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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.22 (Sat) Category : 

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伯母の思い出

2019.08.13 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

32:伯母の思い出 1/4:2010/11/05(金)18:39:19ID:KO1W0eJi0
以前、姉貴の落書きに憑いたタヌキの話を書いたんだが、今回は、伯母の話を思い出しながら書いてみる。
笑えないかもしれんが、勘弁してくれ。

父方の伯父夫婦は北海道に住んでる。
伯父の家は父の実家であり、俺や姉貴も何度も夏休みに遊びに行っていた。
伯父は、どこにでもいそうなハゲオヤジだが、伯母の方がかなり霊感が強い。
そんな伯母が霊感を持つきっかけとなった話である。

伯母が生まれたのは福島県の片田舎だ。
小学校、中学校への通学は、峠を越えて行かねばならなかった。
直線距離にすると1km程なのだが、山越えのために蛇行した一本道であり40分位かかる。
「3kmくらいは歩いてたんじゃないの」
と言っていた。

道路もあったのだが、山を大きく迂回しており、道幅も狭く、歩道が無かったため、交通事故防止のために峠道が通学路となっていた。
近所の子供たちと一緒に登下校し、途中で桑の実、木苺、グミ、柿なども採れてみんなで一緒に食べながら帰宅したりして、疲れるけど楽しかったという。

伯母が中学校に入学して、しばらく経ち梅雨に入る前くらいのこと。
中学校でバレー部に入った伯母は、放課後の練習ですっかり遅くなってしまった。
辺りは既に日暮れ時であり、近所の中学生は誰も残っていない。
少し心細かったが、良くある事であり、懐中電灯もカバンに入っているので、一人峠道を登りはじめた。



33:伯母の思い出 2/4:2010/11/05(金)18:40:31ID:KO1W0eJi0
しばらく歩いているうちに、何か聞こえてくる。
何だろう?虫の鳴き声かな?と、思いながら歩いていると、徐々にはっきり聞こえだした。

立ち止まって耳をすますと、
「エヘッ、エヘッ、エヘッ、エヘッ」
女の人の笑い声のようだ。
曲がった道の先の方から聞こえてくる。
伯母は、人がいることにホッとして、歩きだした。

道を歩きながら、声のしている方を見ると、道の端の切り株に、小豆色の着物を着た白髪頭の婆さんが座っている。
「エヘッ、エヘッ、エヘッ、エヘッ」
としきりに笑いながら、一生懸命手を動かしている。
どうもお手玉をしているらしい。
ポンポンといくつかのお手玉を放っている。

暗くなってきてるのに器用だなと思いながら、
「今晩は~」
と挨拶して横を通り過ぎようとした。
通りすがりに、チラッと婆さんの方を見た伯母は泣きそうになった。
お手玉じゃなく、猫の頭を放ってる。
一つの頭が目を開き
「ニャー」
と鳴いた瞬間、駆け出していた。

必死で峠道を駆け上がり、もうじき頂上というところで、前からさっきの婆さんが歩いてくる。
婆さんを見た途端に、腰が抜けて座り込んでしまった。

呆然と座り込んでいる伯母に向かって、婆さんは両手を伸ばしながら、
「今度は毬突きをしようかねえ」
どんどん近付いてくる。

「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」
伯母は、泣きながら目を瞑って頭を抱えて蹲った。



34:伯母の思い出 3/4:2010/11/05(金)18:41:37ID:KO1W0eJi0
しばらくそのままで居たが、何も起こらない。
そおっと頭を上げると、周りが明るい。
目の前に婆さんが立っている。
何かに照らされたように、表情まではっきりと見える。
憎憎しげに顔を歪めながら、何かを睨んでいて動かない。

シュッと音がしたと思うと、婆さんの右手首に黒い縄が巻きついた。
「ぐぅイフェうふぇw;。mふぃおjふじこ」
婆さんは喚きながら縄を外そうと暴れている。

また、シュッと音がして、今度は反対から左手首に黒い縄が巻きついた。
巻き付いた瞬間、婆さんは縄に引かれて磔の様な形になった。
「ぎぃぁぇえ;おえwrと:うぃいfんおふじこ」
大声で何かを喚いた。

その途端、着物の裾から炎が上がった。
ゴーッという音と共に、アッと言う間に婆さんは体中炎に包まれた。
婆さんが
「ギャー」
と叫んだ瞬間、辺りが真っ暗になり、何もかも消えてしまった。
伯母は腰が抜けていて、しばらく動けなかったそうだ。

