)含む3ヵ所くらいを俺と男2人、女2人の合わせて5人で心霊スポットめぐりにいったときの体験談。
その峠は野生の鹿にときどき遭遇するくらいモロ峠。
しかも外灯もほとんどないので夜間は真っ暗。
そのため夜景がものすごく綺麗に見えて、デートスポットなんかでは地元でちょっと有名な場所だった。
で、その一方で死体遺棄なんかの事件があったりして、「出る」なんていう噂もあったんだ。
457:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)18:45:24ID:yH8KV7Rs0
俺はそれまでにも何回かその峠まで友人とドライブにいったりしてたんだが、あるときいつもの道を外れて脇道に入ったときに偶然公衆トイレみたいなもんを発見。直方体の建物に扉が一つ。扉には「TOILET」の文字。
峠入るとトイレがなくて女子がたびたび困ってたもんでこりゃいいやと思ったんだがなんだか違和感感じる。
よく見たらトイレ全体に鎖がグルグル巻いてあって、おまけにごっつい南京錠がかかってるわけ。
4重か5重くらいかな、それで鎖自体も結構太い。
道自体は行き止まりだったもんでその日はそこで引き返した。
いったい何のための鍵だか見当もつかなかったし、まあこれでトイレとしての役割はなくなったんだが、ちょうど心霊スポットめぐりしようって計画をたててたころだったので俺と友人のDでシメたってことで後日心霊スポットめぐりで使うことにした。
458:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:03:10ID:yH8KV7Rs0
当日。
俺とトイレ見つけたD、のこりの女子2人と男1人でレンタカー借りてDの運転で相模湖のダムやら虹っ橋などの自殺名所めぐりののち峠へ。
ちなみにメンバー全員霊感はそれほどない。唯一俺が無自覚に霊感ちょっとあるくらい。
(ちなみに橋ではみんなでデジカメ、ケータイ、ポラで写真とりまくり。俺の撮ったポラで本当に心霊写真が撮れてみんな変な盛り上がりかたしててハイテンションになってたw)
深夜3時ころ、峠のトイレ到着。まずDが持ってきた工具で南京錠を破壊。(DQNでスマンねw)
心霊写真の件で盛り上がってたんで誰も止めるやついなかったな。
このトイレ、見つけたときは昼間で明るかったから気づかなかったけど夜にくるとなかなかどうして雰囲気ありすぎ。
外灯もないし、トイレのなかも鍵かかってるくらいだからもちろん電気は通ってない。
懐中電灯がなかったら真っ暗。
わりと肝試しとか平気な俺だけどガチでちょっとビビるくらいだ。(ってか想像してもらえばその怖さわかるだろ?)
460:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:12:25ID:yH8KV7Rs0
肝試しの具体的な内容は、5人でジャンケンして負けた2人が10分間トイレに閉じこめられるというもの。
一応ジャンケンの前に安全確認のため俺とDで懐中電灯で中を照らして様子確認。
構造はいたってシンプル。駅のトイレみたいなもんで、中のぞいて左側に個室のトイレが3つ。右側に鏡つきの手洗いが2つ。
正面の上方に小さなガラス窓があって、その右側に換気扇がついていた。
すいぶん使ってなかったためだと思うが室内はホコリっぽく、損壊なんかは無かったが落書きだらけだった。
重複になるけど、電気も水も止まってた。
さて、いざジャンケン。
女子の一人がトイレ到着の時点で可哀想なくらいガクブルしてたんでその子抜きの4人でジャンケン。
結局俺と女子の1人が負けた。持ち物はケータイとそれぞれ懐中電灯のみ。
461:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:19:13ID:yH8KV7Rs0
実際に閉じ込められるとはっきりいってものっすげえええええ恐怖感。
女子がいる手前しっかりしないとって意識がなかったら叫びだしてたと思う。
たぶん女子も同じ気持ちだったんだろうな。
女子から手をつなごうって言われたときはフラグうんぬん以前に普通にほっとした。
提案してくれてよかったわ。あとずーっと2人でしゃべってた。
建前上一応探索したけどとくに変わったこともなく、トイレ内はふつうに電波たってたし普通の水洗の和式トイレだったし。
鏡あんのは死ぬほどいやだったんであんまり見ないようにしてた。
そんな感じでケータイ見ながら
「10分て意外となげーなww」
とかいいながら扉を背に女子と話してたら、今まで静かだったのに急に外のやつらが扉ドンドンたたきだした。
ビビらせんなふざけんなと思いつつ
「何だよ!ww」
というと、
D「おーいお前らダイジョブかー?いつまで入ってんだよー!」
464:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:38:48ID:yH8KV7Rs0
俺&女子「??」
言われてケータイの時計と腕時計を見るけど、まだ7分くらいしかたってない。
俺「何が?10分間はここにいるって決めただろーが」
D「は?! いや、だからじゃん。もう20分以上たってんし。」
俺&女子「はあっ?」
俺と女子はお調子もんのDがびびらせようとしてるんだと思いかたくなにトイレから出なかった。
ところが最初冗談半分な感じで話してたDの声がだんだん冷静になりさらに焦ったような感じに変わっていく。
D「ちょっと、もういいから出てこいよ!」
時計を確認するとちょど10分だたつころだったので、あくまで時間が経過したと思ったから、俺たちはトイレを出た。
俺「ふざけんなよD~。お前が下手な芝居すんからこっちは興ざめだわ~ww」
ところがD、どうやらなかばキレ気味で
D「お前らこそ下手な演技すんじゃねーよ! 何分たったと思ってんだよ?ww」
なんだか話がかみ合わない。
いつまでも芝居を続けるDにイラついたので俺は腕時計を見せつつ
俺「お前いい加減それやめろ。つまんねーし。まだせいぜい15分しかたってねーだろうが!w」
するとD、
「はっ?!! 何だよこれ? 何?! は?は?!」
と取り乱し始めた。
470:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)19:50:57ID:yH8KV7Rs0
まだやるか!と思って俺はいよいよ本気でムカついてDに本気でキレた。
俺「おいD! お前マジでもう飽きたからそれ。いいから!」
D「は?お前こそなにこんな手のこんだことしてんだよ?」
何か流れてる空気がおかしいと思いつつ
D「おいC(トイレは入った女子)、ちょっと時計見せて。つか、ケータイも」
俺「はいはい。んじゃあそっち3人も見せろや」
あまりにもDが譲らないから不毛だと思いつつここでトイレ突入組と待ち組でお互いにケータイと腕時計を見せあう。
直後、そしてお互い混乱とパニック。ガクブル女子は本気で号泣。
突入組のケータイ、腕時計は突入からせいぜい20分しかたっていないのに、待ち組の時計は30分以上進んでいる。
わけがわからない。
とりあえず俺もCも時計をいじったりなんてしていない。
すると考えられるのは待ち組が共謀して腕時計とケータイの時間を早めたってことになる。
とりあえずガクブルが帰りたい帰りたい号泣するのでとりあえず車にもどり本道にもどることにして、しかし俺はこの時点でもDたちの芝居だと思ってたわけで
「タチ悪いな」
とムカつきつつ車にもどった。
473:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)20:08:41ID:yH8KV7Rs0
不穏な空気が流れる車内。
ガクブルの反応がどうやら本気くさいのが気になって、もしかして芝居でもなんでもなくて本当に時間にずれがでたのかもしれない、と俺は思い始めていた。そして俺は気づく。そうだ、車の時計があるじゃないか。それで確認しよう。
俺たち突入組みは絶対に時間はいじってない。待ち組がいじったとしか考えられないんだ。
トイレ内にいるときもエンジン音は聞こえてこなかったしエンジンがかかってない以上時計は正しい時間を表示するはず。
ところが。
カーナビに表示された時刻は、Dたちと同じ時刻をさしていた。
それだけじゃなく、俺がもってきていたiPod的なやつの時刻もDたちと同じ時刻。
きわめつけにラジオから聞こえてくる時報も、Dたちと同じ時刻を流しやがったのだ。
ということは・・・?
そう、Dの言っていたこと、反応はすべて正しかったのだ。
トイレに入ってから時間は20分以上経過していた。
腕時計だけならまだしも、ケータイの時刻までずれていた。
俺たち2人はなにも細工していないわけだから、トイレ内だけ時間の経過のしかたが狂っていたのだ。
477:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)20:19:00ID:yH8KV7Rs0
すべてに気づいて俺は絶句した。
そしてじわじわと恐怖がこみあげてきた。
帰りの車内はみんなもトイレ前のテンションとはうって変わって意気消沈だった。
どうしても信じられなくて帰宅してから家のありとあらゆる時計と照らし合わせてみたが、やはり俺の時計がずれていた。
心霊写真は別に怖くなかったけどこの奇妙な事態には本気でビビった。
後日Dと明るい時間に峠のトイレにいって、新しく買った南京錠で元のように鎖グルグル巻いて鍵しときました。
そんで鍵は林のほうに投げといたよ。
よく考えたらあのときは俺よりDの方が恐怖だっただろうなと今は思う。
どこかで霊をつかまえちゃったのか、それとも時空のひずみ的な場所だったのか?
