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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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母の遺影

2017.03.04 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

568:566[sage]:04/11/1913:16:35ID:gTJ4kA1a
そのおじさん(Aさん)に古くからの友人(Bさん:仮にマサアキとしる)がおりました。
AさんBさん共に40半ばくらい。
私もBさんは何度か見かけた事が御座いまして、普通のカメラ好きな普通のおじさんでした。

Aさんは早くから結婚しておりましたが、Bさんは40半ばにして独り身にして親と同居。
家は古めの一軒家(2階建て)。
(Bさんの父親の話は聞いた事がなく体験談にも出てこなかったので居ないのだと思われます。)

で、Bさんは特に結婚相手を捜すでもなく、普段から高価な一眼レフカメラを数台ぶら下げてふらりふらりと写真を撮って楽しんでいたようで、そんな息子を母親はいつも心配していたそうです。

ある日、Bさんの母親が亡くなったとの事。
Bさんは親戚も少なく独り身。色々大変だろうと思いAさんは職場を休みお通夜やらなにやら色々手伝おうと思い泊まり込みで出かけていきました。

そんなある夜の事。

その日やるべき事を色々とすませ午前1時頃二人とも就寝したそうです。
外は少々強い風が吹いておりまして、布団に入ってもガタガタガタガタと雨戸がうるさく、AさんもBさんもなかなか寝付けなかったようです。



569:566[sage]:04/11/1913:17:37ID:gTJ4kA1a
そして…。
Aさんはふと人の声のようなものを聞いたような気がしたそうです。
しかし外は強い風。
「すきま風だろう…。」
また少しすると人の声らしき音が。
「うるさいな…」
…また音が…。

Bさんに聞くと、彼も同じ音を聞いてました。
二人とも気のせいだと思い…また寝ると…

『……キ……』
『…ァ……』

と。
ガクガクブルブル。
それを何回か繰り返しているうちに二人とも玄関か雨戸かが締まっていないのだろうと結論付け、階下に降りて見回る事を決意したようです。

疲れて重い体に鞭打って、眠い目をこすりつつヨタヨタと二人で階段にさしかかったとき、電気の消えた真っ暗な1階の方から・・・

『……マ……キ……』
『……』
『…マ……サ………キ…』

そして今度はハッキリと聞き取れるくらいの”母親”の声で

『…マ…サ……ア…キ……や…』

と聞こえたそうです。



570:566[sage]:04/11/1913:18:32ID:gTJ4kA1a
二人とも飛び上がって驚き腰抜かし顔見合わせ、こりゃただごとじゃない!と、ビビリながらも階下に降りていったのですが、これといって不思議な影なども見あたらず、玄関・雨戸もしっかりと施錠されていたそうです。
AさんもBさんも、疲れているからそんな声が聞こえたんだろうな…と話し合い、遺影が置いてある部屋に入って初めて気がついたそうです。
ほほえんでいた母親の遺影が泣き顔に変わっていた事を。

それは誰がみても
「あぁ、お母さん泣いているね…」
と言うくらいハッキリと泣き顔になっていたそうです。
その体験以降のAさんの顔の青さといったら尋常じゃありませんでした。

その後私はAさんに
『お前もしっかりしないと母さん泣くぞ!』
って説教されました。


まじっすか。


571名前:本当にあった怖い名無し投稿日:04/11/1917:31:45ID:0DJox1Lr
(-∀-)まじっす



573名前:本当にあった怖い名無し投稿日:04/11/1921:40:03ID:M/Oag8hS
>>570
うわ!昔立ち読みで読んだ怖い話しを思い出した!

大声を出すやかましい母親に育てられた娘が自立して家から逃げようというストーリーで、読んでいるうちは怖い話しだとは思わなかったのよ。

結婚して実家を離れ、男の子が生まれた。
母親は寿命で無くなり、その煩わしさは消えたんだけど子供が大声で日常がうるさく、かなりまいっている。
タンスの上に一枚だけ母の写真を置いているのだけど、口を閉じている顔。
ところが子育てに疲れたとき、ふと写真を見ていると大口を開けて笑っている写真になってるの。

その話の後に、異様に帽子を集める男の子のマンガがあった。
作者も題名も想い出せん。少女マンガだった。



574名前:本当にあった怖い名無し投稿日:04/11/1923:23:25ID:gvct93jr
>>573
三原順(故人)の作品だ。
「あと一押しで、私はおかしくなれる」って奴ね。果てしなく迷惑な善意の押し付け。
確かその単行本には大金持ちと結婚した女があの手この手でその富豪の娘を殺そうとする短編も収録されていたと思う。

この作者のマンガをまとめて読めばほぼ確実に逝けるぞ。



 

引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part23
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/7672/enigma/part23.html/568-574




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コワモテ様

2017.03.01 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

369:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/14(火)16:46:02.47ID:Y/t/dTcd0.net
それはだいたい10年以上前、ちょうど自分達が小学3年の時の話だ

