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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.18 (Tue) Category : 

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家へのお別れ

2007.11.25 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

僕が中1になった春に、大好きだったお爺ちゃんが肺癌で亡くなりました。
62でした。僕は孫の中では一番年上だったので、一番お爺ちゃんに可愛がられていました。今でもすごく守ってもらっています。

さて、お爺ちゃんの七回忌も終わった初夏、お爺ちゃんが建てた家を、その息子である伯父さんが建て直すことになりました。いよいよ明日は解体業者が入るという晩のことでした。仏壇の前に寝ていたお婆ちゃんは、外に気配を感じました。が、「あ~お爺ちゃんが来てるなぁ」と思って、安心して寝てしまったらしいです。そして早朝。雨戸を開けてみると、その仏壇から真っ正面に当たる部分の縁側が、じっとりと濡れていたのです。人の背丈くらいの長さで、じっとりと。あまりそういうことを信じない伯父は、
「犬でも入り込んでシッコしてったんだよ」
と言いましたが、なんの匂いもない。何にもまして不思議だったのは、その濡れっぷりでした。太い材木を組み合わせて作っている縁側の、その太い材木の中心近くまで、水分が浸透していたのです。お爺ちゃんが家にお別れを言いに来たんだと思いました。
お爺ちゃんはよくその縁側に座って、将棋をうっていましたから。 







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2007.11.25 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

大好きだった祖母の新盆。墓参りにいったら、墓石にきれいな白い蝶がとまっていた。私達家族が帰る時に車のところまでひらひらと飛んで付いてきた。私達が車に乗り込むと、またお墓の方に戻って行った。
その年の暮れ、もう雪も降ろうかという頃、私は仕事で悩んでいて、夜の8時に10階の社員食堂で夕飯の後、ぼんやり外を見下ろしていた。
その時、大きなはめ込み窓の外に蝶が飛んで来た。そして、風であおられながらも、私の顔の前辺りを離れまいとするかのように飛んでいた。
こんな季節に蝶がいるのか。蝶はこんな高い所まで飛べるものなのか。
不思議だった。その蝶は暫くしてゆっくり風にあおられるように窓から離れていった。お墓にいたのと同じようなきれいな白い蝶だった。







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おばあちゃんの「夢」

2007.11.24 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

これは私が知人から聞いた話です。
彼がある老人ホームを慰問したとき、そのホームに痴呆症(といわれている)の女性が入所していました。そのおばあちゃんは消灯後みんなが寝静まってから、ぶつぶつ独り言を言うので周囲から嫌がられ、度々注意を受けていたようです。
たまたま知人は、そのおばあちゃんの目がキラキラしているので、ふと彼女の話しを聞いてみたくなりました。
すると、痴呆症と思われていた人が、すらすらを話しを始めました。
なんでも、彼女はご主人と死に別れてその施設に入所されたそうです。それからというもの、夜な夜な亡くなったご主人がそのホームを訪れ、話しをしに来てくれるようになったそうです。
しかも、そのご主人は亡くなってからというもの、なんと、海外旅行を楽しむようになり、その旅行の話しを聞かせにホームに現れるとのことでした。
ヨーロッパへいったり、アメリカへ行ったりそのつどその旅行がどんなに素晴らしかったかを報告されるそうです。
しかも、生前と何ら変わらぬご主人が……
でも、他の誰にも姿も見えなければ声が聞こえるわけではありません。「こんなこと、誰にも話せませんよねえ。」とおだやかに苦笑されたそうです。
私の知人は、この彼女の「話し」を疑うことができなかったそうです。
さて、私はこの知人の「話し」を疑うことは簡単です。
でも、たとえ知人の「夢」だとしてもおばあちゃんの「夢」だとしても私は事実であると信じます。それが人と人との縁(えにし)にたいする私の「夢」だからです。







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