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ナーガラージャ?
2019.02.26 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
741:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)18:59:28ID:NoP9gGweO
俺が通っていた小学校には、校舎の裏に小さいプールみたいなのがあった。
水泳の前に、風呂くらいの水槽で薬品を溶かした水に浸かるじゃん。
大きさも形もあんな感じで、中に降りるための階段までついてた。
ただ、タイルじゃなくて石でできてて、地面にぽこっと穴が開くような形になってた。
みんなもあれは生け簀みたいなもんなのかと思っていたらしく、中に水を入れて金魚を飼おうっていう計画が立ったこともあったんだが、地元育ちの用務員のおっちゃんに激しく反対されておじゃんになった。
用務員は
「あれに近づくな。特に水と生き物は入れちゃだめだ」
と主張し、杭と鉄条網で生け簀を囲ってしまった。
といっても、みんな1度は中に降りたことがあるし、なんでそこまで用務員がファビョるのか不思議に思っていた。
友人Aは当時ものすごく生意気な糞ガキで、禁止されていることほどやりたがる性格だった。
Aは夏休みの夜に俺を含めた悪友4人で鉄条網を破り、中に水と金魚をいれてやる計画を立てた。
もちろんいたずらのつもりだった。
盆の祭りの晩、俺たちは金魚すくいで魚をとり、親には
「蛍見てくる」
とか適当な嘘をついて学校に行った。
で、家からもってきたペンチで鉄条網を切って破り、水道からホースで水をそそいだ。
水がいっぱいになり、友達AとBに金魚の放流をまかせて俺とCがホースを片づけてたら、突然生け簀の方からBの悲鳴が聞こえた。
駆けつけてみたら、Aがしゃがみこんで何かしてた。
Aは金魚の一匹(出目金だった)を地面に転がして、素手で目玉やヒレをもいでいた。
懐中電灯で金魚の鱗や内臓がぺかぺか光って不気味だったのをよく覚えてる。
ほかの金魚を全部生け簀に放り込んだあと、Aは突然飛び込んで一匹つかまえ、虐待しはじめたのだそうだ。
俺たちは怖いのとわけがわからないのとで硬直していたが、ふいにAは金魚から顔をあげ、生け簀を指さした。
その瞬間、金魚しかいないはずの生け簀からボチャンと鯉がはねるような音がしたのを聞き、
俺・B・CはAを置いて逃げ出してしまった。あのとき、怖くてもAを連れて逃げればよかったと後悔してる。
742:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)19:02:40ID:NoP9gGweO
俺たちは無我夢中で逃げて、とりあえず祭会場の神社を目指したんだが、途中にある清水が湧いてるところでまた「ボチャン」を聞いてしまった。もちろんそこにも魚などはいない。
それでいよいよ半狂乱になって3人で泣きながら走ってたら、浴衣を着た見知らぬ兄ちゃんが保護してくれた。
兄ちゃんは俺たちを蛇神様のお社に連れてきて、1人1個ずつリンゴ飴をくれて慰めてくれた。
兄ちゃんに事情を話すと、兄ちゃんはえらく焦った様子で
「今日はもう絶対に川を渡るな。学校に近づくな。ひとが来るまでここで待て。自分からは声をかけるな」
みたいなこと言い、どこかに行った。
その後ちょっとしたら用務員のおっちゃんが来て俺たちを保護してくれた。
おっちゃんにも事情を洗いざらい吐かされ、俺たちはその日はお社の近所の友達の家に泊まった。
泊まり先と親にはおっちゃんが説明してくれたみたいだった。
次の日の朝、おっちゃんに連れられて学校に行った。
生け簀の金魚はヒレだけになっていた。
その場で俺たちは髪を刈り上げられた。
髪は半分は生け簀に放り込み、半分は蛇神様のとこに埋めた。
Aは祭りの夜に置き去りにされて以来行方不明だったが、数日後に蛇神様のお社にいるのが発見された。
俺たち3人もAが保護されたと聞いて、置き去りにしたことを謝りに行った。しかしAはキチガイのように笑いながら
「●●●憎い。邪魔しやがって」
と叫ぶばかりで会話にならなかった。
当時Aの家の家庭環境はめちゃくちゃ複雑で、そのせいか捜索願いは出されていなかったらしい。
たぶんこれが決定打でAの両親は離婚し、Aは施設に入れられた。
学校裏の生け簀には夏休みのうちに物置風の小屋に隠され、ごつい錠前がかけられた。
「ボチャン」と兄ちゃんについて、用務員のおっちゃんは知っているようだったが詳しくは教えてくれなかった。
ただ、蛇神様の前を通るときは手を合わせろと言っていたから、あの兄ちゃんが神様だったのかなと思ってる。
743:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)20:17:39ID:Cfk7u8a50
●●●ってなんだったの
Aの家族とか友達の名前?それとも全く聞き覚えのない名称?
744:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)20:43:18ID:NoP9gGweO
>>743
すまん。書き忘れてた。
まったく知らない名称。
声がすさまじくてよく聞き取れなかったがあんまり人名っぽくはない感じだった。
ナ行かガ行の発音が多い、長々しい名前?だったことしか覚えてない。
746:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)23:31:32ID:xwpHRbzP0
水道水にはカルキが入っている為
一晩くみ置きするか、専用の薬品で中和もしくはカルキの入っていない水で薄める等しないと金魚は死ぬ。
747:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)23:56:09ID:aiS9eOcG0
>>742
蛇神vs生け簀 ということでOK?
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part44
https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1209827401/741-747
.
俺が通っていた小学校には、校舎の裏に小さいプールみたいなのがあった。
水泳の前に、風呂くらいの水槽で薬品を溶かした水に浸かるじゃん。
大きさも形もあんな感じで、中に降りるための階段までついてた。
ただ、タイルじゃなくて石でできてて、地面にぽこっと穴が開くような形になってた。
みんなもあれは生け簀みたいなもんなのかと思っていたらしく、中に水を入れて金魚を飼おうっていう計画が立ったこともあったんだが、地元育ちの用務員のおっちゃんに激しく反対されておじゃんになった。
用務員は
「あれに近づくな。特に水と生き物は入れちゃだめだ」
と主張し、杭と鉄条網で生け簀を囲ってしまった。
といっても、みんな1度は中に降りたことがあるし、なんでそこまで用務員がファビョるのか不思議に思っていた。
友人Aは当時ものすごく生意気な糞ガキで、禁止されていることほどやりたがる性格だった。
Aは夏休みの夜に俺を含めた悪友4人で鉄条網を破り、中に水と金魚をいれてやる計画を立てた。
もちろんいたずらのつもりだった。
盆の祭りの晩、俺たちは金魚すくいで魚をとり、親には
「蛍見てくる」
とか適当な嘘をついて学校に行った。
で、家からもってきたペンチで鉄条網を切って破り、水道からホースで水をそそいだ。
水がいっぱいになり、友達AとBに金魚の放流をまかせて俺とCがホースを片づけてたら、突然生け簀の方からBの悲鳴が聞こえた。
駆けつけてみたら、Aがしゃがみこんで何かしてた。
Aは金魚の一匹(出目金だった)を地面に転がして、素手で目玉やヒレをもいでいた。
懐中電灯で金魚の鱗や内臓がぺかぺか光って不気味だったのをよく覚えてる。
ほかの金魚を全部生け簀に放り込んだあと、Aは突然飛び込んで一匹つかまえ、虐待しはじめたのだそうだ。
俺たちは怖いのとわけがわからないのとで硬直していたが、ふいにAは金魚から顔をあげ、生け簀を指さした。
その瞬間、金魚しかいないはずの生け簀からボチャンと鯉がはねるような音がしたのを聞き、
俺・B・CはAを置いて逃げ出してしまった。あのとき、怖くてもAを連れて逃げればよかったと後悔してる。
742:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)19:02:40ID:NoP9gGweO
俺たちは無我夢中で逃げて、とりあえず祭会場の神社を目指したんだが、途中にある清水が湧いてるところでまた「ボチャン」を聞いてしまった。もちろんそこにも魚などはいない。
それでいよいよ半狂乱になって3人で泣きながら走ってたら、浴衣を着た見知らぬ兄ちゃんが保護してくれた。
兄ちゃんは俺たちを蛇神様のお社に連れてきて、1人1個ずつリンゴ飴をくれて慰めてくれた。
兄ちゃんに事情を話すと、兄ちゃんはえらく焦った様子で
「今日はもう絶対に川を渡るな。学校に近づくな。ひとが来るまでここで待て。自分からは声をかけるな」
