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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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怒ってないよ幸せにおなり

2016.11.30 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

54:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/24(木)09:15:04.71ID:sruQk4AK0.net
中学生の頃、高校受験の前に友達同士で学校見学に行ったんだ。

その学校は山の上に建っていて、たどり着くまでに結構深い森の中を通っていく。
たぶん、痴漢とか変質者対策だと思うのだが、ところどころ木が斬り倒されて見晴らしだけは良くなっており、結構先にはオレンジ色に光る街頭が見えてた。

昼間だというのにあまり日の差さない道を歩いていて、ようやく半分に差し掛かったとき、オレンジに見えてる街頭まで来て、みんな
「あれ?」
となった。
煌々と光って見えていたそれは、墓だった。

周囲は明るいけど、日差しはなく、何が反射しているわけでもなかった。
一気に怖くなって、みんな夢中で森の中を走った。
だが、高校について見学している内にそんなことは忘れてしまい、帰り道で、やはり墓は光ってなかったこともあって、みんな木が抜けてほっとしてたんだ。

森を抜けて住宅街に出て、見てきた学校のことを話してたら、ほんと急に、目の前になにかがボタッって落ちてきた。
一瞬みんな、何が落ちてきたのか分からなくて、ぎょっとしながらコンクリートの上を見た。

私があと一歩踏み出してたら頭にぶつかってただろうそれは、血だった。
なんの血かなんかわからない。
ただ赤くて、少しなにかが交ざってるものが、なんの脈略もなくボタッって空から降ってきた。
それも二回も。

怖くて駅まで走ったね。
私はそこそこ霊とか見る体質なのですが、ここまであからさまなのは見たことなかったのでさすがに恐怖しました。



55:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/24(木)09:34:00.07ID:sruQk4AK0.net
これは小学生の時。
その日、両親は知人のお葬式に参加するため不在にしており、習い事に行く私を姉が送ってくれているところでした。

知人の家は私たちが通る道の近くにあり、遠くに見えたその家はひっそりとした様子だったのですが、その方がそうかの方々だったので、歩いているところからでも大人数の、それこそ何百人にも聞こえる大人の声で、お経がわーっと響いていて、あの家に一体何人の人が集まっているのだろうと子供ながらに圧巻させられながら通りすぎました。

習い事が終わると帰りは友達と、来た道を通って帰ったのですが、行きとは違ってなんの声も聞こえず、家も真っ暗。
両親も帰ってきてるのかなと思いながら家に入ると、まだ礼服を着たままの母が何やら怪訝そうにしてました。
姉が昼間聞いた大人の声を話したらしく、私にも同じことを聞くのです。

何百人にも感じる大人の声だったと言うと、母は、

「今日はみんな斎場にいたから、終日あの家には誰もいなかった」

と言いました。
私たちが聞いたあの声が、一体どこで誰が発していたのかは分かりませんが、不思議と怖くはなかったということだけが救いでした。



56:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/24(木)10:05:42.68ID:sruQk4AK0.net
これは高校生の時。
父方の祖父が、もう余命幾ばくもないと医者から言われました。

入院先で顔を会わせた祖父の辛そうな顔が忘れられず、一度見舞いに行ったきり、私は頑なに面会に行きませんでした。
祖父は私から見ても、孫のなかで私を一番可愛がってくれていたため、余計、衰弱していく姿を見るのが怖かったんだと思います。

ある夜、祖父の面倒を見ている叔父から電話があり、
「今日明日が峠だ」
と知らされました。
祖父の入院している病院は電車で2時間はかかるため、とかく父だけは死に目に間に合いたいと、急いで支度して出ていきました。

家に残った母と私たち子供は、祖父のことを思いながら、その日だけは母の元にみんな集まって、寄り添って就寝しました。
その時私が思っていたのは、なんで祖父に会いに行かなかったのかという後悔でした。
動物も飼ったことがなかったので、生き物の死を目の当たりにするのが怖く、大切なものを見落としてしまっていたことに後悔しました。

そうこう考えていたら、なかなか寝付けず、家族が寝息を立てるなかで、ひとりもぞもぞ寝返りを打っていると。

「ぎゃあああああああ!!!!」

突然、誰もいないリビングから男の大きな叫び声が聞こえました。
私はビックリして、
「えっ何?!誰!?」
と叫びました。

真夜中に、誰もいないところから男の声が聞こえれば、どんなに深く寝てたって起きるだろうと思うのですが、母も姉も、全然寝てるのです。
もう怖くて怖くて母を揺り起こしました。
母は普段眠りが浅く、人が歩く音にすら目を覚ますような人なのに、このときは数分揺り動かしても反応がなくて、ただただ私だけが恐怖の最中でした。

二人を起こして
「男の叫び声がした」
と話すと、3人でリビングを見に行けど、誰もいない。
窓も空いてない、変わったところもない。



57:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/24(木)10:11:28.05ID:sruQk4AK0.net
寝ぼけたんじゃないかと言われたが、そんなことはなかったと言いつつ、本当に何だったのかわからない。
そうこう問答をしている時、父から電話があり、祖父がつい先ほど亡くなったことを知りました。
母が私が体験した出来事について話すと、父は電話越しに泣きながら、その時のことを教えてくれたそうです。

