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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.28 (Thu) Category : 

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見つめる女の子

2007.12.30 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

今から2年前、大好きな祖父が闘病の末に他界しました。
本人の遺言通りに身内だけの簡素な法要を済ませて数日後子供のころ祖父とよくいっしょに入った喫茶店で母とお茶を飲んでいました。

一番窓よりの席で
「お父さんはここの甘い物が好きだったわァ」
とか
「そういえばおじいちゃんて私達の注文したのもちょっとづつ食べたよね」
とか思い出話をしていて、ふっと店内側の席を見ると少し離れた場所の大きな丸テーブルにかけた家族連れの中の4歳くらいの女の子がじっと私たちのテーブルの方を見ていました。
その時はまったく意識しなかったのですが、会計の時にレジでその家族と順番が前後になった時にもその女の子は私の方をじっと見つめているのです。

「もしかしてお母さんと似てたのかな?」
と思いその時はそのまま店を出ました。
数分後、大通りを歩いているとふいに後ろから私の手を掴む手が・・・
振りかえるとさっきの女の子が私の手をぎゅっと握っていました。

もしかして迷子になっちゃったのかな?と思って女の子に
「どうしたの?おうちのひととはぐれちゃったの?」
と聞いてもじ~っと私を見つめるだけです。

お互い見詰め合うこと数十秒、女の子は突然人ごみへ走って行きました。
数10メートル先には女の子の家族が見えます。
その時、私の口から無意識に
「おじいちゃん!?」
という言葉が出ました。
瞬間女の子がこっちを振り向きちょっと笑いました。

「○○、どうしたの!?どっかいっちゃったかと思ったわよ!」
と母親に怒られている女の子、もうその目は私達の方を見ることはありませんでした。

亡くなった人が小動物や邪気のない子供の身体を借りて何かを伝えに来ることがある、という話は聞いたことがありました。

あの女の子の手の感触は、まだ私の手のひらに残っています。
そしてその感触を思う度に祖父の思い出で胸がいっぱいになります。

駄文で長文すみません。
でも誰かに伝えたかったので書いてみました。







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女の勘

2007.12.29 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

59 名前: ぐるぐる 02/07/13 22:59 

今となっては半分「笑い話」半分「恐い話」として彼女と話題になるのが・・・・
五年前ぼくらは同棲中でしたが、ふとした事が原因で大喧嘩をして僕は発作的にアパートを飛び出しそのまま友人宅を泊まり歩いていました。
二週間もあっちこっち泊っていいかげん帰りたかったが意地もあり、こちらからは一切彼女に連絡しませんでした。

携帯も電源切りっぱなしで、空しい気持ちをパチンコでまぎらわしていましたが、ある日池袋でパチンコの帰りなんとなく喫茶店に吸い寄せられるように入りテーブルゲームをしていると店員が
「ぐるぐる様・・・ぐるぐる〇〇様(自分のフルネーム)、お電話が入っておりますのレジ横までおいで下さい」
とアナウンスされ、誰もココにいるのを知っているわけないといぶかりながら公衆電話に出るとなんと
「もしもし」
と言ったとたん彼女が
「アンタ!今どこにいるのヨ!・・・心配してたんだからバカ」
と言われしばらく絶句・・・その後は泣きじゃくるばかりで会話不能。
本来ならば
「どこにいるかも分からんのにナンデココに電話したんだ?どうやってこのサ店の電話番号知ったんだYo」
とツツコミたいところだが、雰囲気的に言える感じでもなく取り合えずアパートに帰る事となりました。 

ニ週間ぶりにアパートに帰り彼女に
「なんでオレのいるところ分かったんだYo」
と聞いた所
「無性に声が聞きたくなって無意識にダイヤルしたら、ハイ〇〇です(サ店の名前)と出たので、ソコがどこかも分らないまま、ぐるぐるOOさんはいますか?」
と聞いてしばらくたったらオレが電話に出たので彼女もビックリしたとのこと・・・
これは実話です。
今では結婚もして子供も2人います。
しかし女の勘、テレパシー能力というかある竟味コワイですよね。
絶対浮気はできそうもない・・・








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ボケたおじいちゃん

2007.12.28 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

ある日、おじいちゃんに痴呆の症状が現れた。
数十年も連れ添った、おばあちゃんが亡くなった直後だった。

今まで、典型的な明治男である厳格なおじいちゃんのムスッとした顔しか見たことが無い私にとって、満面の笑みで饅頭をほおばるおじいちゃんは、まるで別人のようでした。

「困ったもんね・・・まるで子供だわ。」
母が、苦笑して涙をこぼしながら、おじいちゃんを見守っています。

ある日、おじいちゃんが縁側で、誰かと話している声がしました。
また、痴呆のせいで独り言を言ってるのだろうと思い、聞き耳を立てると

「ふう・・・こうやってボケた真似をしている時しか、お前は俺を怒りに来てくれないんだもんなぁ・・・まったく・・・」

私は、おじいちゃんの愛の深さに涙が止まりませんでした。







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