都市伝説・・・奇憚・・・blog
親友の死
2008.02.21 (Thu) | Category : 誰も信じない人へ
親友を交通事故で亡くしました。
そいつは女で異性の親友だったけど、夢が一緒で、ずっと頑張ろうなって励ましあっていました。
結構可愛いやつなのに、すげーはっちゃけてる子で、俺が失恋した時も、男友達みたいに
「めそめそすんな!まぁ酒呑め!」
と笑って励ましてくれたり、俺にとってはかけがえのない存在だった。
事故にあった日、俺は大学の友達と呑み歩いてて、携帯をとらずにいた。
次の日も、二日酔いがひどく、寝ていた。メールも読まなかった。
そして、体調が良くなった翌々日、知り合いからの大量の着信とメールに気づき、彼女の死を知った。
正直信じられなかったし、葬式に行っても、うわの空だった。
だけど、彼女の母親から
「ずっとY君が好きだったってあの子は言ってたのよ。お葬式来てくれてありがとう」
と言われた。
初めてそいつの気持ちを知り、俺はすごく泣いた。
家帰って、涙が止まらなくて、ふと俺も死のうと思ったんだ。
一人じゃ寂しいだろうし、俺にとっても大事な存在だったから。
その時、風もないし、地震もなかったのに、キッチンのコップやらお皿やらが一気に床に落ちて割れた。
かなり驚いたけど、あいつが怒ってんだなって、なんとなく直感で感じた。
俺は死なないよ。お前の分まで生きて、夢を叶えるよ。
ごめん、もう死のうなんか考えないから。
居座るおじいちゃん
2008.02.19 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
それで、49日目に
「もう行くから」
っておじいさんが言うから
「待って、今準備するから!」
っておばあさんが言ったら
「まだオマエは来なくて良いよ」
って言って1人で行っちゃったって。
あのままついていったら死んでたかも・・・って話してたな。
5年後にうちが家を新築した年のおぼんに、お母さんの夢におじいさんが現れて
「ここは良い所だね、しばらくここに居るよ」
って、言ったらしい。父方のおじいさんなのに。
うちのボスはお母さんだったんだろうね(W
で、おぼんの3日間だけ、電池がなくてとまってた振り子時計が電池がある時より激しく動いてて、お盆が終わると同時に止まったよ。
あーほんとにおじいさんが来てたんだなって思った。
その時偶然家族中が、1週間くらい前から
「止まる止まる、止まっちゃったよ」
って時計に注目してたから、きっとそれも何かあったんじゃないかなって思う。
挨拶
2008.02.18 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
もう10年以上前の話になります。ちなみに私は日本の端っこ在住です。
関東に趣味仲間の友達Aさんがいまして、そこに同居人Bと遊びに行く予定が出来たのですが…実は彼女の家に行くのはもう一つ目的がありました。それは友達Aの関東方面での友達Cさんに会うためです。
遊びに行く前電話でCさんとお話したのですがCさんはうちの同居人Bに会いたがっているようで、ちょっと淋しい思いをしていました。
ところが、Aの家に行ってみると何故かCさんがいません。なんでも急な仕事が入ったとのことで滞在中ずっと会えませんでした。
Bと私は
「残念だね」
と言いつつ帰ったのですがそれから一週間後、Aから急に連絡が入って来ました。
Cさんが、交通事故に遭ったというのです。
内臓の損傷が激しく、意識はあるもののもう手術も不可能とかで…
一両日中が山だろうと言っていました。
そしてその翌日、私は仕事で街を歩き回っていたのですがふとある駅裏を通りかかった瞬間に
「○○さん」(私の名前)
という声が背後から聞こえたのです。振り返ったら、そこには大きな時計があって…表示されていた時刻は午後3時ちょうどでした。
その声がすぐにCさんだと察した私は、彼女が別れを言いに来たのだと感じました。
仕事を終え、帰宅するとAからの電話があり『Cさんが亡くなった』と伝えられました。時間を聞くと、やはりその時刻だったとのこと。
Bにその時のことを話しても、Bには特に何も起こらなかったそうです。
どちらかというと私もBも勘の強さはそんなに変わらないのですがもしかしたらCさんがBにだけ会いたがっていたと感じていたのは私の思い込みなのかなと考えてしまいます。
最後に、挨拶に来てくれたのは慰めだったのでしょうか。
たった一度でも、本当に会って話がしたかったなと思います。