都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ガチャピン
2009.04.07 (Tue) | Category : 人を信じすぎる人へ
私が、小学校2年の時に北海道の雪祭りにいった時の話です。
雪祭りの会場に着いて色々見回っていると、大きなスベリ台付きの城っぽい作品の前になんとガチャピンとムックがおりました。
そりゃもう、うれしくて近づくとスタッフに止められました。
仕方ないので周りで見ていると、気づいたのです・・・無言だ・・コイツら喋ってない!!無言でアクションしてる。
とてつもなくショックでした。しかし、それは、まだ、マシだったのです。
なんとガチャピンが突然前のめりに倒れたのです。
すぐさまムックが支えたのですが、支えきれずにゴロンと落ちてしまいました。
するとスタッフが、すぐ駆け寄ってなにやら話しています。
そうしたら突然ガチャピンの背中をおさえ始めたのです。
ん?っと思ってよくみるとガチャピンの両手がペシャリとなっていて背中がモゾモゾと動いているじゃないですか、ウスウス気づいていたとはいえさらにショック!そして、ついにガチャピンの背中から人の手が生えましたがスタッフにより押し込められました。
そして暫くしてタンカが来たのですが、なんとガチャピンの首の前面辺りから赤い液体が染みでておりショックより恐怖を感じました。
ガチャピンって大変だなぁ~~~
雪祭りの会場に着いて色々見回っていると、大きなスベリ台付きの城っぽい作品の前になんとガチャピンとムックがおりました。
そりゃもう、うれしくて近づくとスタッフに止められました。
仕方ないので周りで見ていると、気づいたのです・・・無言だ・・コイツら喋ってない!!無言でアクションしてる。
とてつもなくショックでした。しかし、それは、まだ、マシだったのです。
なんとガチャピンが突然前のめりに倒れたのです。
すぐさまムックが支えたのですが、支えきれずにゴロンと落ちてしまいました。
するとスタッフが、すぐ駆け寄ってなにやら話しています。
そうしたら突然ガチャピンの背中をおさえ始めたのです。
ん?っと思ってよくみるとガチャピンの両手がペシャリとなっていて背中がモゾモゾと動いているじゃないですか、ウスウス気づいていたとはいえさらにショック!そして、ついにガチャピンの背中から人の手が生えましたがスタッフにより押し込められました。
そして暫くしてタンカが来たのですが、なんとガチャピンの首の前面辺りから赤い液体が染みでておりショックより恐怖を感じました。
ガチャピンって大変だなぁ~~~
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家族の絵
2009.03.30 (Mon) | Category : 人を信じすぎる人へ
中学の頃の先生から聞いた話。長い話だったんだけど、自分なりに短めにまとめてみます。
先生がまだ大学生の時、大学の先輩が教員免許を取るために小学校に実習に行ったそうだ。
先輩は受け持ちになったクラスの子供達とすぐに打ち解け、大変な実習もどうにか乗り越えられそうだった。
実習終了まで後わずかとなったある日、受け持ちのクラスの女の子の家が火事になり、二階の子供部屋で寝ていた女の子とお兄ちゃんが亡くなってしまった。
一階で寝ていた両親と生後数ヶ月の赤ちゃんはどうにか逃げ出して助かった。
突然の訃報にショックを受けたクラスメイト達は、みんな泣きながらお葬式に出席した。
お葬式の後学校へ戻った先輩は、クラスの子達が授業の時間に描いた絵を見ていた。
絵の課題は
「家族の絵を描きなさい。」
みんな思い思いに自分の家族を生き生きと描いている。
その中に亡くなってしまった女の子の絵もあった。
大きな画用紙に描かれた家族の絵。
お父さんが赤ちゃんを抱っこして、お母さんと一緒に花壇に水をやっていて、二階の窓からは、女の子とお兄ちゃんが三人に向かって手を振っている。
そんな、家族の日常を描いたほのぼのとした絵。
…先輩はハッとした。
今回の火事で逃げ出せたのも外に居る設定で描かれていた三人。
逃げる事が出来ずに亡くなったのは家の二階に居る設定で描かれていた二人。
「まさかとは思うけどさぁ、二階に居て手を振ってるのって、火事で身動き取れなくて助けて欲しくて手を振ってる姿だったり…しないよな。」
先輩はそう言うと黙り込んでしまったという。
先生がまだ大学生の時、大学の先輩が教員免許を取るために小学校に実習に行ったそうだ。
先輩は受け持ちになったクラスの子供達とすぐに打ち解け、大変な実習もどうにか乗り越えられそうだった。
実習終了まで後わずかとなったある日、受け持ちのクラスの女の子の家が火事になり、二階の子供部屋で寝ていた女の子とお兄ちゃんが亡くなってしまった。
一階で寝ていた両親と生後数ヶ月の赤ちゃんはどうにか逃げ出して助かった。
突然の訃報にショックを受けたクラスメイト達は、みんな泣きながらお葬式に出席した。
お葬式の後学校へ戻った先輩は、クラスの子達が授業の時間に描いた絵を見ていた。
絵の課題は
「家族の絵を描きなさい。」
みんな思い思いに自分の家族を生き生きと描いている。
その中に亡くなってしまった女の子の絵もあった。
大きな画用紙に描かれた家族の絵。
お父さんが赤ちゃんを抱っこして、お母さんと一緒に花壇に水をやっていて、二階の窓からは、女の子とお兄ちゃんが三人に向かって手を振っている。
そんな、家族の日常を描いたほのぼのとした絵。
…先輩はハッとした。
今回の火事で逃げ出せたのも外に居る設定で描かれていた三人。
逃げる事が出来ずに亡くなったのは家の二階に居る設定で描かれていた二人。
「まさかとは思うけどさぁ、二階に居て手を振ってるのって、火事で身動き取れなくて助けて欲しくて手を振ってる姿だったり…しないよな。」
先輩はそう言うと黙り込んでしまったという。
やまんばだ!
