都市伝説・・・奇憚・・・blog
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見えない常連さん
2008.04.16 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
俺が昔まだ神戸で雇われのバーテンダーだった頃の話。
その店は10階建てのビルの地下にあったんだ。
で、地下にはうちの店しかないんだけど、階段の途中にセンサーが付いてて人が階段を通るとカウンターの中のフラッシュが光ってお客さんが来たのがわかる仕組みになってたんだ。
でもたまに、フラッシュが光っても誰も入ってこない、外を見ても誰も居ないって事があって、俺は寂しがりやの幽霊でも来たのかなって半分冗談みたいにウイスキーをワンショットカウンターの隅の席に置いて
「ごゆっくり どうぞ~」
と言ったんだ。
それからはそれが、おまじないというか、げんかつぎみたいになってそうゆうことがあると、いつもそれをしてたんだ。そのうちお客さんも
「おっ今日も来てるねー」
みたいな感じになって(そうゆう日に限って店は凄く忙しくなった)姿は見えないけど、その頃は店の常連さんみたいに思ってたんだ。
で、ある冬の朝方またフラッシュが光ったんで、こんな遅くにお客さんかぁと思って外を見ても誰も居ない。なんかそのまま朝の空気が心地よいので階段の上まで昇って一服してたら、突然の大地震。そう阪神大震災です。
うちのビルは地下と一階部分がぺっちゃんこ。あのまま中に居たら確実に死んでました。
あとから考えるといつもただで飲ましてあげている、あの見えない常連さんが助けてくれたのかなぁと思います。
今も違う場所で自分でお店をやってますが、その店のスイングドアが風も無いのにギギィーって揺れたりすると、今でもウイスキーをワンショットカウンターの隅に置いてます。
そして心の中で
「いらっしゃい。あの時はありがとうございました。」
と思うようにしています。
その店は10階建てのビルの地下にあったんだ。
で、地下にはうちの店しかないんだけど、階段の途中にセンサーが付いてて人が階段を通るとカウンターの中のフラッシュが光ってお客さんが来たのがわかる仕組みになってたんだ。
でもたまに、フラッシュが光っても誰も入ってこない、外を見ても誰も居ないって事があって、俺は寂しがりやの幽霊でも来たのかなって半分冗談みたいにウイスキーをワンショットカウンターの隅の席に置いて
「ごゆっくり どうぞ~」
と言ったんだ。
それからはそれが、おまじないというか、げんかつぎみたいになってそうゆうことがあると、いつもそれをしてたんだ。そのうちお客さんも
「おっ今日も来てるねー」
みたいな感じになって(そうゆう日に限って店は凄く忙しくなった)姿は見えないけど、その頃は店の常連さんみたいに思ってたんだ。
で、ある冬の朝方またフラッシュが光ったんで、こんな遅くにお客さんかぁと思って外を見ても誰も居ない。なんかそのまま朝の空気が心地よいので階段の上まで昇って一服してたら、突然の大地震。そう阪神大震災です。
うちのビルは地下と一階部分がぺっちゃんこ。あのまま中に居たら確実に死んでました。
あとから考えるといつもただで飲ましてあげている、あの見えない常連さんが助けてくれたのかなぁと思います。
今も違う場所で自分でお店をやってますが、その店のスイングドアが風も無いのにギギィーって揺れたりすると、今でもウイスキーをワンショットカウンターの隅に置いてます。
そして心の中で
「いらっしゃい。あの時はありがとうございました。」
と思うようにしています。
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仮は返しました
2008.04.14 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
小5のとき、通学路の交差点を渡っていたとき、右折車が横断中の俺めがけて突っ込んできた。 催眠術にかかったように体が動かず突っ込んでくる車を呆然と見ていたら(あらぬ方向を見ているドライバーの顔まではっきり見えた)、後ろから突き飛ばされ、俺は難を逃れた。