当時、俺のいた学校ではこっくりさんや口裂け女などのオカルト話が大流行していた
そうするとその場で新たに怖い話を作る奴が当然出てくる

俺もその一人で、友達二人と共に俺たちは邪神を作ろうと計画した
それは
「邪神を作った〇〇スゲー!」
みたいにクラスの人気者になりたいが為に立てた浅はかなもので、出来た邪神(笑)も空き地に落ちていた割れたボールや洗濯バサミなどの廃材を組み合わせただけというものだった

子供目に見ても邪神というにはお粗末なそれを少しでもそれっぽく見せる為、俺たちは学校の裏山にプラスチックの箱で祠を作り、パンの耳や蜜柑を供物として捧げた
供物はタマネギの皮だった時もあった

そして邪神()完成から数日後。神霊について調べた友人が依代と名前を決めようと言い出した
邪神様と呼ぶのに飽きていた俺たちはそれに賛成し、邪神の名をコワモテ様とした
ちなみに名前の由来は某RPGのカカシに何となく似ていたからで、依代も下らない計画同様朽ちかけの木の板に墨で乱雑にコワモテ様と書いたものだった

邪神がコワモテ様へと転生し半月が経とうとしていた夏の終わり、それは起きた
学校帰りに供物のパンと蜜柑の皮を捧げた俺たちは、大物が釣れると噂の防波堤に釣りに行こうと計画した



370:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/14(火)16:48:23.34ID:Y/t/dTcd0.net
学校帰りに供物のパンと蜜柑の皮を捧げた俺たちは、大物が釣れると噂の防波堤に釣りに行こうと計画した
餌も買い、竿も親から借り、天気は晴れ
さぁ休日よ来い!と勇み当日、俺は何の前触れもなく高熱に襲われた

当然釣りに行けるはずもなく、翌日に友達に来れなかったことを電話で謝罪したら、友達も高熱に襲われていたらしい
奇妙な偶然もあるもんだよなーって電話で話してたら、その日の夕食
親から防波堤で死体が見つかったと知らせられた。
自殺か他殺かは分からないがとにかく酷い有様だったらしい

「もしあそこで高熱に襲われなかったら・・・」
という薄ら寒いものを感じながら休日を過ごし、少し引きずったまま学校に行ったその帰り道
「供物を捧げなかったからコワモテ様怒ってるかな?」
とか話しながら友達と祠へ行くとコワモテ様はいなくなっていた。
いや、コワモテ様を構成していた廃材は近くに散らばってたんだ
ただ、依代の朽木がそのままなくなっていた。

コワモテ様が死んだと思った俺たちは穴を掘ってそこにコワモテ様と祠を埋め、上に石を乗せて墓を作った。
元々依代は朽ちかけだったので単に崩れただけかもしれないが、今でも俺はコワモテ様が助けてくれたと信じている



371:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/14(火)16:49:47.40ID:Y/t/dTcd0.net
以上で終わり
特に後日談もない

読んでくれた人はありがとう



372:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/14(火)17:13:52.79ID:gdIEaReT0.net
遊び半分とはいえある程度形式に則って祀ってたから、何がしかの存在が入り込んでいたのかな?
邪神呼ばわりで来る方もどうかと思うがw



374:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/14(火)19:55:00.61ID:9fT8MaOD0.net
>>372
今ではよく厄介なのが入り込まなかったなって思うw

 

引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part101
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1484901135/369-374




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送り出す先生

2017.02.28 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

338本当にあった怖い名無しsageNew!2006/06/20(火)11:43:27ID:FvHJkn59O
小学生の時の話
三・四年生くらいだったかな。担任の先生(男)が、今でいう体罰教師ってやつだった。
男女かまわず殴られた。

大嫌いな教師の一人だった。
だけど、時々してくれる恐い話が面白かった。

先生は、いつも話の最後に、
「俺は霊がみえるんだ」
というのが恒例だった。

ある日、俺は夕方近くまで学校にいた。下校時刻の放送が流れたんで、あわてて帰り支度をして誰もいない、夕方の廊下を歩いていた。
すると正面の曲がり角からボソボソ人の声がした。

なんとなく担任だって分かったんで、俺は非常口の陰に隠れてやりすごすことにした。
(その日、怒られたばっかりだったから。気まずかった)
先生の声が近くに聞こえる。
すごく優しい声だったから驚いた。
なんとなくだけど(帰りなさい)とか(一人でいけるか)とかいっとていた。

陰からみると先生以外だれもいない。
先生は、一人で話していた。
先生は、理科室のドアをあけると、手で誰かを招くような、背中を押すような仕草をしたあと、一人で理科室に入っていった。
俺は恐くて上履きのまんま非常口から出て、そのまんま家に帰った。

もう十年以上前の話。
先生は【見える】人だったのかなぁ。


 

引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?133
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1150442665/338




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