2009.03.27 (Fri) | Category : 人を信じすぎる人へ
若いカップルが、ドライブの帰りにある峠道で。
日はとっぷりと暮れている。対向車もまばらで街頭もない助手席の彼女は話し疲れたのか、フリース毛布にくるまって軽い寝息を立てている。
運転している彼は、眠気を振り払うため車外の闇に目をこらしていた。
峠も中盤にかかろうかというころ、彼は1台の白塗りのセダンが待避所に止まっていることに気がついた。
思わず彼は、車を減速した。こんな所に止まっている車は例外なくホテルに泊まる金のない恋人達の緊急のホテルがわりになっているからだ。
リアウインドウを覗き見た瞬間、セダンのドアがいきなり開き中から出てきた女の人と目が合ってしまった。
彼は気まずかったので、車を急発進させその場を立ち去ろうとした。
女が彼の車を見ている。バックミラーごしに強烈な視線を感じふと見ると、なんと、女が走って彼の車を負って来るではないか!!
気まずさが、恐ろしさに変わる。彼は車をスピードアップさせた。
峠の細い道を彼の車は、限界まで加速してゆく。しかし、とうてい人ではついて来れないような速度に、女はついてくる。
彼はブレーキランプに赤々と照らされた女の顔を見て戦慄した。
やまんばだ!やまんばだ!
幼い頃絵本で読んで以来、心の恐怖の頁に書き込まれていた映像がそこにあった。
髪を振り乱して迫り来るしわだらけの醜悪な鬼女の顔。
彼は必死に謝りながら、アクセルを床まで踏み込んだ。
気がつくと彼はふもとのコンビニの駐車場にいた。
助手席の彼女が目を覚ます。
彼は彼女に今峠で起こったことの一部始終を話した。
話を聞くうち次第に目が冴えてきたのか彼女の表情が驚愕に変わる。
彼は彼女に話すことで助かったという実感が沸きそれまでの緊張が一気にほぐれていくのが分かった。
彼の話を聞き終えた彼女は、何か納得したように言った。
「私も…夢をみたの。あなたの車を必死で追いかける夢を…あなた、峠の真ん中で私をおきざりにして行っちゃうのよ。いくら呼んでも叫んでも待ってくれないし。その時本当に、一瞬だけ、
『ころしてやる!』
っておもったわ」
日はとっぷりと暮れている。対向車もまばらで街頭もない助手席の彼女は話し疲れたのか、フリース毛布にくるまって軽い寝息を立てている。
運転している彼は、眠気を振り払うため車外の闇に目をこらしていた。
峠も中盤にかかろうかというころ、彼は1台の白塗りのセダンが待避所に止まっていることに気がついた。
思わず彼は、車を減速した。こんな所に止まっている車は例外なくホテルに泊まる金のない恋人達の緊急のホテルがわりになっているからだ。
リアウインドウを覗き見た瞬間、セダンのドアがいきなり開き中から出てきた女の人と目が合ってしまった。
彼は気まずかったので、車を急発進させその場を立ち去ろうとした。
女が彼の車を見ている。バックミラーごしに強烈な視線を感じふと見ると、なんと、女が走って彼の車を負って来るではないか!!
気まずさが、恐ろしさに変わる。彼は車をスピードアップさせた。
峠の細い道を彼の車は、限界まで加速してゆく。しかし、とうてい人ではついて来れないような速度に、女はついてくる。
彼はブレーキランプに赤々と照らされた女の顔を見て戦慄した。
やまんばだ!やまんばだ!
幼い頃絵本で読んで以来、心の恐怖の頁に書き込まれていた映像がそこにあった。
髪を振り乱して迫り来るしわだらけの醜悪な鬼女の顔。
彼は必死に謝りながら、アクセルを床まで踏み込んだ。
気がつくと彼はふもとのコンビニの駐車場にいた。
助手席の彼女が目を覚ます。
彼は彼女に今峠で起こったことの一部始終を話した。
話を聞くうち次第に目が冴えてきたのか彼女の表情が驚愕に変わる。
彼は彼女に話すことで助かったという実感が沸きそれまでの緊張が一気にほぐれていくのが分かった。
彼の話を聞き終えた彼女は、何か納得したように言った。
「私も…夢をみたの。あなたの車を必死で追いかける夢を…あなた、峠の真ん中で私をおきざりにして行っちゃうのよ。いくら呼んでも叫んでも待ってくれないし。その時本当に、一瞬だけ、
『ころしてやる!』
っておもったわ」
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