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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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そこは、なんの変哲もない日記サイトだった。

2017.01.21 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

338名前:⑦⑦⑦ 2017/01/15(Sun)20:16:48
そこは、なんの変哲もない日記サイトだった。
ただ、インフルエンザらしき高熱で苦しいと書いてあった。

一人暮らしで苦しんだ経験があるので、ぼくも辛さはよく分かる。
だけどもちろん何もしてやれない。

数日後にふと思い出してそこを訪れてみた。
どうやら死んだみたいだ。
なんて書いてある。
葬式も火葬も済んで、親が泣いてるのをぼんやりみてたとか、部屋は今まで通り残されているとか。

そういうサイトだったのか?
と思って過去ログを読んでみたが、それまでは普通の日常を並べてるだけだった。
今時珍しいくらい家族で仲がいい、幸せそうな若者だった。

この日から突然こんな事を言いだしている。
本人も困惑しているらしい。
自分の置かれている状況がよく分からずに。
どうやってサイトを更新しているのか、などの詳細は書かれていなかった。

だから、これも当然冗談なんだろう。と思っていた。
もともと確かめる術はない。
誰が管理人なのか、知らないのだから。

サイトの更新は続いていた。
彼の存在には周りの人間は気づいていない。
だから、普段は見えなかった本音が聞けたと。
いつもは仲の悪かった妹が、自分の死で泣いてふさぎ込んでることに心を痛めていた。

妹だけではなかった。
両親とも、彼の死後に元気を取り戻すこともなく、会話も無く家中が暗く落ち込んでいるらしい。
妹は学校をさぼるようになり、親もとがめない。
両親は沈痛な顔で会話も少なく過ごしていると。
見ていて楽しい内容ではないが、この後どうなるのか気になって、サイトをちょくちょく覗く日が続いた。

そして2週間ほどたったある夜。
突然切迫した内容が書かれていた。
両親と妹が自殺しようとしている。
ガムテープや練炭を購入して。
自宅のガレージでやろうとしてるから、誰か止めて欲しいと。

そして、自宅の住所と電話番号が書いてあった。
その内容が書かれた時刻は、ほんの10分前だった。



339名前:⑦⑦⑦ 2017/01/15(Sun)20:20:44
本当なのかこれは。
とても迷ったが、試しに自宅の電話番号にかけてみた。
が、つながらない。
話し中のツーツー音が聞こえていた。

さらにずいぶん迷ったが、110番にかけることにした。
もしもこれがいたずらでも、こちらが怒られることはないだろう。

110番はすぐに出た。
ネットで見た内容を伝えた。
ガレージで自殺しようとしている家族がいると。
それだけで、電話の相手は了解してくれた。

「●●県××市の件ですね?」

同様の電話が多数寄せられているらしかった。

サイトを開いてみると、警察が来て家族をすぐ発見して保護してくれたと書いてあった。
信じて動いてくれた人たち、ありがとう。
そう書いてあった。

その後、サイトが更新されることはなかった。

2ヶ月くらい経った頃、ある出版社から電話が来た。
あのとき110番した人ですよね?と。当時サイトにアクセスして110番した人に話を聞いて回っているらしい。
そういう情報が伝わってしまうものなんだなと妙に感心した。
電話でいろいろ質問に答えた後、こちらから逆に聞いてみた。

「その後、あの家族はどうなりましたか?」

彼の死後も更新されていたあのサイトを、事件後に家族は初めて見たらしい。
いろいろ思うことがあったんだろう。
今ではしっかり立ち直って生活を送っているとのことだった。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)


 




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みほちゃん

2017.01.09 (Mon) Category : 誰も信じない人へ

308:⑦⑦⑦:2017/01/02(Mon)22:09:33
看護学生の頃、友達と遊びに行った先で交通事故を目撃しました。
勉強中の身ではあったのですが、救急隊員が駆け付けるまでの間、友人の手も借りながら車に撥ねられた女の子の応急処置をしました。