祖父は亡くなる寸前に目をカッと見開いて、大きな叫び声で誰かに向けて言っていたようだと。
あの声は、祖父のものだったのだと私も思います。
叫んだ内容は誰も分かりませんが、あれは薄情な私に対しての祖父の怒りだったのではないかと、心底後悔をしました。

後日、お葬式がしめやかに行われました。
祖父の小さな亡骸と対面して、私はたくさん謝罪しました。
怖がって会いに行けずにごめんなさい。
もっと生前に孝行すればよかったと。

子供みたいに泣きじゃくる私に気を遣って、みんなあまり話しかけてきませんでした。

会場の端っこでひとりぼうっと佇んでいたところに、親戚と小さな女の子がトコトコっとやってきて、私にこう言いました。

「おじいちゃんがね、こっちおいでって行って、呼んだからね、◯◯が聞いてきたよ。怒ってないよ、幸せにおなりって」



58:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/24(木)10:13:51.60ID:sruQk4AK0.net
まだまだ、ありますが、あとはそこまで大きな話じゃないでとりあえず。

死ぬときに人が会いに来るって本当なんだなあと思いました。



59:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/24(木)10:50:28.48ID:9kaztDzn0.net
>>57
幸せにおなり、で号泣



60:可愛い奥様@\(^o^)/[]2016/11/24(木)11:17:52.78ID:bA7ESCjU0.net
>>57
お祖父さまはどうしても伝えたくて、子供を介したんだね
お祖父さまの奥様への優しさ溢れる遺言…泣いてしまいました



61:可愛い奥様@\(^o^)/[]2016/11/24(木)12:03:48.65ID:77jWbzpA0.net
私も最後の「怒ってないよ幸せにおなり」で号泣…

私も祖母に、小さい時にすごく可愛がってもらっていながら、思春期ぐらいから疎遠になってしまって…おばあちゃん寂しかったよね。本当ごめんね。



62:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/24(木)12:45:41.02ID:sruQk4AK0.net
みなさん、ありがとうございます

その子の親(親戚)が言うには、目を離した隙にどこかに行ってしまって探してたら、ホールの窓辺でお喋りしてるのを発見
で、てっきり葬儀場の人と話してると思ったら誰もいなくて、話してた内容を聞いたら
「おじいちゃんに会った!」
って言い張るから、どうかとは思ったけど、私のところに連れてきてくれたそうです
子供のほうがやはり霊に近いんですかね



64:可愛い奥様@\(^o^)/[]2016/11/24(木)16:53:13.31ID:bA7ESCjU0.net
>>62
霊体験が子供の頃に多いのは純粋だからだと聞いたことがあります
情報や思考が増えていくと共に見えなくなる事が大半だとか

私は大人になってから1年だけやたらと体験をしました
当時、毎日の様に行動を共にしていた友人に強い霊感があり波長が合った為に見えるようになっていた様です…



66:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/24(木)17:07:08.73ID:Y/aTcwWC0.net
私も弟も祖父母の家のとある一角がいつもこわかったな



67:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/25(金)18:07:19.35ID:Xe3ZAMW50.net
無くなる時に玄関や枕元に現れてお辞儀をしていった、というのはご近所や親戚でも聞いたことあるな。
しかし、
「ぎゃあああああああ!!!!」
って。
子供脅かすなんてたち悪いな、おじいちゃんw



68:可愛い奥様@\(^o^)/[sage]2016/11/25(金)21:44:43.10ID:YC4+Z+lE0.net
>>67
寂しかったんだねお祖父様



 

引用元:不思議な体験や霊感のある奥様
http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1479942239/54-68




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司馬遼太郎は「私は魑魅魍魎談を好まないが、この話は信じたい」と記している。

2016.11.26 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

156:⑦⑦⑦:2016/11/13(Sun)22:35:00
日本軍がキスカ島から撤退するとき、無人のはずの島から万歳三唱が聞こえてきた。
ちなみに、この兵士たちはキスカ島から撤退する際、なぜか急に濃霧になったり等幸運が続いたおかげで無事に撤退できた。

キスカ撤退のとき、記録ではすぐそこまでアメリカ艦隊が接近していた。
しかしアメリカ艦隊は、レーダーに反応した”敵艦隊”に砲撃するのに夢中で日本軍を逃してしまった。

だが、実際にはレーダーに写った日本軍の艦隊などは存在しなかった。
これはアメリカ軍の公式文書にも載ってる話である。
キスカ島からの撤退が成功して、アッツ島沖を通り過ぎる際に、誰もいるはずの無い(全滅済)アッツ島から「万歳」という声がこだました。

