都市伝説・・・奇憚・・・blog
夢だからと言って安心できない
2008.08.01 (Fri) | Category : 誰も信じない人へ
いい話じゃなく、ただの夢だと言われればそれまでの話。
なのでスルーして下さっても結構です。
私はその夢の中で追われていました。
追ってくるのは黒っぽいスーツを着た痩せ型の中年の男。
今もはっきりとそいつの顔を覚えています。
私は確かにその男を知っている気がするのですがその男の名前も、どこで会ったかも思い出せません。
ただ
「捕まったら死んでしまう」
と漠然と感じ、必死で逃げていました。
でも車で逃げても、走って逃げても、どこに行っても必ずその男は目の前に現れるのです。
夢の中なので時間の概念はないのですが随分逃げ回っていました。
現実の感覚でいうと丸一日くらいでしょうか?
その間、休むことなく逃げ続けました。
そして精神的にくたくたになった頃、それまではいつも逃げられる程度の距離に現れていた男が、突然目の前に現れたのです。
そして絶対に逃げられない距離から私につかみかかってきたのです。
”もうだめだ!殺される!”
と思った瞬間
「起きなさい!」
という大きな声で目が覚めました。
飛び跳ねるように身体を起こすと、そこに何年も前に亡くなった祖母が立っていました。
祖母は
「危なかったねぇ。夢だからって馬鹿にしちゃいけないよ。本当に死んじゃう事だってあるんだ。いつも助けてやれるわけじゃないんだよ。今日は運が良かっただけ。気をつけないとね。」
そんなような事を言ったと思います。
気がつくと祖母は消えていて、私の心臓はバクバク、身体中に油汗をかいていました。
もしかしたら祖母が立っていたのも夢で、全部夢かもしれません。
でも今も鮮明に思い出せるあの恐怖は私の中でただの夢とは思えないのです。
祖母が助けてくれなければ、多分私は死んでいたと今でも信じています。
おばあちゃん、ありがとう。
ここでなら同じような体験をしたという人がいるのではないかと書いてみました。
駄文、失礼いたしました。
形見の2万円
2008.07.30 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
5年前、親戚の叔父(父の兄)が末期ガンで亡くなった。
神経質で変わり者だった私だけどすごくかわいがってくれた。
「○○ちゃんコレ好きだろう?」
と毎週のように私の好物を
わざわざ遠い店まで行って買ってきてくれたりした。
私もそんな叔父さんが大好きでした。
末期ガンであることは本人にも告知されていて、ホスピスに入ることも決まっていたらしい。
でも私は知らなくて叔父さんが早く元気になって退院するようにって千羽鶴を折ってプレゼントした、そしたら叔父さんはお礼にって私に2万円くれた。
そんなのもらうつもりで作ったんじゃないのに・・・
1ヶ月後叔父さんが退院して、家までお見舞いに行くとガンの手術の影響で不自由になってしまった声で必死に
「○○ちゃん千羽鶴ありがとう、叔父さん退院できたから」
って言ってくれた。
すごいうれしかった。
だけど後で父に
「叔父さんホスピス入ることになったから・・・」
と言われた。
元気になって退院したんじゃなくて、もう治る見込みがなくてホスピスに入るために退院したのだった。
それから約1年後、叔父さんは亡くなった。
叔父さんからもらった2万円、どうしても使うことができずにお守り代わりに財布のカード入れの中にいつも入れてるんだけど、時々それを出して眺めては優しかった叔父さんを思い出して悲しくなって泣くんだけど、何故か涙が出そうになる瞬間に必ず誰からか電話がかかってきたり、宅配便の人とかが家に来たり、友達からメールが入ったりして一瞬それまで悲しいことばかり思い出していたのを忘れていることに気がついた。
これって天国で叔父さんが
「そんなに悲しまないで」
って言ってるのかなぁと思ってまた涙が出た・・・
謝罪
2008.07.29 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