やがて救急車が到着し、女の子は一人だったので私達も一緒に救急車に乗り込み病院へ。
しかし女の子は病院へ向う途中、出血多量(その後、内臓破裂も判明)で救急車の車内で亡くなりました。

私はショックで看護師になるのを躊躇いました。
しかしあの場に居合わせた友達や、看護学校の友達や講師の励ましに背中を押され、私は無事に学校を卒業。看護師の資格も取得しました。

看護師一年目で配属されたのは外科病棟でした。
覚え切れないほどの病名や専門用語、毎日のように訪れる患者さんの死、先輩看護師や医師からの虐めや暴言。
精神的にきつくなってきたある日、夜勤明けに病院の屋上で景色を眺めていました。

暫し景色を楽しみ、後ろを振り返って金網に寄り掛かると、見覚えのある顔が…。
看護学生時代に助けた、あの女の子でした。

事故当時は衣服や顔も血だらけでしたが、救急車の車内で顔の血は拭き取ったので、顔は忘れませんでした。
名前もその時に聞いてあります。
みほちゃんという子でした。
みほちゃんはあの時の服のまま(血は付いていません)、ただただ微笑んでいました。
私が
「みほちゃん」
と声を掛けると、消えてしまいました。



309:⑦⑦⑦:2017/01/02(Mon)22:11:57
それからと言うもの、みほちゃんは病院のあらゆる場所に現れました。
病棟の廊下、ナースステーションの前、病室や職員用食堂の窓際。
いずれも微笑んですぐに消えるだけ。
共通していたのが、私が精神的(または肉体的)にしんどい時や、重病患者さんの治療やケアで腕を試されるような時でした。

それから数年後、私は主任を任されるほどになりました。
主任として初めて出勤する朝、少し早めに私服で更衣室に入ると、私のロッカーの前にみほちゃんが立っていました。

私が近付くと、みほちゃんは笑顔でこう言いました。

「みほを助けてくれて、ありがとう。
みほね、あの時、お姉ちゃんの声、死ぬまでずっと聞こえていたんだよ。
『大丈夫だよ』『あともうちょっとで病院だからね』
処置しながらずっと言ってくれたよね」

私は当時を思い出して泣きました。

「ほら、お姉ちゃん。時間だよ?
苦しんでる人が、お姉ちゃんを待っているよ。
お姉ちゃんのこと心配で傍にいたんだけど、もう、みほも行かなきゃ。
お姉ちゃん、ううん、看護師さん。
ありがとう、そしておめでとう」

そう言うと、みほちゃんは微笑みながら消えました。
それ以来、一切姿は見かけなくなりました。

私は現在、小児科病棟に配属され、師長として頑張っています。
みほちゃんのことは一生忘れません。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました。難しい言葉知ってるね、みほちゃん)

 




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三匹も連れて大変だね

2017.01.03 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

672:可愛い奥様:2008/07/25(金)19:36:55ID:7xmV88wb0
夜中に犬を散歩させていたら。
お婆さんが知り合いの家を探していたので、住所を頼りに一緒に探してあげた。
お婆さん「三匹も連れて大変だね」
私「毎日のことだから慣れてますよ」
お婆さん「あら、この子は片目が悪いんだね、可哀相に」
私「・・・」
道は分からず、お婆さんを警察に連れて行った。

惚けたお婆さんだったのかなと思ったけど(夜中12時だったし)
私の連れていた犬は、以前は3匹で、先月死んだ1匹は片目が悪かった。
お婆さんには見えたんだろうと思ってる。
ずっと一緒に散歩してるんだね。



675:可愛い奥様:2008/07/25(金)20:14:40ID:T4oll3hH0
>>672
・゚・(つД`)・゚・



 

引用元:【幽霊】もう夏だし、恐怖体験【物の怪】
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/ms/1211099840/672-675




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