伯母はこの体験の後、霊感が付いて色々な物が見えるようになったらしい。
変なものは見えるが、不思議と怖い思いはしなかった。



35:伯母の思い出 4/4:2010/11/05(金)18:42:36ID:KO1W0eJi0
伯母が高校生の頃、伯母の母方の祖母が亡くなり、伯母も葬儀に参列した。
かなりの名家だったらしく、坊さんも3人来ていたという。
葬儀が済んだ後、伯母は一番偉そうな坊主に呼ばれた。
坊さんはニコニコしながら話した。

「お前さんは、とても恵まれているな。お不動さんからの素晴らしい加護がある。尼さんになれとかお経を唱えろとか言うつもりはないよ。夜、お不動さんに今日一日を感謝してから寝なさい。」
と言われた。

お不動さんは不動明王って事だろう。
俺はこの話を聞いた時、不動明王の強い加護があるのに近寄ってこれる婆さんは、とんでもなく恐ろしい物だったんじゃないかなと思った。
明るい時に、少し見てみたい気もする。

※実際は婆さんも坊さんも方言だったんだが、すげえ判りづらいんで直しました。



36:本当にあった怖い名無し:2010/11/05(金)18:50:26ID:tC89sdVE0
おい普通に怖えーよ



37:本当にあった怖い名無し:2010/11/05(金)18:53:24ID:FXXFf9DG0
>>35
面白かった トン
でもひとつ言わせてもらうと、多分婆さんを退治してくれたのをきっかけにお不動産に守られるようになったんじゃないかな
それまで霊感がなかったことを考えると、そっちのほうが自然な気がする



46:本当にあった怖い名無し:2010/11/06(土)01:17:18ID:eg432q1t0
>>35
ケンシロウに殺られる前にも、フドウに邪魔されシュレンに焼かれてたのか。
あのデカイ図体の婆さんも気の毒だな。




引用元:【全米が】なんか笑える霊体験17【テラワロス】
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1288704117/32-46




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中学の頃、野球部の連中から聞いた話

2019.08.13 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

186:1/3:2007/03/24(土)02:30:02ID:NIS/0JN70
この話は某コミュニティで一回投稿したものだが、洒落怖にも投稿することにした。
まあ、暇つぶし的な感じで読んでくれ。


俺が中学の頃、野球部の連中から聞いた話だがその中に霊感の強い奴がいて色々なエピソードを持っていた。
夜10時頃そいつがグラウンドを横断して(当時は夜間のグラウンドを通るのは禁止されていた。自宅に帰途についてたんだが近道なので通っていたそうだ)で、グラウンドに面していた建物に体育館があった。
体育館の一階は部室になっていて一箇所だけ部室の扉が開いていたんだと。(以降そいつをHと呼ぶことにする)

Hが不審に思って通り間際にあいた扉に接近しながら覗いてみると部室の奥に霊が立っていたとか。
まあそんな感じで”見える奴”ってことで有名だった。
当時の野球部の連中は結束が固くプライベートでもよく一緒に遊んでいた。



187:2/3:2007/03/24(土)02:30:53ID:NIS/0JN70
ある夏休みの日にキモ試しをやろうということになった。
10人から15人ぐらい集まって(もちろんHも参加)夜11時頃から全員一緒に火葬場まで行って帰ってくる簡単なものだった。
時間になって参加者全員いることを確認してみんな一緒に固まって歩いていたそうだ。

「臭せーなあ」
「うわーwマジくせー」
参加者の中で声があがった。実は火葬場に行く途中ゴミ処理するためにゴミをストックしておく倉庫みたいなものがある。
ゴミ処理倉庫は常時扉が無く開放状態だったのでその臭いがモロにくるのだ。

野球部の連中もなんだか興ざめな感じで、中には冗談まで言うやつが出たりして、とてもキモ試しの雰囲気ではなくなったそうだ。
早く家に帰ってテレビでも見ようみたいな。
突然、「ガン、ガガン、ガガガン!!」という大きな何かぶつかるような音が鳴りひびいた。

みなその音の鳴る方向へ目を向けた・・・・・
「!!!!!」
なんとカンバンみたいなものが踊るようにゴミ処理倉庫の屋根の上を跳ね回っている。
まるで生きているかのように。
「うわーーーーー」
全員我先にスタート地点へ走っていった。

スタート地点へ戻ったがみな無言だった。
が、誰かが
「おい、Hがいねーぞ」
という言葉で再びパニック状態に・・・・・
「マジかよ!」
「あそこにHが一人でいるのかよ!?」
「もうあそこには戻りたくない・・・・・」