が俺を突き飛ばしてくれた大学生は車に跳ね飛ばされた。泣きながら近所の家に駆け込んで救急車と警察を呼んでもらい、自分は警察の事故処理係に出来る限り状況説明をした。
後日、家に警察から電話があり大学生の入院先を教えられ、母親と見舞いに行って御礼を言った。
中学1年のとき父親の仕事の都合で同県内の市外(というか、山の中) へと引っ越した俺は、そこで先生となっていた件の大学生と再会した。
お互いに驚き再開を喜びつつ、3年間面倒を見てもらって(なんせ田舎の分校なので、先生はずっと同じなのだ)俺は中学を卒業し、高校進学と供に市内に戻った。
地元の教育大学に進学した俺が教育実習先の小学校へ向かう途中の交差点で自分の前を渡っている小学生の女の子に右折車が突っ込もうとしているのをみた。 今度はドライバーが携帯電話で喋りながら運転してい
るのが見えた。
スローモーションみたいに流れる情景に
「ウソだろ・・・」
と思いつつ、とっさに女の子を突き飛ばしたら、自分が跳ね飛ばされた。 コンクリートの地面に横たわって、泣いてる女の子を見ながら、あのとき先生もこんな景色を見たのかな・・・とか考えつつ意識を失った。
入院先に、俺が助けた女の子の親が見舞いにやって来た。 彼女の親は中学時代の恩師であり、俺の命の恩人そのヒトだった。
「これで貸りは返せましたね」
と俺が言うと
「バカ・・・最初から、借りも貸しも無いよ」
と先生は言った。
ベットの周りのカーテンを閉めて、俺たち二人、黙って泣いた。
が俺を突き飛ばしてくれた大学生は車に跳ね飛ばされた。泣きながら近所の家に駆け込んで救急車と警察を呼んでもらい、自分は警察の事故処理係に出来る限り状況説明をした。
後日、家に警察から電話があり大学生の入院先を教えられ、母親と見舞いに行って御礼を言った。
中学1年のとき父親の仕事の都合で同県内の市外(というか、山の中) へと引っ越した俺は、そこで先生となっていた件の大学生と再会した。
お互いに驚き再開を喜びつつ、3年間面倒を見てもらって(なんせ田舎の分校なので、先生はずっと同じなのだ)俺は中学を卒業し、高校進学と供に市内に戻った。
地元の教育大学に進学した俺が教育実習先の小学校へ向かう途中の交差点で自分の前を渡っている小学生の女の子に右折車が突っ込もうとしているのをみた。 今度はドライバーが携帯電話で喋りながら運転してい
るのが見えた。
スローモーションみたいに流れる情景に
「ウソだろ・・・」
と思いつつ、とっさに女の子を突き飛ばしたら、自分が跳ね飛ばされた。 コンクリートの地面に横たわって、泣いてる女の子を見ながら、あのとき先生もこんな景色を見たのかな・・・とか考えつつ意識を失った。
入院先に、俺が助けた女の子の親が見舞いにやって来た。 彼女の親は中学時代の恩師であり、俺の命の恩人そのヒトだった。
「これで貸りは返せましたね」
と俺が言うと
「バカ・・・最初から、借りも貸しも無いよ」
と先生は言った。
ベットの周りのカーテンを閉めて、俺たち二人、黙って泣いた。
あの声は…
2008.04.12 (Sat) | Category : 誰も信じない人へ
友人の話です。
ある深夜、一人で自転車に乗って実家から家に帰ろうとしていたらしいです。
横断歩道(信号無し)を渡ろうとした瞬間に
「危ない!」
と女の子の声がしたそうです。
ビックリして止まると目の前を無灯の車が猛スピードで走っていったそうです。
危なかったなと思い、声を掛けてくれた女の子に礼を言おうと探しましたが見当たらなかったそうです。
不思議な気分でしたが結局その日は家に帰り、次の日また実家に行ったそうです。
そこでお母さんにその出来事を話すと、その場所は女の子が無法運転の車に事故に逢わされて亡くなっていたそうです。
そして明るいうちに現場へ行ってみると隅の方に花束とかが置いてあったそうです。
彼は感謝の気持ちでお菓子とジュースを供えて手を合わせたと言っていました。
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