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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.29 (Fri) Category : 

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氷を買いに来る青年

2007.12.04 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

これはうちのじいちゃん(既に逝去)に聞いた話。 

じいちゃんは鉄工所をやっていた腕利きの職人だった。 
じいちゃんが若い頃、(多分戦後間もなくだと思う)仕事の得意先に製氷所があったそうな。 
その製氷所のオヤジがじいちゃんに言うには、毎朝氷を買いに来る若者がいたそうだ。 
できたばかりの一抱えもありそうな氷の塊を買って、自転車の荷台にゴムチューブでくくりつけよたよたと去っていく若者・・・ 

ある日、毎日毎日氷を買っていく若者に製氷所のオヤジが 
「なんで毎日氷を買いにくるのか?」 
と尋ねた。 
若者は答えた。 
「隣町に引っ越した幼馴染の娘が病気で自宅療養している。しばしば発熱するからせめて氷で冷やせるようにと毎日届けている」 
若者は出勤前に氷を買って届けてから、仕事に行っていたらしい。 

クーラーBOXなどない昔のこと、真夏などは届けるころには氷は溶けて小さくなってしまう。 
それでも若者は毎日毎日氷を届け続けたそうな・・・ 

そんなある日、いつもの時間になっても若者が現れない。 
製氷所のオヤジは
「何かあったのか?事故にでも遭ったんじゃなかろうか?」 
と心配していた。 

そんなオヤジのところに若者がふらっと訪れたのは昼休みになった頃だった・・・ 

「心配してたんやぞ!」 
というオヤジに若者はポツリポツリと語り始めたそうな・・・ 

「今朝、いつものように家の門を出ると、そこに彼女が立ってた・・・驚いて色々尋ねかけたが彼女は何も言わずにただじっとこっちを見てるだけだった・・・そして優しく微笑んで『今日までありがとう・・・』と言って彼女は消えた・・・・」 

彼は異変を感じて、すぐに娘の家に向かったそうだ。 
しかし彼が到着した時にはすでに娘はこの世の人ではなかった。 
容体が急変して、その日の朝方亡くなったそうだ。 

じいちゃん曰く 
「ずっと家から出られなかった娘が、死んでやっと自由になって彼に会いに行ったんだろうな。悲しい話だよ・・・」 

うちのじいちゃんは昔ながらの職人気質で口からでまかせを言うような人じゃなかったから、俺はこの話を真実だと思っている。 







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亡き父の警告

2007.12.04 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

 私の父は42歳で 4人の子供と母を残し死にました。 
亡くなった時私はまだ、小学1年生でした。 
私が6年生位のときだったとおもいます。 
ある、冬の夜眠っているといきなり寝室の戸が
「ガンッ!!」
っという感じで開き亡くなったはずの父が立っていて 
「火事になる!! 火事になる!!」
と言い残し消えてしまいました。 
ビックリしたと同時に飛び起きて なんだかわからないけど大変!と思いまず2階の隣、姉の部屋をあけると 石油ストーブかんかんにつけっぱなしで姉爆睡中。 
消して1階弟の部屋へ・・・ 同じく弟もストーブつけっぱなしの熱い部屋の中で爆睡中。 

 今でもあの時父が起こしてくれなっかたら もしかして火事になってたかもと思うとぞっとします。やっぱり死んでも見守ってくれているんだな~って感じます。 
お父さん。。。ありがとう。







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世をはかなんで死んだ父

2007.12.04 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

ちょっといい話かどうかわかんないけど・・・。 
私の父は数年前に他界しました。普通の死に方ではありませんでした。 
世をはかなんで死にました。丁度その時母は余命数ヶ月と診断されるほど重い病気で父は死に物狂いで看病しました。母が三途の川を渡ろうとしたとき誰かが足をつかんで離してくれなかったそうです。手を見ると父の手。 
「俺を一人にするな!愛してるぞ!逝くな!」
って叫んだそうです。 結局母は奇跡的に安定し、退院しました。その直後の父の悲しい死でした。 
なぜこんなことになったのか?家族全員悲しくて、苦しくて・・・。 
ああいう死に方をした人は成仏できないとか3代目に悪いことが起こるとか言われて、余計に苦しみました。毎日毎日祈りました。 
 母は自分を責めました。父の死後5日ほど立った時母は父の事を話しわっ!と泣き出しました。その時デレビが突然ザーと砂の嵐のようになりました。3分くらいずっとなってました。テレビ局のせいでもなかったです。 
姪っ子は夜中に突然
「じいじがあそこにおるけん、行って来る」
と起きたりとなんだか、まだ居るんだなぁって感じでした。 

 1年近く経った時私の子供がある手術をしました。その時子供いわくじいじがでてきたそうです。その数日後父の1周忌の明け方とても不思議な夢を見ました。 
見たことも無い家に私の母、兄、それから知らない人が2人と私の家族がいました。 
そこに父も暗い顔で母の隣に座っていました。母は死んだ父のことを思い出して泣いています。みんな父が居る事に気付いてない。私は見えないふりをして他の部屋へ行くとそこに父が後ろ向きで立ってました。私は抱きついて泣きました。ワンワン泣きました。父はそれを顔色一つ変えずじっと見てました。そして、「そろそろ還るわ」 
と言いました。私は
「そんな死に方卑怯よ」
と言ってしまいました。すると父は私を抱き上げて窓辺に行きました。窓を開け
「またな」
と静かに言うと私を放り投げました。 
落ちる瞬間(ああ。夢から覚める)と思いました。起きた瞬間涙が止まりませんでした。 
ああ。やっと還ったんだなと安心しました。今思えば責めてばかりで
「ありがとう!」 
って言えなかったのが心残りです。 
 父の最期の「
またな」って言葉。また逢えるんだ。それを信じて今度会うときにはもうちょっと父の自慢になれるような私になっていたいです。そんなこといっても怠け者の私だからかなり時間がかかるけど。 
 暗い話を長々とごめんなさい。 







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