まあわかんないけど霊感がある人間が全然いなかったのが唯一の救いだったと思う。
もしあったらなにが見えてたんだろうと思うと怖いわー。
長文でスレ消費申し訳なかったです。
そしてそれでも今年も行く予定。心霊スポットめぐり。
490:本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金)00:59:57ID:j/u8jbc60
>477
ヤビツ?
491:本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金)01:20:05ID:CrSwfJ960
あ、レスついてら。反応ありがとう。
文章力ないからうまくまとめらんなかったわ。
>>490
そうそうヤビツだよ。
虹の大橋とかバケトンとかさりげなく心霊スポットだよな。
走り屋もいるけど。ググってみたら結構ヒットするはず。
引用元:実話恐怖体験談 弐談目
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1149764511/456-491
.
足元の窓の方から唇をペチャペチャ言わせてるような音がしてくる
2019.02.07 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
447:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)16:19:07ID:8xVkWAx20
俺も怖くは無いが体験談を。
高校生の頃は、よく金縛りにあってたんだが、殆どが
「体が疲れて寝ているが、脳は起きている状態」
という説明がしっくりする感じだった。
ただ一回だけ、マジでいつもとは違う金縛りにあった。
その時は近くに人が居るって確信が持てるほどの気配もしてた
で、目をつぶってやり過ごそうとしてたら、足元の窓の方から唇をペチャペチャ言わせてるような音がしてくる。
その頃から俺は、朝の目覚めをよくするために枕元のカーテンを開けたままで寝てたからもし雨音なら、枕もとの窓からの方がよく聞こえるはず。
だが、足元からしか聞こえないんだ。
しかもだんだん音は近づいてきて、最期は耳元まで来た。
俺は怖くて目を固く閉じてたんだが途中で寝てしまったらしく、記憶もココまでしかないいんだorz
それから暫くして、部屋の模様替えをしたんだが、寝る時に開けておくカーテンの位置が変わるんで一瞬躊躇した
その窓は隣の家から部屋が丸見えになるような位置にあって・・・
といっても2階だし大人でも手が届かない程度は距離もあるしで、結局平気か、って久方ぶりにそのカーテン開けたんだわ。
そしたら、なんか、俺の手の半分くらいの大きさの手形がびっしりとガラスに・・・・
怖くてすぐにカーテン閉めて寝ちまった
後日、確認した時には手形は消えてたんだけど、1つだけすげー気がかかりがあるんだ
あの手形は窓の外側についてたんだろうか?それとも内側?
スレ汚しスイマセシタッ
448:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)16:28:51ID:7kK4fy6m0
内側だったら怖いね・・・
引用元:実話恐怖体験談 弐談目
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1149764511/447-448
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俺も怖くは無いが体験談を。
高校生の頃は、よく金縛りにあってたんだが、殆どが
「体が疲れて寝ているが、脳は起きている状態」
という説明がしっくりする感じだった。
ただ一回だけ、マジでいつもとは違う金縛りにあった。
その時は近くに人が居るって確信が持てるほどの気配もしてた
で、目をつぶってやり過ごそうとしてたら、足元の窓の方から唇をペチャペチャ言わせてるような音がしてくる。
その頃から俺は、朝の目覚めをよくするために枕元のカーテンを開けたままで寝てたからもし雨音なら、枕もとの窓からの方がよく聞こえるはず。
だが、足元からしか聞こえないんだ。
しかもだんだん音は近づいてきて、最期は耳元まで来た。
俺は怖くて目を固く閉じてたんだが途中で寝てしまったらしく、記憶もココまでしかないいんだorz
それから暫くして、部屋の模様替えをしたんだが、寝る時に開けておくカーテンの位置が変わるんで一瞬躊躇した
その窓は隣の家から部屋が丸見えになるような位置にあって・・・
といっても2階だし大人でも手が届かない程度は距離もあるしで、結局平気か、って久方ぶりにそのカーテン開けたんだわ。
そしたら、なんか、俺の手の半分くらいの大きさの手形がびっしりとガラスに・・・・
怖くてすぐにカーテン閉めて寝ちまった
後日、確認した時には手形は消えてたんだけど、1つだけすげー気がかかりがあるんだ
あの手形は窓の外側についてたんだろうか?それとも内側?
スレ汚しスイマセシタッ
448:本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木)16:28:51ID:7kK4fy6m0
内側だったら怖いね・・・
引用元:実話恐怖体験談 弐談目
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1149764511/447-448
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