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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.24 (Mon) Category : 

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本当に開けてくれるとは思わなかった。

2019.03.18 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

192:本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火)06:21:13.05ID:ZUvIsStG0
数年前に自分のアパート(二階)で体験した話

ある日、寝ていたら友人Fの呼ぶ声で目を覚ました。
寝ぼけていた俺は、自分が一人暮らしで普段から玄関のドアには必ず鍵をかける習慣があることに思い至らなかった。
おかしな話なんだが、俺を呼ぶ声は寝ている居間の引き戸の向こう、つまり台所から聞こえているようだった。

「ちょっと悪いんだけど、ここを開けてくれないか?」

親しげで気さくなFの声は、この時点では寝ぼけていた俺に危機感を持たせることは無く……

「なんなんだよ、面倒だなあ」

そんな感じの受け答えとともに俺は寝たままの姿勢で手を伸ばし、引き戸を開けてしまった。



193:本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火)06:22:34.67ID:ZUvIsStG0
その瞬間、腕だけを引き戸の方に伸ばしたまま金縛りにかかった。
この時になってようやく完全に目が覚めて、自分がおかしな行動を取っていたことに気付いたんだ。

合鍵も持ってないFがいつの間にか家の中に入ってきているというだけでも気味が悪いというのに、知らないうちに台所に居て、鍵のかかっていない引き戸を開けてほしいと頼んできているという、ちょっとありえないシチュエーション……。

木造建築っていうのは寝てると側で人が動く感触がよく伝わってくる。
だから、誰かが台所にいるっていうのは身体が動かなくてもすぐに分かった。
言いようの無い不安の中、台所からソイツがこちらに来る気配だけが伝わってきた。

Fなのか?

確認したいけど声も出ない。
身体の自由を取り戻す間もなく、侵入者は枕元のすぐ側までやってきていた。



194:本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火)06:25:49.10ID:ZUvIsStG0
カーテンから漏れてくる街灯の光のおかげで部屋は真っ暗というわけじゃなかったけど、首を動かせないこの状況では俺に見える景色といえば薄暗い部屋の天井のみといった状態だった。
そんな中、ひらりと何かが視界の端に飛び込んできた。

スカートの裾だった。
さすがに色までは分からなかったが、頭のすぐ側、プリーツ加工の折り目がついたロングスカートが揺れているのが分かった。

やはりFでは無かった!

何か得たいの知れないモノを部屋に招いてしまったのではないかという危機感に駆られ、自由の利かない身体を必死に動かそうと焦っていると……

「本当に開けてくれるとは思わなかった。ありがとう」

聞き覚えの無い、女の声がした。



195:本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火)06:27:55.40ID:ZUvIsStG0
若い、多分二十歳いってないんじゃないかと思うくらい子供っぽい、けど落ち着いた感じの声。
なんとなく、敵意のこもった感じじゃなくて少し安心したのをよく覚えている。
この直後、俺は意識を失ってしまった。

気がついた時には朝になってて、俺は風呂場の中で浴槽にもたれ掛かるように倒れていた。
普段は閉められている風呂場の窓が全開になっていて、ここに至るまでの経路にある脱衣場、居間、台所と全ての扉が開け放たれた状態になっていた。
念のために確認したが、玄関の鍵は締まったままだったし、そもそもFは俺の住む県外に住んでいてここまで来るのに車で一時間くらいかかる。
平日の夜中にこんな手の込んだイタズラをしにくるほどヤツは暇じゃない。
一応連絡を取ったが、幸いにもFには男の部屋に無断で進入する趣味は無かった。



196:本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火)06:29:56.49ID:ZUvIsStG0
気味の悪さを感じながら一つ一つ窓や扉を閉めていき、開け放たれた台所の窓に手をかけた時、一つのことに気付いた。

「そう言えば、昨晩は夕飯の支度中に開けた台所の窓を閉め忘れていたような気がする」

この日以来、俺は寝る前の戸締りを入念に確認するようになりましたとさ。

おしまい



197:本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火)19:41:22.99ID:pIH88AHP0
その後は何も起こってないのかな?悪いモノではなかったっぽいね



198:本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火)23:37:48.78ID:tyWoGQlQO
よくプリーツ加工なんて知ってるな
大概の男はスカートに詳しくないもんだが、妙な趣味をお持ちの紳士か俺女かどっちなんだろうな



199:本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火)23:55:53.07ID:ggYtxGeQi
彼女でもいれば普通にプリーツスカートとか分かるんじゃね



201:本当にあった怖い名無し:2012/10/03(水)01:17:04.98ID:f+yP/7F70
さすがにプリーツスカートくらいは知ってるだろ…?