みたいなこと言い、どこかに行った。
その後ちょっとしたら用務員のおっちゃんが来て俺たちを保護してくれた。
おっちゃんにも事情を洗いざらい吐かされ、俺たちはその日はお社の近所の友達の家に泊まった。
泊まり先と親にはおっちゃんが説明してくれたみたいだった。
次の日の朝、おっちゃんに連れられて学校に行った。
生け簀の金魚はヒレだけになっていた。
その場で俺たちは髪を刈り上げられた。
髪は半分は生け簀に放り込み、半分は蛇神様のとこに埋めた。
Aは祭りの夜に置き去りにされて以来行方不明だったが、数日後に蛇神様のお社にいるのが発見された。
俺たち3人もAが保護されたと聞いて、置き去りにしたことを謝りに行った。しかしAはキチガイのように笑いながら
「●●●憎い。邪魔しやがって」
と叫ぶばかりで会話にならなかった。
当時Aの家の家庭環境はめちゃくちゃ複雑で、そのせいか捜索願いは出されていなかったらしい。
たぶんこれが決定打でAの両親は離婚し、Aは施設に入れられた。
学校裏の生け簀には夏休みのうちに物置風の小屋に隠され、ごつい錠前がかけられた。
「ボチャン」と兄ちゃんについて、用務員のおっちゃんは知っているようだったが詳しくは教えてくれなかった。
ただ、蛇神様の前を通るときは手を合わせろと言っていたから、あの兄ちゃんが神様だったのかなと思ってる。
743:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)20:17:39ID:Cfk7u8a50
●●●ってなんだったの
Aの家族とか友達の名前?それとも全く聞き覚えのない名称?
744:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)20:43:18ID:NoP9gGweO
>>743
すまん。書き忘れてた。
まったく知らない名称。
声がすさまじくてよく聞き取れなかったがあんまり人名っぽくはない感じだった。
ナ行かガ行の発音が多い、長々しい名前?だったことしか覚えてない。
746:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)23:31:32ID:xwpHRbzP0
水道水にはカルキが入っている為
一晩くみ置きするか、専用の薬品で中和もしくはカルキの入っていない水で薄める等しないと金魚は死ぬ。
747:本当にあった怖い名無し:2008/06/09(月)23:56:09ID:aiS9eOcG0
>>742
蛇神vs生け簀 ということでOK?
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part44
https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1209827401/741-747
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A日新聞奨学生
2019.02.25 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
640:本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火)22:16:48ID:Qiu2NFWp0
1980年の4月
大学という大学を落ち、オレは予備校生の身となった。
「浪人」という名の19歳の男に、親はもう一度無駄な期待と金を使い、さして意味の無い「新生活」が始まった。
3月の半ば、念仏のように
「やればできる」
と繰り返す母親に頷きながらオレは、テーブルの新聞広告に眼の焦点を合わせていた。
「A日新聞奨学生」
それがこの話の全ての始まりだった。
予備校の入学金を出してくれて、しかも家賃はタダ。食事も付いてる。
親に黙っていれば、親から預かった金は全部小遣いになる・・・何の文句も無い天国のような話だった。
もちろん受験勉強など最初からする気はなかった。
新聞配達なんてバイトの延長(というかそのもの)とタカをくくっていたオレのアテが外れたのは、初日の挨拶の時だった。
