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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.27 (Wed) Category : 

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夢の中で初対面

2008.09.19 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

 娘が最近よく同じ夢を見るそうです。曰く
 
「知らないおばさんが○○、○○って私の名前を呼んでなでようとする。足が痛かった日は足をなでてくれて、頭が痛かった日は頭をなでてくれる。別に怖い感じはしないからいいけど」 
 
特徴などを聞いて、私の母の写真を見せたら、やはりそうでした。 
母は私が高2の時失踪したので、娘(孫)を見たことないはずなんです。 

当然娘も祖母の顔など知りません。 
生きているか死んでいるかすらわからない人ですが、孫を心配でもしているんでしょうかね… 








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息子の声

2008.09.18 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

 テレビでやっていたのを載せてみる。 

昨年、関西で田舎に年寄りの団体を乗せたバスが、 
雨で氾濫した川で立ち往生した出来事を覚えているだろうか? 
バスの屋根に上り、救助を求めている姿はニュースでよく取り上げられた。 

その最中、のある年老いた男性に起こった話。 
天井に上っても尚、水が膝丈まで来る。体温も下がる。気力も失せる。 
そんな時、年老いた男性は息子の姿を見た。とうに亡くなった息子の。 
だがその息子は、かつて川で溺れた近所の子供を助けるべく川に入り、命を落とした。 
子供達は助かったが、彼の息子は悲しいかな亡くなっていた。 

息子は言う、自分が命を落としたこの由良川で親父まで命を落とすなと。 
年老いた男性ははっとした。 
息子の為にも生きなければならないと。 
息子の声に励まされたその年老いた男性は、気力を取り戻し、生き延びられたのだと言う。 

それは幻覚だったかもしれない。 
だが、確かに年老いた男性の心に息子の声は届いていたことだろう。 







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人工呼吸器の音

2008.09.17 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

 中学生の頃の話しなので、もう13年かそれくらい前。 
母方の祖母が、心臓病で入院していた。 
 
その1年前に胃ガンの手術もしていたから、身体は相当弱っていたんだろう。 
二度ほど母に連れられてお見舞いに行った。 

一度目は、まだ意識もしっかりしてて、私が作っていった大して美味しくもなかっただろう肉じゃがを、
「おいしいね。お前もこんなの作れるようになったんだ」
と食べてくれた。 

二度目はあまり覚えていない。状況がショックだったんだと思う。 
暗い病室にやせ細った祖母が寝ていて、自力呼吸ができないので人工心肺の機械がつけられていた。 

会話の無い病室。目を閉じたままの祖母。人工心肺装置のシューシューという音だけが規則的に耳に入る。 
そろそろダメなのかもしれないな。そう思った。 

ある日。父と母が祖母のお見舞いで、姉は仕事で、学校から帰宅した私は夕飯の支度をしてた。
 
米をといでいると、ベランダから音がする。「?」テレビの音か、水流なのか分からなくてとりあえず手を止めて、テレビを消した。まだ音がする。シューという音。 

当時マンション住まいで、ベランダの補修工事などもあったのでその音なのかとベランダの外へ。 
音がしない。外じゃない。でも窓を閉めると、その窓の上というか天井と窓枠の間位のトコから音がしてる。 

「上階の人かな」
もう一回ベランダに出て、やっぱり音がしなくて、そこで初めて「あっ」と思った。 

おばあちゃんの人工心肺の音だ。やだどうしよう。何かあったら・・・ 
夜、帰宅した両親から祖母が亡くなった事を聞いた。亡くなった時間帯が音を聞いた時間と同じだった。
 
おばあちゃん、挨拶しにきてくれてありがとう。今でもおばあちゃんだったって信じてます。 
美味しいって言ってくれた肉じゃがは、頑張って上手になったよ。 

おばあちゃんがよくつくってくれた煮物も作れるようになって、ダンナも娘も美味しいって言ってくれる。 
ゴマ油入れるあの煮物は、おばあちゃんの味だから、これからも作るね。








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