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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.28 (Thu) Category : 

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果たせなかった約束

2008.04.11 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

漏れは、5歳の時両親事故であぼ~ん&漏れ施設送り(w
1年後に遠い親戚の養父母(感謝)が漏れを引き取ってくれたんだけど家業が今で言うソープ&キャバレーの自営業だった(当時はトルコ風呂)

仕事で忙しい養父母のかわりに漏れを育ててくれたのはソープのお姉さんらだった。

学校から帰るとお姉さんらと一緒に控え室で宿題やったり、お風呂みんなで入ったり。

今考えると贅沢三昧と言うべきか(笑) 

「水のあるところに霊が来やすい」
って言うけど本当かもしれないね。
漏れが育ったそのトルコ風呂でも結構そんな話あったよ。
「来たはずの客が目を離した隙にいなくなった」
とか
「スチーム風呂の中に何かいる」
とかね(笑)
そんな事、控え室でお姉さん達が話してたの憶えてる。
こっちは子供だから「へえ~」とか言いながら聞いてるだけだったけどね。
一番憶えてるのは、地方から来たRちゃんの話。
ワケアリで(だと思う)そこで仕事する事になったRちゃん。
色が白くて小柄で裸になるとあばらが浮いてるくらいの痩せ型で。
無口であまりみんなと喋らなかったけど、漏れはいつもRちゃんと一緒にお風呂入ってた。 

お風呂では2人でいろんな事話したんだけど、いつも最後は
「○○ちゃん、お父さんとお母さんに会いたい?」
と漏れに聞いてきた。その話と漏れは少し悲しくなるので下向いてしまうんだけど、そんな漏れを「ぎゅうっ」と抱きしめていっつも
「Rが結婚してあげるから○○ちゃんはさびしくないよっ」
って言って2人で泣くのが定番だった(笑) 

ある日学校からの帰り道の公園にRちゃんが立っていた。
漏れが
「あれ?Rちゃんどうしたの?」
と聞くと
Rちゃんは少し困ったような顔をして
「もう○○ちゃんと会えなくなっちゃうから会いに来たの」
と言う。
「そっか。お家に帰ることになったんだね?」
と言うと、Rちゃんは
「うん。」
と言って少し笑ったように思う。
「○○ちゃん。元気でね。」
それまで働いていた人が急にいなくなる事は日常的な事だったので、子供だった漏れは少しも変には思わずに
「すぐ行っちゃうの?今日行くの?」
と聞いた。Rちゃんは
「すぐは行かないけど。。。」
とやっぱり困ったよう顔をしていたので漏れは
「じゃあ、今日最後にお風呂一緒にはいろうね?」
と約束して
「じゃあ、家にランドセル置いて来る、先に行っててね」
と駆けだした。 

家に寄ってランドセル置いて、走って店まで行った記憶はある。
控え室に行くと、みんなが暗い顔してる。
「ねえ、どうしたの?」
誰に聞いても聞いてもみんな口を閉ざしたままうつむいてる。
「変なの。。。お風呂はいろっと。ねえ?Rは?まだ帰ってないの?」
その瞬間みんなが堰を切ったように号泣しだした。
「○○ちゃん。。。Rちゃん。。。死んじゃったの」
「え?。。。」
だって、さっきそこで会って。
お風呂一緒にはいるって。
約束。。。

Rはその前の晩、仕事が終わってみんなで寮に帰ったあと明け方に急にお腹が痛いといいだして、みんなで近所の外科に連れていったら、急性腹膜炎で即入院ということになり、昼前には亡くなったという。(あとで聞いた話)

その後の事は子供だった漏れにはわからないことだった。
葬式とかもあったとは思うのだが、出席できるわけでもなかった。
ただ、何日かして一人でお風呂に入っている時にRちゃんのことを思い出してわんわん泣き出してしまったのは憶えている。







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仲の良い老夫婦

2008.04.08 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

俺が体験した話しじゃないけど、すでに他界してるばあちゃんから聞いた話し。 

ばあちゃんの両親(つまり、俺のひいじいちゃんと、ひいばあちゃん)は、とても仲むつまじかったそうだけど、ひいじいちゃんが、先に旅立ってしまった。
その後、ひいばあちゃんは長生きしてくれたらしいんだけど、88歳で天寿を全うした。 

病院の一室で、家族に見守られながら、息を引き取る直前、
「あ……あなた」
と、天井に手を伸ばして微笑んだまま、静かに、静かに目を閉じたそうだ。
その時、窓際の花瓶に飾ってあった花がハラリとほどけて、ひいばあちゃんの髪の毛に舞い落ちた。
その時、ばあちゃんは確かに、ひいじいちゃんの気配を感じたそうだ。
 
「人生で一番愛した人の最期を、化粧で飾ってくれたんだろうねぇ」
そうつぶやいた時のばあちゃんの、あの、嬉しいような、寂しいような、くしゃくしゃの笑顔が忘れられない。
多分、ばあちゃんも、じいちゃんと天国で楽しくやってんだろうなぁ。









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冷たくしてごめん

2008.04.07 (Mon) Category : 誰も信じない人へ

俺がまだ、中学生のころ、受験勉強をしていたとき、部屋にばーちゃんが入ってきた。
「こんな時間まで勉強してるんか、もうそろそろ寝なさい。」
と、いわれた。俺は教科書見ながら
「わかってるよ、わかったから出て行ってくれよ」
と、いった。翌朝になり母から話を聞くとそのときにはすでにばーちゃんは亡くなってた。
せっかく最後のあいさつにきてくれたのにつめたくしてごめんな・・
ばーちゃんありがとう。







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