まず320部の朝夕刊配達を言い渡され、その日の夕方には、
「今日から折込みもやってくれよ」
と販売店舗のオヤジから宣告を受けた。
つまり毎日2時起床ということだ。
644:本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火)23:30:02ID:Qiu2NFWp0
午前3時、配達を始める。見ず知らずの街。
こんな事でもなきゃ一生関わり合わなかった街を「順路帳」を頼りに駆け回る。
鼻をつままれても分からない闇の中を、
「赤い郵便受けから2m左、奥に曲がって3軒目、そのまま後ろ2つ目ドア」
・・・順路帳は街を1本の線に変えてしまう。オレはそこをひたすら走る鼠だ。
まるで迷路に迷い込んだような気分だった。
夜の闇は人間を本能的に恐怖させるらしい。
だが、オレは死んだ人間=幽霊よりも生きている人間の方が恐ろしい。
ほとんど毎月、この地区のどこかで窃盗や殺人事件が起こっているという話を聞いていたし、暗闇に身を潜めている姿を見ても気付かないふりをしろとアドバイスされていた。
大阪の新興住宅地といえば聞こえはいいが、ようは昔から住み着いている貧民と浮世離れした若い世帯の肥溜めだ。
街中が無関心と孤独の冷気で沈んでいるように思えた。
そして何の変哲も無い、当たり前のようなF営住宅501から「それ」はオレの世界に入り込んできた。
いや、正確には「それ」が居ることに「気が付いた」。
(続きは『続きを読む』をクリック)
1980年の4月
大学という大学を落ち、オレは予備校生の身となった。
「浪人」という名の19歳の男に、親はもう一度無駄な期待と金を使い、さして意味の無い「新生活」が始まった。
3月の半ば、念仏のように
「やればできる」
と繰り返す母親に頷きながらオレは、テーブルの新聞広告に眼の焦点を合わせていた。
「A日新聞奨学生」
それがこの話の全ての始まりだった。
予備校の入学金を出してくれて、しかも家賃はタダ。食事も付いてる。
親に黙っていれば、親から預かった金は全部小遣いになる・・・何の文句も無い天国のような話だった。
もちろん受験勉強など最初からする気はなかった。
新聞配達なんてバイトの延長(というかそのもの)とタカをくくっていたオレのアテが外れたのは、初日の挨拶の時だった。
まず320部の朝夕刊配達を言い渡され、その日の夕方には、
「今日から折込みもやってくれよ」
と販売店舗のオヤジから宣告を受けた。
つまり毎日2時起床ということだ。
644:本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火)23:30:02ID:Qiu2NFWp0
午前3時、配達を始める。見ず知らずの街。
こんな事でもなきゃ一生関わり合わなかった街を「順路帳」を頼りに駆け回る。
鼻をつままれても分からない闇の中を、
「赤い郵便受けから2m左、奥に曲がって3軒目、そのまま後ろ2つ目ドア」
・・・順路帳は街を1本の線に変えてしまう。オレはそこをひたすら走る鼠だ。
まるで迷路に迷い込んだような気分だった。
夜の闇は人間を本能的に恐怖させるらしい。
だが、オレは死んだ人間=幽霊よりも生きている人間の方が恐ろしい。
ほとんど毎月、この地区のどこかで窃盗や殺人事件が起こっているという話を聞いていたし、暗闇に身を潜めている姿を見ても気付かないふりをしろとアドバイスされていた。
大阪の新興住宅地といえば聞こえはいいが、ようは昔から住み着いている貧民と浮世離れした若い世帯の肥溜めだ。
街中が無関心と孤独の冷気で沈んでいるように思えた。
そして何の変哲も無い、当たり前のようなF営住宅501から「それ」はオレの世界に入り込んできた。
いや、正確には「それ」が居ることに「気が付いた」。
(続きは『続きを読む』をクリック)
押入れの内側から‥
2019.02.20 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
97:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)19:59:44.04ID:rkUFluKe0
