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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.28 (Thu) Category : 

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現代座敷童子譚

2008.05.09 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

不動産板で見つけた話なんですが、向こうじゃスルーされちゃってて残念だったのでこちらにコピペさせて下さい。
自分的には好きな話なんですが・・既出だったらゴメンナサイ。

私の友達が三年前から住んでるマンション、出ますよ~。
小さい男の子なんだけど結構カワイイです。 

元々そこの土地は代々ラーメン屋の店だったんですけどどの店も長続きせず潰れちゃうので今のマンションになったらしいんです。
入・退居も頻繁だけど、友達は
「家賃も安いし~」
と幽霊見ても気にせずノホホーンと住んでますよ。
 
ただ難点なのは、彼女に彼が出来て同棲を始めると、彼が怖がって出て行ってしまうんです(爆)
今の彼は ずっと友達付き合いしてた人で部屋の事情も知ってたらしく同棲を始めるときにクマの大きなヌイグルミを持ってきて、子供がよく立ってる場所にソっと置いたそうです。 

仕事から帰ってくると座らせていたヌイグルミが玄関まで転がってたり遊んだ形跡?みたいなのがあるよって言ってました。 

彼が たまーに実家に長期で帰ってるときなんかは彼の夢に出てきて
「はやく帰ってきて遊んで」
って言ってくるそうです。
なんか彼って幽霊の子守みたいだなぁ・・・。

後日談・・・長文申し訳ありません。
半年前に友達が彼と大喧嘩したことがあったんですけど、彼が書置きを残して家出しちゃったことがありました。 

友達が帰宅してテーブル上の手紙を見たとき慌てて私に電話してきたんですが、彼女の家に行って手紙を見てビックリしたんです。 

便箋が血だらけっていうか、手についた血を その便箋に なすりつけたっていうんでしょうか?
「もしかして、彼氏ケガでもしてんじゃない?」
って話になって慌ててあっちこっち探したんですけど・・・。 

4時間後に彼氏を見つけて(ファミレスでノンキにメシ食ってました)
「ケガは?見せてみ??」
って言ったらキョトンとしてるんです。 

おそるおそる便箋を見せたら彼氏が顔面蒼白になって
「俺が書いたときは血なんかついてなかった!!」
って。
友達は今でも その書き置き、残してます。彼氏とケンカするとどちらかが その手紙を出してきて気持ちを落ち着けるようにしてるって言ってました。
 
幽霊を気味悪いという人もいるけど、彼女たちは
「私らが仲良く生活できてるのは、この子のおかげやねん」
って言ってます。
私は結構霊感が強いほうなので、彼女の家に行くと その子供を見ますけど本当に可愛い子ですよ。悪さもしないし。駄菓子をタンスの上に置いて観察してると恥ずかしそうな嬉しそうなカオしてこっちを見てます。









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大好きなじいちゃん

2008.05.08 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

3年前、俺のじいちゃんが亡くなった。
89歳だったから、きっと大往生だったのだと思う。
葬式が終わり、気づくと、すでに正午を回っていた。 

その日は、雪が降っていて、夕刻過ぎから降り続いた雪は、辺りを白一色に染めていた。
遺体が置かれてある客間のヒーターを切って、茶の間へ行くと、親父もお袋も疲れ切っている様子だった。
とりあえず、何か食べさせようと、コンビニに行った。 

家から歩いて5分程度の所にあるコンビニで3人分の弁当とお茶を買って、じいちゃんが好きだった、ワインを買った。
コンビニから出て、ちょっと歩くと、大通りの脇の歩道で、誰かが立っているのが見えた。
雪がすごくて、辺りは薄ぼんやりとしか見えないのに、その人影だけ、はっきり見えたような気がする。
ちょっと警戒しながら近づいていくと、それは、亡くなったはずのじいちゃんだった。 

俺が呼ぶと、じいちゃんは微笑んで、こっちにゆっくりと近づいてくると、静かに頭を撫でてくれた。
俺はもう高校生で、じいちゃんに頭を撫でてもらったのは、多分、小学生の時以来だったかもしれない。
涙が溢れ出した。 

「じいちゃん、大好きだよ」
のような事を言った様な気がするけど、よく覚えていない。
じいちゃんは、微笑んだまま、大きくうなずいて、舞い落ちる雪の中に溶け込むように消えていった。
俺は、じいちゃんが立っていた場所に、しゃがみ込んで、しばらく泣いていた。 

家に帰り、親父とお袋に弁当を食べさせて、俺はじいちゃんの遺体が置かれてある客間に行った。
なぜかヒーターが付いていて、何となく、じいちゃんの遺影が微笑んでいるように感じた。 

俺は、じいちゃんが愛用していたワイングラスと、俺は、ワインを茶飲みに入れて飲んでいた。
しばらくして、親父がワイングラス片手にやって来て、ドカッと床に座って、ぶっきらぼうにグラスを突きだしたので、注いであげた。
ワインを一口飲んで、親父はボロボロと涙を流し始めた。 

俺は、生まれて初めて、親父が泣いた姿を見た。
俺は、結局、今でも子供だから、親父とお袋を支えてあげる事はできない。
でも、子供なら子供なりに、何かできるかもしれない、と思えるようになった。
じいちゃん、俺は必ず天国へ行けるように頑張るから、天国で、また抱っこしてくれよ。
大好きだよ、じいちゃん。









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将来のために

2008.05.06 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

友人が20歳位の時、結構な頻度で部屋のあちこちに盛り塩みたく白い物質がこんもり盛ってあったそうな。
 
彼は一人暮らしで、家に入る人といえば自分ぐらいで、誰が何の為にそういう行為に及んだのか見当もつかなくて、はじめは天井に白蟻でも住み着いて木の屑かなんかが積もってそのような状況になったんだろうぐらいに思ってて、というよりそうして自分を納得させてたらしい。
 
そして十数年後、とある霊感が強い女性と付き合うようになって、ふとその事を話してみたところ、
「あ、それわたし。」
ってさも当然のように言ったのを聞いて驚き、詳しくたずねてみたところ、彼女の家系が巫女さんの家系だったらしく、幼少時に修行の一環として行った、将来出会う大切な人を守る為の儀式か何かの結果だったとか。 

その他にも彼女を通して様々な不思議な経験をしたらしいけど(とある人が降りてきて宇宙の構造について筆談したとか)、彼女のプライバシーに関わる事だからって、そのときの記録は見せてもらえないのがちょっと残念。









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