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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.18 (Tue) Category : 

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妹の思い

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

私の話を聞いて下さい。

四ヶ月前妹を病気で亡くしました。
八つ年下であんまり共通の話題もなく、また元の性格が人を茶化してばかりの揚げ足取りな私は決して良い姉ではなかったと思います。
妹が倒れた時、私はたまたま旅行に出ていました。
明け方本人から電話が入り、異常に興奮したその様子に不安を覚え予定を切り上げて帰ってきた時には、妹はもう元の妹ではありませんでした。
理知的で常識人だった筈の彼女の脳にウィルスが侵入し、妹はもう妹ではありませんでした。大声で笑い叫び、隣の病室の人に怒鳴られたりして世話をする私も母も段々疲れ、お互い言葉にはしなかったけど気持ちのどこかでもうもしかしたらこの子長くないかもしれないと思い始めていました。
そして想像通り、たった一ヶ月少しの闘病の後、彼女は亡くなりました。
12月のよく晴れた朝でした。

両親の方が随分参ってしまったので、私は自分がダメになってはいけないと思い、通夜の時も葬儀の時も冗談など言いながら働いていました。妹は私をやっぱり冷たい姉だと思っているだろうなと思いながら。
やがて3週間ほど過ぎ、クリスマスの頃になるとようやく家族も少し落ち着いて来ました(元々の覚悟もどこかにあったので)。
そしてイブの夜、夕食を作っているとポケットの中で携帯が鳴りました。
その日は朝から私の妹が亡くなったことを知らない知人からクリスマスメールが何回か入っていたので、そうかなと思って携帯を取り出すとやはりメールの着信でしたが知らない番号だったので開いてみるとやはり内容は「メリークリスマス~」という感じでした。
火を使っていたので、特に詳しく読まず保存してまたポケットに戻しました。

そして夕食が終わって携帯を出してみると、そこには何のメッセージもないのです。使い慣れた携帯なのに、メールの保存ミスなんてしたことないのに。
嘘ではないです。もしかしたら携帯の調子が悪かったのかもしれないです。
でも、斜め読みしたメールの中に何度も「love!love!」と書いてあったのがどうしても忘れられません。
実は妹は様子のおかしくなる前の晩、私に手紙を書いてくれていました。
すでにウィルスが入っていたので、破ったカレンダーの裏にマジックで書き散らしたその手紙は字も内容もめちゃくちゃで、でも何回も
「お姉ちゃんが大好き、早く帰って」
と書いてありました。
母に聞いたら何日間かずっと具合が悪かった間留守の私のベッドで寝ていたそうです。
本当に、どうしてもっと優しくしなかったのか、いろんな話をしなかったのか、後悔ばかりしています。
ここを見ている方、親だけじゃない、身近な人みんないつ居なくなるか分からないです。大切に愛して下さい。

ばかな姉の戯言でした。
長くてごめんなさい。







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間違えた?

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

しばらくぶりに帰省して、幼なじみの友人の家に泊まりに行った時の出来事です。

久しぶりだったこともあって、明け方近くまで話し込んでいました。
そろそろ寝ようという事になって、私の布団は、友人の隣の部屋の、当時仕事で家を空けていた、その子のお兄さんの部屋に敷いてもらいました。
じゃおやすみー、と布団に入ったものの、なかなか寝付けません。

ところでこのお家では、つい3日程前に10数年飼っていた犬が死んでしまったばかりだったんです。
もういい時間だというのに、寝返りを繰り返していた私の布団の周りを、何かが回っているような感覚に襲われました。あ、と思った途端、足元から金縛りになって、胸の上に重みを感じました。
薄目を開けてみると、死んでしまった犬が横向いて私の胸の上に
乗ってるんです。
人間の霊だったら怖いけど、犬の、しかも私も小さい頃から知ってる友人ちの犬でしたから、
「ああ、なんだ●●か…」
と思った位なんですが。
そう思った瞬間にすーっと金縛りも解け、姿も消えました。

翌日、昼食を頂いているときに友人のお母さんに話すと、
「●●はお兄ちゃんが大好きだったから。あなたが部屋にいたのをお兄ちゃんと間違えて出て来ちゃったんじゃない?」
とのことでした。
お母さんは笑っていましたが、友人は隣で顔を引きつらせていました(笑)
私はさほど怖くはなかったので良いのですが、もしも私に姿を見せたのが、「最後の神通力」というようなものだったら申し訳ない、と思ってます。







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1本だけの花

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

おっと良い話なら俺の人生最大の衝撃を受けた話を聞いてくれ!
俺と同じ年に生まれた犬がいたんだ。家で飼われていっしょに成長してきた。
そして17年目、犬の寿命が徐々に迫ってきていた。そんな時
学校にいる俺にメッセージが入ってきて(ポケベル)、犬が死んだとの連絡が入ってきた。悲しいなと思いつつも、その犬は家でずっと横になって食事もできない状態までいってたから、そろそろかなとは思っていたけど、いきなりだからびっくりした。
親の話曰く、家に帰ってきたら犬が目から涙流しながら一人寂しく生きを引き取っていそうだ・・・それで犬の葬儀屋に電話して、いくらかかるか聞くとなんか事務的にあれとこれで○○円です。とか言われて、なんか犬が生物として見られてないなぁと思って、自分で埋葬することにしたそうな。
車に犬を積んで山奥に行って、ダムの近くに穴ほって手厚く埋葬したんだって。
(余談:警察の話によると、勝手にうめちゃだめなんだってさ)
その夜は、なぜか肉料理だったのを覚えている・・・意味不明ってことで。
ここまでは、普通に悲しい話だったんだけど。ここからが感動した。

犬が死んでしばらくして、親が久しぶりに墓参りに行った。
車で現場に着くと、墓の所がキラキラ輝いているではありませんか!
何事かと思った親は、近くに行き墓の前まで近寄るとなんと!
今までに見たこともないような、綺麗な淡い色というか、オレンジともいうような、紫ともいうような花が一本だけ咲いていたんだって。
暗い山道に一本だけ咲くその綺麗な花はあたりを照らしていたんだってさ。
最後に、死に際にそばにいれなくてごめんよ。そして17年間いっしょに育ってよかった!







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