これは司馬遼太郎の「街道を行く」に記されている。司馬遼太郎は「私は魑魅魍魎談を好まないが、この話は信じたい」と記している。



157:⑦⑦⑦:2016/11/13(Sun)22:38:00
アッツ島の状況

当時、アッツには守備隊の将兵約2600人、キスカには約6000人がいた。

米軍は当初キスカ攻略を予定していたが、充分な兵力を回す余裕がなく、日本軍の守備兵力が少ないと思われるアッツ攻略に変更された。

昭和18年5月12日、米軍作戦部隊11000人は上陸を開始した。

アッツの山崎守備隊長はいずれ増援があるだろうと努めて持久戦を展開、兵力の温存を図った。

しかし、大本営は日米の海、航空戦力の差が有りすぎることからアッツ、キスカよりの撤収を決定した。

これを受けた樋口北方軍司令官は山崎守備隊長に「最後に至らば潔く玉砕し皇国軍人精神の精華を発揮する覚悟あらんことを望む」の玉砕命令を打電した。

もう兵力の温存を図る必要はない。
その後は死に場所を求めるような積極果敢、無謀な作戦が徹底され、戦闘は壮絶を極めた。

5月30日零時過ぎ、後藤平付近にて最後の総攻撃をかけて守備隊は玉砕した。

天皇陛下は杉山参謀総長がアッツ守備隊の玉砕を上奏した時
「最後までよくやった。そのことを(守備隊に)伝えよ」
と言われ、杉山が無線機はすでに破壊されていると答えると、
「それでもよいから電波を出してやれ」
とおっしゃられたという。


〜出典:別冊歴史読本「玉砕戦」



158:⑦⑦⑦:2016/11/13(Sun)22:44:11
キスカ島の状況

アッツ島を奪回した米軍はその余勢をかって、天候の比較的静穏な8月中旬、キスカ島を一挙に奪回する計画だった。

去る2月、南のガダルカナル島に取り残された、餓死寸前の日本軍15000人の完全撤退を許してしまった戦訓から米軍はキスカ島周辺にアリの這い出る隙もない監視網を張っていた。

7月26日、カタリナ哨戒機が北進する7隻の日本艦隊を発見したが霧のため触接(発見した敵に張り付いてその動きを探る)することができなかった。
しかしキンケイド提督は戦艦2を含む支援部隊に出撃を命じた。

7月27日の夜、支援部隊主力がキスカ島南方に到着すると、珍しく霧が晴れていた。
翌朝の航空索敵により再び日本艦隊を捕捉、攻撃を決意した。

米軍に捕捉されたことは全く知らず日本艦隊は7月29日の撤退を目標にキスカに接近中であった。

28日午前零時7分、戦艦ミシシッピーのレーダーが怪しい艦影を捉えた。ついで戦艦アイダホ、重巡ポートランドらのレーダーも同じ艦影を捕捉した。

午前零時13分米艦隊はレーダー射撃を開始、駆逐艦は雷撃を加えた。

零時45分レーダーの映像が消滅したので、キンケイド提督は日本艦隊を撃沈したと判断、攻撃を止め、付近を捜索したが日本軍の物と思われる浮遊物は何も発見できずどす黒い北海の海がうねっているのみであった。

その頃日本艦隊ははるか北方のキスカ北西を北上中であった。

この戦闘における米艦隊の発射弾数は14インチ砲弾518発、中口径弾487発と記録されている。

米軍の後の調査によると、その時レーダーに映ったものは100マイルも北方のアムケトカ島の反対波であった。とされている。

この「幽霊艦隊」と戦闘した米艦隊は補給の為に後退せざるをえなくなり、キスカより南下した。

ちょうどその時刻、木村少将率いる日本艦隊はキスカ湾に侵入。守備隊全員の撤収を完了し、北千島に向け反転しつつあった。

8月16日、日本守備隊の完全撤退を夢にも知らない米軍は、無人のキスカ島に猛砲撃を加えた後、35000人の将兵を上陸させた。
ところが行けども行けども日本兵は見当たらず、旧日本軍司令部の跡では二匹のカラフト犬が尻尾を振って出迎えたという。


〜出典:丸エキストラ版第57集「世界の決戦場」


(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
 




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それじゃこれからも頑張ってね、まっくん

2016.11.18 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

903:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/10/01(土)06:32:01.90ID:6y9g9EhS0
ある年の師走、身内の忘年会で酒かっ喰らってやんややんやと盛り上がってた。
自分より一寸歳上の女の人がいて世間話したり楽しく面白話したりしてた。

ほどなくお開きの時間が近づいて、その女の人が
「それじゃこれからも頑張ってね、まっくん」
と言って席を立った。(まっくんは身内の間だけの俺の愛称)

宴の終わりとともに急速に酔いがさめて俺も正気に戻った。
そして今話していた女の人に全然心覚えがないことに気づいた。
忘年会の最初からそんな女の人いなかったし、まわりに聞いてもそんな人いなかったという。

当たり前だよ、ほんと身内の四、五人だけの忘年会なんだから。
その女の人を思いだそうとすると、服装は覚えてるけど、何故か顔だけモザイク掛かってるんだよなw

昔母親に聞いてたけど、俺が産まれる前に死産した女の子が一人いるらしい。
生きてりゃ俺の姉になるわけだが。忘年会で喋ってたの、俺の姉ちゃんだとの変な確信がある。


 

引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part99
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1467343230/903





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