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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.15 (Sat) Category : 

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運び出せない遺体

2007.11.22 (Thu) Category : 人を信じすぎる人へ

Aさんの教室の場合、通常の行政検死(病死か外因死つまり事故や他殺かを調べる検死)では、遺体を大学に搬送して行うことが多い。 q
管轄地域が広い為、解剖することを考えれば搬送した方が手間が省けるからだ。 
逆に司法検死(明らかに病死ではない場合の検死)では、特に事件性が高いと判断されれば、現場で簡単な検死を行ってから大学で解剖することが多いとのこと。 
Aさんは警察官に、 
「犯罪がらみの状況なんですか?」 
と聞いたところ、彼は黙って首を振った。 
つまり、“何らかの理由”で現場から運び出せない遺体ということだ。 
現場はいまだ熱気と湯気がこもっており、表現し難い強烈な臭気に満ちていた。 
湯船のそばに立ち遺体の全景を見た瞬間、最初は“それ”が何なのかわからなかったそうだ。 
頭部から胸の半ばまでは煮立った湯気に燻され続けた為真っ赤に晴れ上がり、皮膚はほとんどズル剥け、元の顔貌は全く想像できない。 
胸から下は数日掛けて茹で上げられた為、組織が脆くなっていたのだろう。 
胸と腹に収められている臓器の重みに耐えられなかったのか、腹壁が真ん中で裂けており、内臓も、それを支える支持組織も、脂肪も、全てが湯船の中にぶちまけられていた。 
ドス黒く煮上げられた自らの内臓達を、犠牲者のうつろな眼窩が見つめていた。 
四肢は完全に煮とろけ、骨さえも関節が外れて風呂底で揺らめいている。 
油の表面にはギトギトと溶けた脂肪と煮えたぎった血液の塊が浮き、ぼろきれのようになった皮膚が、その間を海草のように漂っていた。 
そこまで観察し、Aさんはあることに気づいた。 
その瞬間、猛烈に吐いたそうだ。 
死臭、脂肪や内臓特有の臭み、生肉の煮蕩けた匂いと表現し難い様々な臭気。 
その中に、Aさんは微かに覚えのある匂いの要素を感じたという。 
それも、普段“食べ物のおいしい匂い”と認識しているものを。 
それ以来、Aさんは“ブリのアラ煮”が一切食べられなくなったということだ。







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天井裏のゴミ

2007.11.22 (Thu) Category : 人を信じすぎる人へ

じゃあ早速、俺が服飾の専門通ってた頃の友人A(男)の体験です。
Aとはクラスが一緒でしかも近所だったって事で仲良くなり、俺が苦手な事をAが、Aが苦手な事が俺が、とお互い得意だったから課題とかあったらいつも二人でAの家(マンション)で作業してた。 
ある日Aから「イベント楽しかったな、お互い用事で会えなかったし打ち上げしたけど改めて二人で飲もうよ」と連絡があったので二人でAの家で飲む事に。 
イベントってのは普通のクラブイベントにファッションショーが組み込まれたやつでそのショーチームに俺とAと他の友人とで参加、二人で一体ずつって事でショー前は二日間食事以外はAの家にこもって作業してた。 

飲んでる途中尿意を催したから俺はトイレ(ユニットバス)に行き、小便してる時何気なく上見たら何て言うのか、マンションだから天井裏じゃないけどそれがあった。 
酔ってたせいか好奇心で友人と覗いてみようって事になって開けてみると、かなり埃っぽく配管があるけど人一人は入れそうなスペースにゴミが散らばってる。 
友人にそれを伝え友人は前の奴かなとか愚痴りながら覗いて、暫くすると無言でゴミの一つを渡してきた。 
何の変哲もない某コンビニのパン、でも賞味期限がつい最近だった。 
とりあえずの貴重品持って部屋を飛び出し俺の家(実家)へ。 
深夜に無理矢理起こして俺の両親に事情を説明、俺の両親はすぐにAの両親にも連絡。 
次の日Aの両親はマンションの解約手続きを、俺とAは俺の両親を連れてマンションへ。 
引っ越しが決まるまでは俺の実家に滞在させる為に俺とA二人で荷造り、両親が天井裏を調べた。 

天井裏のゴミの中の幾つかの賞味期限はショーの作品を完成させる為Aの家で二人で作業してた日の物が含まれてました。 

俺とAが飯を食いに三時間程空けた時に天井裏のそいつは買い出しに行ったんでしょうか… 
とりあえず被害はないし「もう引っ越すし、マンションに近づきたくないから…」って事で警察には言いませんでした。 
Aに最後まで気付かれずにしかもトイレとかそういうのも考えたら、天井裏のそいつの精神と身体の異常さは計り知れず不気味でした…







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家族揃って

2007.11.22 (Thu) Category : 人を信じすぎる人へ

さっき見たちょっと変な家族連れ 

自転車で買い物から帰るとき信号待ちしていたのだが、そこに居合わせた家族連れは… 

夫婦らしき男女、その娘、祖母らしき老婆の計4人で自分とその家族以外居なかった。 
何が変わっているのかというと 
夫らしき男(40代後半くらい)がセーラー服。 
妻らしき女(30代後半くらい)が紫色の派手な着物。 
娘(中学生くらいか?)がベージュのスーツ(男物、かなりだぶだぶだった)。 
老婆(75くらい)が白のブラウスにグレーのロングスカート。 

という着る人絶対に間違ってる(特に夫)だろうバラバラないでたちで立っていた。 
それだけなら無視するのだが言動がちょっとおかしく「○○(聞き取れない)神は降りてくる」とか「真実の開放」とか「救われぬ愚民が云々」のようなちょっとアレな言動を抑揚をつけず無表情で向こうをただ見つめながらぶつぶつと詠唱してた。 

関わり合いになりたくなかった俺はただ早く信号が変わるのを待っていた。 
しかしそこの信号は変わるのが遅く俺は運悪く引っかかってしまっていた。 
のどが渇いたのでペットボトルのコーラを飲もうとしたら…やられました。 
その家族の老婆が「その水は神の真理がひうvthhlんlkj!!」と 
血相を変えて訳のわからないことを叫び俺の手からむしり取り 
そのまま中身を近くの排水溝に捨てた。 
そして凄い形相で俺をにらむとまた「救われない愚民がjふkvcfgmby!!!」 
と空になったボトルを俺にぶつけてまた前を向いて何かを詠唱。 
救われない愚民認定された俺はただ呆然としてた、やがて信号が変わると我に帰り必死でペダルをこいでその場をさった。 

あの時の老婆の形相と家族の表情が忘れられない・・・。







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