しかし気丈な奴が3人いて
「俺らがHを連れてくるから、待ってろ」
ということになった。
3人はビビりながらもゴミ処理倉庫へ向かった。
倉庫前についたが例のカンバンはもうすでに消えていて、ホッとしたのか3人は声を出してHを探した。
「おーいH」
「どこにいるんかー」
いない。いったいどこにいるんだ・・・・・・



188:3/3:2007/03/24(土)02:31:33ID:NIS/0JN70
倉庫付近にはいないことが判明し、奥の火葬場へ行くことになった。
いた・・・・しかし気を失って倒れている。
3人の中の2人がHの脇に体を入れ連れて行くことになった。
しかし、もう1人の奴の様子がおかしい。
ガタガタ震えていて泣いている?不審に思ったが2人ともHを運ぶのに必死でそれどころではなかった。

無事にスタート地点間で戻り、全員の人数を確認した。
Hを担いだ2人のうちの一人が様子がおかしかった奴に
「どうしたんや?」
と聞くと火葬場の前に上半身だけの男がじーっとこっちを見ていて、Hを助けるどころか自分で歩いてくのが、せい一杯だったらしい。
その後Hは家まで運ばれて2日学校には来なかった。

登校してきたHから聞いた話しによるとカンバンが跳ね回っていたときに火葬場のほうから自分を呼ぶ声が聞こえてそちらに向かったとのこと。でもその声の主がすざましい怨霊であまりの力に気を失ったとのこと。

「あんなの初めてや。もう二度とあそこへは行かん」


    了


189:本当にあった怖い名無し:2007/03/24(土)02:40:15ID:+yYSZ2eo0
その場所で死んだ人がでたのかな



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?161
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173951023/186-189




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鳥居みゆきのような真っ白のワンピース、目鼻は黒い窪みだけ。

2019.08.12 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

662:本当にあった怖い名無し:2019/08/07(水)01:29:13.13ID:9UlWcMOF0.net
初投下です。自分の体験で、個人的にめちゃ怖かった話。

10年前の真冬の話。未だに謎が多い話。
深酒をし、夜中に自転車を押しながら帰宅。
とある駅とコンビニの間を通ると、前から自転車に乗った女が来た。

その姿が異様。鳥居みゆきのような真っ白のワンピース、目鼻は黒い窪みだけ。
泥酔しているし視力も悪いので見間違いかも知れないが一人だと気味悪かったので人がいるコンビニに避難。

コンビニに入るとその女の姿が見えなくなった。オカルト大好きな後輩に電話し、すぐ来てくれることに。



663:本当にあった怖い名無し:2019/08/07(水)01:29:39.32ID:9UlWcMOF0.net
消えたと思った女だが、ガラス越しに見たら見えないだけで、扉が空いたら自転車置き場に姿が見える。
しかし、扉が閉まった状態や窓ガラス越しになると見えなくなる。

後輩が来る頃にはいなくなっていたが、夜中に呼び出して悪かったと言う気持ちでラーメンを奢ることになり、ラーメン屋へ移動した。
しばらく話して明け方には解散、帰宅。

翌朝、激痛で目を覚まし、見れば右足を中心に直径30cmほどの血だまりが出来ている。
なんと、かかとが横一文字にザックリ切り裂かれていた。

しかし、明け方には普通に帰宅し、風呂にも入った。
靴をチェックすると靴も血だらけだったので帰宅後の怪我ではない。
ただ、不思議なのが傷は明らかに靴を脱がないと切れない場所なのに靴下も靴も無傷なまま血だらけになっている。



664:本当にあった怖い名無し:2019/08/07(水)01:30:21.97ID:9UlWcMOF0.net
ラーメン屋から家までは自転車で10分、途中1度だけ信号待ちに止まっただけ。もう酔いもほぼ覚めていた。
つまり、自転車で走行中or信号待ちの間に靴と靴下を脱がせ、かかとを切り、また靴下と靴を履かせないとありえない傷。

後輩に聞いたら店では異常は無かったようで、結局のところ何も解決せず。もう記憶は少しずつ薄れているが傷はまだある。





665:本当にあった怖い名無し:2019/08/07(水)01:32:44.01ID:9UlWcMOF0.net
端的に書こうとしたが、何か下手くそな文章になっちゃった・・・伝わるかな・・・



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?355
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1561192635/662-665




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