203:本当にあった怖い名無し:2012/10/03(水)08:55:34.00ID:WEITSfSr0
プリーツ、フレア、ギャザーくらいは普通に知ってたが彼女はいない



204:192:2012/10/03(水)10:13:04.19ID:6Ue1U/YN0
普段イラスト描いてるんで、スカートの構造とかをそれなり把握してたんですよ
あと、実家が自営で縫製業をやってたので布関連に詳しいっていうのも大きいかも

ちなみにアレ以来、家で不思議なことが起こる頻度は減った気がします



引用元:実話恐怖体験談 拾八段目
https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1342236967/192-204




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見るな!!止まるな!!

2019.03.18 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

960:本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火)23:53:02ID:GsPe3f6d0
20代前半の時の話です。
職場の同僚と冬にスキーに行くことになり車2台に別れて行きました。
私は運転手を務めていて、先頭を走っていました。

山道を走行していると前方に老婆のような人影が見えてきて
(あれ?どうしたんだろ。もしかして痴呆老人!?)
とか思っていると、助手席に乗っていた同僚がいきなり
「見るな!!止まるな!!」
と私に言ってきました。

同僚のただならぬ気配を察した私は怖くなり気分を紛らわせるために
(今日の旅館は混浴!!)
と在りもしないこと必死で考えながらなんとかスキー場にたどり着くことが出来ました。
後続も無事到着し、老婆を見たかと聞いてみたが誰も
「そんな人はいない」
と口を揃えた。
あれはなんだったのか、いまでも不思議に思っている。

文才無くてスンマソ・・・



961:本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水)00:26:15ID:RxJOweA5O
>>960
たとえ混浴でも婆の霊に入られたら台無しだな…



963:本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水)01:47:59ID:JlIDEIqu0
>>960
同僚も老婆を見なかったのか?
何か見えていたから、
「見るな!!止まるな!!」
と言ったんだと思うが。



965:960:2006/07/19(水)08:07:29ID:ORAkPG0A0
>>963
その
「見るな!!止まるな!!」
と言った同僚は見えていたと思います。
「そんな人はいない」
と言った人は後続の皆です。
抜けてましたね、誤解を招くような文でスミマセン・・・

ちなみにその同僚に
「いたよなっ!」
と同意を求めたところ
「見間違いじゃね?」
と一言・・・

おかげで私の見間違いと言うことに決まりました。
多分、この話題は良くないと踏んだ同僚が気を利かせてくれたのだと思い、旅行中はその話題には触れませんでした。
帰りは何事もなく無事に帰ることが出来ました。



引用元:実話恐怖体験談 弐談目
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1149764511/960-965




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もう来んけんの

2019.03.18 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

701:◆MiracLrQak:2007/02/14(水)02:36:44ID:6AqtQ8VwO
寝れないついでに話しよーっと
昔々、私は体が弱くて高熱でよく寝込んでたとさ

私が熱出したら、家の北側にある部屋の御仏壇の前で寝かされたが一度だけ母が横でうたたねした事があった
母の体験談である



702:加藤◆MiracLrQak:2007/02/14(水)02:42:21ID:6AqtQ8VwO
母は看病疲れでウトウト
しかし完全に眠ってはいなかったらしく深夜の事、、母が何かを感じた瞬間、『バーーン!』と勝手口を開けドスンドスン!と大きな足音とともにそれはやってきた
目をつむるものの見えるらしい、顔を真近で覗き込む男



703:加藤◆MiracLrQak:2007/02/14(水)02:52:11ID:6AqtQ8VwO
声を出せないでただただ母はじッと私の横でいたそうでその男はスーッといなくなる、、
かと思えば、また『バーーン!』と勝手口から入ってきてまた『ドスンドスン』と大きな足音を立てて母の顔を覗き込んで来た

その男は
『もう来んけんの』
と言い仏壇の横のガラス戸をガラガラーッ!ビシャーン!と大きな音を立て出て行ったそうな
(母はそれが死んだ義兄だったと、、)
母は腰を抜かし歩伏前進のように隣部屋の父の所まで行き説明するも取り合ってもらえなかったとさ

戸を開ける音と歩く音は凄まじい音だったそうな
私は覚えていないが、信じてしまうのは何故かな?ハテハテ



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?157
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1170418958/701-703




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