「押入れの内側から‥」
これは数年前、俺の実家がリフォームしていた時に起きた出来事です。
実体験の為、わけがわからない点、スマホのメモ帳に書いてからの文の為、読み辛い点、誤字、駄文などあると思います。話も長いですがご了承下さい。
築年数もたち、ガタがきていた実家を改装することに決まった。
四人家族ですが、親父は単身赴任、兄はすでに結婚して実家を出ていたので、ほぼ家には母と私の2人暮らし状態でした。
リフォームはまずは一階からで、その間、アパートを借りて住むことも考えましたが。
それほど生活に余裕があったわけでもない事もあり、一階を改装している間は2階で生活をして一階の改装が終り次に二階の改装中は、一階で生活することにした。
二階には二部屋あり、元から私が使っていた部屋に私が、空いていた部屋に母が生活することになった。
あらかた荷物を外の倉庫や2階に運んだが。一つだけどちらの部屋に運ぶか悩んだ物があった。
「仏壇」だ‥
正直、仏壇をこれから半年以上も自分の部屋に置いて生活するのは気が引けた‥
しかし、母の生活する部屋はせまくてとても仏壇を置く場所がなかった為、泣く泣く私の部屋に仏壇を置くことになった。
とは言え、罰当たりな事を言うようだが、やはり毎日仏壇を見ながら生活するのは気持ちの良い事ではなかったので、あまり使用してない、私の部屋の押入れにしまうことにした。
今考えるとこれがいけなかった‥
最初は私が部屋にいるときのみ、押入れの戸を閉め、それでも一応線香を上げたり手入れをして生活していたのだが、1ヶ月もたつと開け閉めが面倒になり、常に戸を締め切った状態にしてしまっていた。
さらに私は片付けが苦手で、部屋は洋服やらゴミやらで散らかり。
仏壇の入った押入れの戸の前もそれらにおおわれ、半分くらい塞がれた状態になって行った。
締め切った状態からしばらくたち、仏壇がそこにある事すら忘れかけていた頃、異変は起き始めた‥
98:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:05:08.36ID:rkUFluKe0
それは人生初の金縛りから始まった。
夜中になりなんとなく寝苦しさを感じ目が覚めた。
何事かと思い、暗い部屋を見渡して再び眠ろうとした時、急に体が動かなくなったって驚いた!本当に体が動かない‥目は開き、眼球は動かせるのだが体は全くうごかない!よく怖い話とかで聞く状態そのものだった。
私「やっべぇ、どうしよう‥」
とパニックになりかけていたその時、仏壇がある押入れの扉が「コン‥!」っと一回叩かれた音が聞こえた気がした。
私「えっ?」
って思っていたその直後、金縛りはとけて体が動いた。
夏でもないのに嫌な汗を身体中にかき、気持ち悪かったのをよく覚えている。
だがその日はそれだけで終わった為。
仕事で疲れていたのだろうと思ってすぐに再び眠りについた。
それから数日がたち、そんな出来事も忘れかけていた頃、またそれはおこった‥
夜中に目が覚め、嫌な予感が全身に走った。
今回は仏壇がある押入れの中から何やら視線を感じるのだ、幸い押入れには背を向けて寝ていた為、そちらの様子はわからない。
だが何故か得体の知れない何かがこっちをジッと見ている感覚が確かにするのだ。
嫌な汗が全身に染み出してくる‥と同時に金縛りが襲ってきた。
私「まっ、またか‥」
体が動かず必死にもがいていると、前回とは様子が明らかに違った。
押入れの中から「コン‥、コン‥」っと二回戸を叩く音が聞こえ、そして何か
「モゴ‥モゴ‥」
と誰かが囁いているような声が聞こえてきた。男なのか女なのかはわからないが
「モゴ‥モゴ」
と何かをつぶやいている。
もうこれは気のせいなんかじゃない‥
(助けて!)
と声は出せないがさらに必死にもがいた。しかし、金縛りはとけない。
「モゴ‥モゴモゴ」
と言う声が必死の抵抗の中、少しづつ何を言っているのか聞き取れるようになってきていた。
「モゴ‥モ‥ろ、‥けろ、‥あけろ」
「‥開けろ」
はっきりとそれが聞こえた瞬間戸の内側から、
「ダン!」と思い切り戸を叩く音が聞こえた。と同時に、
「ギュィィーーーーーン!」
と何やら甲高い機械音が家中に鳴り響いた!
99:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:10:18.67ID:rkUFluKe0
母「これ何の音なの!?こんな夜中に近所迷惑だし、ちょっとあんた様子見てきてよ!」
と無責任なことを私に言い放った。
私「知らねぇよ!こっちが聞きてぇわ!」
と先程の事もあり、内心ビビりまくっていた私だったが。
確かに凄まじく近所迷惑なくらいの爆音は現に鳴りまくっている。
この怪音の正体を勇気を振り絞り確かめに行くしかなかった。
護身用に持っていた、修学旅行の土産の木刀を握りしめ、ガクガク膝を震わせながらも一歩一歩、一階に続く階段を踏みだした。
階段の真ん中くらいについた時、我が家には丁度階段から廊下、そして茶の間を見渡せるような小窓が付いたので、恐る恐る一階の様子をそこからソーっと覗き込んだ‥
音の正体を知り、私は少しだけホッとした。
何てことはない、一階を改装している大工さんの工具で詳しくはわからないが「丸のこ」ってやつが暗闇の中スイッチのボタンを黄色く光らせながら動いていたのだ。
100:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:19:01.26ID:rkUFluKe0
おそらく日中に大工さんがスイッチを切った時に、切るボタンが甘く中途半端な位置で止まってしまい、それが何かの拍子にスイッチがオンになってしまったのだろうと半ば無理矢理思い込み、駆け足で一階に走り降り黄色く光るスイッチをオフにして丸のこを止めた。
丸のこは普通に停止した。
音が止みホッとしていた私を、再び恐怖へと引きづり戻したのは母の悲鳴だった。
先程私が覗いていた小窓から心配していた母がこっちを覗き込んで私の行動の一部始終を見ていたらしい。
母「ギャャア!〇〇後ろ後ろ!」
最も聞きたくなかったセリフだった。
私は一瞬固まり、脳裏に想像したくないバケモノの姿がよぎりながら心底振り向きたくなかったが、反射的に後ろを振り向いてしまった‥
101:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:22:01.15ID:rkUFluKe0
が‥気持ちとは裏腹にそこには何もいなかった。たが母は叫び続けている。
私「何!?何もいないじゃんか!」
と焦っていると、
母「後ろ!コ‥コンセント!見て」
嫌な予感がしたが、私は伸びるコンセントの先を目で追った。
予想通り、コンセントは抜けていた‥電源が入るはずがなかったのだ。
その途端に再び悪寒が身体中に走り、私はコケそうになりながら二階へと駆け上がった。
母も半泣きになりながら、
母「何なの?何で動いてたの!?」
と半狂乱になっていた。
私「俺が知るかよ!わけわかんねぇ!」
とかなり取り乱していたと思う。
母の部屋で母に、今まで私の身に起きた事、先程まで金縛りにあい、押入れの戸を叩く音が聞こえた事、
「開けろ」
と声が聞こえた事などを全て話した。
母の表情が一瞬曇り、
母「今すぐ押入れを開けて線香をあげなきゃ!」
と言った。
私は正直押入れを開けたくなかったが、こんな現実離れした現象が実際にこの身におきたことから。
(朝になってからでよくね?)
とは言えなかった。
恐る恐る私の部屋に戻り、押入れの前の服やゴミをすぐに片付けて押入れの戸に手をかけた。
一呼吸おいた後、ゆっくりと戸を開けた。スス~~っと戸が開いて中が見えてきた。
中を見て再び驚いた。
102:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:23:57.33ID:rkUFluKe0
そこには顔が‥‥
とはならなかったが、中がグチャグチャに散らかっていた。
線香の灰もそこら中に撒き散らしてあり、そこにあった母の父親の写真も倒れて写真立てのガラスも割れていた。
すぐに母と中を掃除して写真立ても家にあったものと交換し、線香を上げ手を合わせて心の底から謝った。
いくら仏壇を粗末にしていたとは言え。こんな事が本当におきるなんて、オカルトを信じない私は考えもしなかった。
その日を境に、押入れの怪異はなくなった。と言いたかったがそれでは終わらなかった‥
毎日線香を上げれば大丈夫だろうと思い。流石に夜は今まで通り戸を閉めて寝ていた。
しかし私はその数日後、また同じように金縛りにあい。終わったと思った油断からか仏壇の方向を向いて寝てしまっていた為、見てしまった‥
‥微かに戸が開き、そこからこちらを覗いている押入れの半分はあるであろう、無表情でありえなくらい巨大な顔を。
103:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:30:25.05ID:rkUFluKe0
長い為ここまでにしておきます。私に起きた実話です。失礼しました。
106:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:46:26.76ID:DVdEKES40
俺で統一したほうがよくないかな?。。。でも怖いよ
113:本当にあった怖い名無し 2019/01/21(月)17:15:21.94ID:uXXEp49N0
たちの悪い先祖だな
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?353
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1546870543/97-113
.
