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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.29 (Fri) Category : 

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止めてくれた

2007.12.02 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

小学生のとき近所に俺の3つ下の知恵遅れっぽい子がすんでました。 
同じ小学校に通ってたんだけど、その子やっぱりいじめられてました。 
というかまるで人間扱いされてなかった。 
授業中に大便もらしたり、着てる服いつも汚くって、身体検査のときパンツが汚物まみれだったって話も聞いたことあった。 
まぁ、いじめられるの分る気がするけど、それにしても、こずかれるのはもちろんトイレで水かけられたり、カバンとか焼却炉に捨てられて燃やされたり、石投げられてるのも数回みたことある。 
でも、その子、そんなことされても、泣きながら一生懸命笑ってた。 
今思い返すとがんばってたんだろうなと思う。でも、悲しいことにその泣き笑い顔が逆撫でしちゃうんだよね。涙でぐしゃぐしゃの顔なのに引きつった笑顔で、しゃくりあげるのと、笑い声(と思われる声)がごっちゃになってうめき声ともなんともいえないような声が正直ぞっとさせられた。 

俺が小学6年になったころ、実は俺もいじめられてた経験があったから、なんとなく同情したのかな、せめて学校帰るときは一緒に帰ってあげようと思って半分保健室登校になってたその子と一緒に帰るようになったのね。 
正直気持ち悪いと思わなかったわけじゃないけど、手を握って帰ってた。 

みんなはそんな俺たちを見かけると、必ずからかってきたし、石投げられたこともあった。最初は「売られたけんかは買う!」と、守らなきゃと思って、石投げ返したり、悪口言い返したり、 
からかってきたやつにつかみかかったりしてた。 
でも、いつもそんな時いじめられてる当の本人が俺を止めるのよ。 
あの気持ち悪い声を出しながらぐしゃぐしゃの顔で。 
手を強く握ってきてね、離さない。 
そのうち、なんとなく、本当に憶測だけど、彼なりにそれはそれでいじめられることも含めて、誰かにかまってもらうことがうれしいんじゃないかなと。 
いじめてくる子達も、彼の中では貴重な友達の一人なんじゃないかなと感じるようになった。 
そう思うようになってからは石投げられても、からかわれても、されるがままにしておいた。 
「はいはい。うんこ兄弟です。うんこ兄弟とおりまーす!」って感じで(ワラ 
さすがに石を投げられたり、暴力の場合は抵抗したけど、前みたいに逆襲することはなかった。 
だからといって、ドラマみたいにいじめがなくなるわけじゃなかったけど、それでもいいかと、そんなんでも彼が一生懸命生きてるっていうのが分ったから、あまり気にならなくなっていった。 

でも、そういう気持ちになれたころ彼入院しちゃってね、夏休みになるちょっと前から学校にこれなくなっちゃって、そのまま俺が卒業するまで学校に来ることなかったのよ。 
もう会えないな、、どうしてるかな、そう思っていたけど、彼の親が入院先教えてくれなくって、(たぶん、今考えると、精神系の病院だったのかなと、だから教えてくれなかったんじゃないかと思う) 
結局今まで会うことできないままになってます。 

で、俺が高校生のとき、そんなことがあったのはすっかりわすれてて、若かった俺はやっぱりドキュソで(ワラ 
学校行かなくなったときがあったのね。今で言う不登校かな、そんな感じ。 
いろんなことがつまんないし、親はむかつくし、ほぼ毎日中退したこれまたドキュソの友達の家にいりびたって、今思うと恥ずかしいね。シンナーやってみたり、そんなあほあほな時がありました。 

で、ある日ほんとーにつまらないことで、ドキュソ友達とけんかになってね、いろんなものがたまってたのか二人とも血みどろのけんか。。。。 
頭真っ白になっちゃって、今で言う「キレル」ってやつ。ほんとに友達を殺しちゃうんじゃないかってくらい殴りつづけちゃってね。 
トドメ!ってかんじで、そこにあった石ブロックを手にしたとたんそれがなんかやたら重いの。たぶん4・5キロくらいしかないと思うんだけど、やたら重くてね、「え?!」って感じでそのブロック見たらその上に子供が乗ってるの。 
「は?!」と思ってもう一回見直したらもうなにもいない。 
石ブロックも簡単に持ち上げられるのよ。 
そんとき我に返ってね。 
思い返すと、例のあの子だったような気がするんだよね。ブロックの上に乗ってたの。 
「そんなことしても意味ないよ」って言われてるような気がして、小学生のときのこと思い出しちゃって、、、、 
おかげで、大事にならなかったよ。あのままブロックで友達殴ってたらと思うと、背筋寒くなる。やっぱり、とめてくれたんだろうなぁと思ってます。 

おわり 







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強い思い

2007.12.02 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

昨日、「今日の晩に首を吊ろう」と思いつめていた。 
ほんとうに強く強く、そう思っていた。 
そしたら、電話がつながらないことを心配した親(自分は今一人暮らし)が突然家にやってきた(今まで9年間一人暮らしをしてきて、1ヶ月連絡を取れなくても放っておかれてたのに)。 
そして仲良しだった友達からばんばん電話がかかってきて
「元気?なんか突然電話したくなって」 
と言われまくった。 
本当に、本当に、誰にも何も話していなかったのに。 
強い思念は、何かを越えるんじゃないか、と思った。 
不思議なこともあるものだなあ、と思った。 







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かみさん

2007.12.02 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

俺の田舎には土着の占い師というか顔役というようなおばあちゃんがいて、新興宗教ではないのだが、ばあちゃんたちが「かみさん」と呼んでありがたがってるひとがいる。

いわゆる神通力みたいのが使えるらしく、いろいろとばあちゃんたちにアドバイスをしてくれたり、お守りを下さったりしてくれるのだが、俺もあまり信じてなかったけど、なぜか不思議とよくあたる。

俺が、18になって家出をしたとき(家出にしてはちょっと年が大きいけど)東京の友達を頼って、東京でその日暮をしてた時があった。
1年くらいして、夢に俺のばあちゃんが出てきて、
「お父さん○○さん(母親)にはよう言って聞かせたケ、いっぺん戻ってきーや・・・」
と涙ながらに言っていた。

なんだか申し訳ない気がして、1年ぶりに実家に帰ったところ、ばあちゃんはまるでその日に帰ってくるのが分かっていたかのようにご馳走を用意してくれて、
「よーかえってきた」
とよろこんでくれた。

さて、ばあちゃんに夢の話をすると、
「かみさんにお願いしたら、おまえ東京のどこそこでちゃんと生きとる言うから、帰ってくるよう言って聞かしてくれってたのんだんよ。」
と…。
「何月何日に帰ってくるケ、ご馳走用意して待っとけいうなさったから、あったくそのとおりやったのよ。」
と…。

背筋が寒くなったが、それだけ心配してくれてたんだと逆に申し訳なくて、土下座してあやまりました。



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