「押入れの内側から‥」
これは数年前、俺の実家がリフォームしていた時に起きた出来事です。
実体験の為、わけがわからない点、スマホのメモ帳に書いてからの文の為、読み辛い点、誤字、駄文などあると思います。話も長いですがご了承下さい。
築年数もたち、ガタがきていた実家を改装することに決まった。
四人家族ですが、親父は単身赴任、兄はすでに結婚して実家を出ていたので、ほぼ家には母と私の2人暮らし状態でした。
リフォームはまずは一階からで、その間、アパートを借りて住むことも考えましたが。
それほど生活に余裕があったわけでもない事もあり、一階を改装している間は2階で生活をして一階の改装が終り次に二階の改装中は、一階で生活することにした。
二階には二部屋あり、元から私が使っていた部屋に私が、空いていた部屋に母が生活することになった。
あらかた荷物を外の倉庫や2階に運んだが。一つだけどちらの部屋に運ぶか悩んだ物があった。
「仏壇」だ‥
正直、仏壇をこれから半年以上も自分の部屋に置いて生活するのは気が引けた‥
しかし、母の生活する部屋はせまくてとても仏壇を置く場所がなかった為、泣く泣く私の部屋に仏壇を置くことになった。
とは言え、罰当たりな事を言うようだが、やはり毎日仏壇を見ながら生活するのは気持ちの良い事ではなかったので、あまり使用してない、私の部屋の押入れにしまうことにした。
今考えるとこれがいけなかった‥
最初は私が部屋にいるときのみ、押入れの戸を閉め、それでも一応線香を上げたり手入れをして生活していたのだが、1ヶ月もたつと開け閉めが面倒になり、常に戸を締め切った状態にしてしまっていた。
さらに私は片付けが苦手で、部屋は洋服やらゴミやらで散らかり。
仏壇の入った押入れの戸の前もそれらにおおわれ、半分くらい塞がれた状態になって行った。
締め切った状態からしばらくたち、仏壇がそこにある事すら忘れかけていた頃、異変は起き始めた‥
98:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:05:08.36ID:rkUFluKe0
それは人生初の金縛りから始まった。
夜中になりなんとなく寝苦しさを感じ目が覚めた。
何事かと思い、暗い部屋を見渡して再び眠ろうとした時、急に体が動かなくなったって驚いた!本当に体が動かない‥目は開き、眼球は動かせるのだが体は全くうごかない!よく怖い話とかで聞く状態そのものだった。
私「やっべぇ、どうしよう‥」
とパニックになりかけていたその時、仏壇がある押入れの扉が「コン‥!」っと一回叩かれた音が聞こえた気がした。
私「えっ?」
って思っていたその直後、金縛りはとけて体が動いた。
夏でもないのに嫌な汗を身体中にかき、気持ち悪かったのをよく覚えている。
だがその日はそれだけで終わった為。
仕事で疲れていたのだろうと思ってすぐに再び眠りについた。
それから数日がたち、そんな出来事も忘れかけていた頃、またそれはおこった‥
夜中に目が覚め、嫌な予感が全身に走った。
今回は仏壇がある押入れの中から何やら視線を感じるのだ、幸い押入れには背を向けて寝ていた為、そちらの様子はわからない。
だが何故か得体の知れない何かがこっちをジッと見ている感覚が確かにするのだ。
嫌な汗が全身に染み出してくる‥と同時に金縛りが襲ってきた。
私「まっ、またか‥」
体が動かず必死にもがいていると、前回とは様子が明らかに違った。
押入れの中から「コン‥、コン‥」っと二回戸を叩く音が聞こえ、そして何か
「モゴ‥モゴ‥」
と誰かが囁いているような声が聞こえてきた。男なのか女なのかはわからないが
「モゴ‥モゴ」
と何かをつぶやいている。
もうこれは気のせいなんかじゃない‥
(助けて!)
と声は出せないがさらに必死にもがいた。しかし、金縛りはとけない。
「モゴ‥モゴモゴ」
と言う声が必死の抵抗の中、少しづつ何を言っているのか聞き取れるようになってきていた。
「モゴ‥モ‥ろ、‥けろ、‥あけろ」
「‥開けろ」
はっきりとそれが聞こえた瞬間戸の内側から、
「ダン!」と思い切り戸を叩く音が聞こえた。と同時に、
「ギュィィーーーーーン!」
と何やら甲高い機械音が家中に鳴り響いた!
99:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:10:18.67ID:rkUFluKe0
母「これ何の音なの!?こんな夜中に近所迷惑だし、ちょっとあんた様子見てきてよ!」
と無責任なことを私に言い放った。
私「知らねぇよ!こっちが聞きてぇわ!」
と先程の事もあり、内心ビビりまくっていた私だったが。
確かに凄まじく近所迷惑なくらいの爆音は現に鳴りまくっている。
この怪音の正体を勇気を振り絞り確かめに行くしかなかった。
護身用に持っていた、修学旅行の土産の木刀を握りしめ、ガクガク膝を震わせながらも一歩一歩、一階に続く階段を踏みだした。
階段の真ん中くらいについた時、我が家には丁度階段から廊下、そして茶の間を見渡せるような小窓が付いたので、恐る恐る一階の様子をそこからソーっと覗き込んだ‥
音の正体を知り、私は少しだけホッとした。
何てことはない、一階を改装している大工さんの工具で詳しくはわからないが「丸のこ」ってやつが暗闇の中スイッチのボタンを黄色く光らせながら動いていたのだ。
100:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:19:01.26ID:rkUFluKe0
おそらく日中に大工さんがスイッチを切った時に、切るボタンが甘く中途半端な位置で止まってしまい、それが何かの拍子にスイッチがオンになってしまったのだろうと半ば無理矢理思い込み、駆け足で一階に走り降り黄色く光るスイッチをオフにして丸のこを止めた。
丸のこは普通に停止した。
音が止みホッとしていた私を、再び恐怖へと引きづり戻したのは母の悲鳴だった。
先程私が覗いていた小窓から心配していた母がこっちを覗き込んで私の行動の一部始終を見ていたらしい。
母「ギャャア!〇〇後ろ後ろ!」
最も聞きたくなかったセリフだった。
私は一瞬固まり、脳裏に想像したくないバケモノの姿がよぎりながら心底振り向きたくなかったが、反射的に後ろを振り向いてしまった‥
101:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:22:01.15ID:rkUFluKe0
が‥気持ちとは裏腹にそこには何もいなかった。たが母は叫び続けている。
私「何!?何もいないじゃんか!」
と焦っていると、
母「後ろ!コ‥コンセント!見て」
嫌な予感がしたが、私は伸びるコンセントの先を目で追った。
予想通り、コンセントは抜けていた‥電源が入るはずがなかったのだ。
その途端に再び悪寒が身体中に走り、私はコケそうになりながら二階へと駆け上がった。
母も半泣きになりながら、
母「何なの?何で動いてたの!?」
と半狂乱になっていた。
私「俺が知るかよ!わけわかんねぇ!」
とかなり取り乱していたと思う。
母の部屋で母に、今まで私の身に起きた事、先程まで金縛りにあい、押入れの戸を叩く音が聞こえた事、
「開けろ」
と声が聞こえた事などを全て話した。
母の表情が一瞬曇り、
母「今すぐ押入れを開けて線香をあげなきゃ!」
と言った。
私は正直押入れを開けたくなかったが、こんな現実離れした現象が実際にこの身におきたことから。
(朝になってからでよくね?)
とは言えなかった。
恐る恐る私の部屋に戻り、押入れの前の服やゴミをすぐに片付けて押入れの戸に手をかけた。
一呼吸おいた後、ゆっくりと戸を開けた。スス~~っと戸が開いて中が見えてきた。
中を見て再び驚いた。
102:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:23:57.33ID:rkUFluKe0
そこには顔が‥‥
とはならなかったが、中がグチャグチャに散らかっていた。
線香の灰もそこら中に撒き散らしてあり、そこにあった母の父親の写真も倒れて写真立てのガラスも割れていた。
すぐに母と中を掃除して写真立ても家にあったものと交換し、線香を上げ手を合わせて心の底から謝った。
いくら仏壇を粗末にしていたとは言え。こんな事が本当におきるなんて、オカルトを信じない私は考えもしなかった。
その日を境に、押入れの怪異はなくなった。と言いたかったがそれでは終わらなかった‥
毎日線香を上げれば大丈夫だろうと思い。流石に夜は今まで通り戸を閉めて寝ていた。
しかし私はその数日後、また同じように金縛りにあい。終わったと思った油断からか仏壇の方向を向いて寝てしまっていた為、見てしまった‥
‥微かに戸が開き、そこからこちらを覗いている押入れの半分はあるであろう、無表情でありえなくらい巨大な顔を。
103:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:30:25.05ID:rkUFluKe0
長い為ここまでにしておきます。私に起きた実話です。失礼しました。
106:本当にあった怖い名無し 2019/01/20(日)20:46:26.76ID:DVdEKES40
俺で統一したほうがよくないかな?。。。でも怖いよ
113:本当にあった怖い名無し 2019/01/21(月)17:15:21.94ID:uXXEp49N0
たちの悪い先祖だな
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?353
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1546870543/97-113
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