都市伝説・・・奇憚・・・blog
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注意すること
2011.02.27 (Sun) | Category : 人を信じすぎる人へ
244 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/18 13:16
ある朝、マンションの単車置き場に向かう途中、背後でカーンッと甲高い音がしました。
コンクリートタイルの通路にジュースの缶が転がっています。
見上げると、小学生くらいの男の子と女の子が6階のベランダから顔を出していました。
ニヤニヤと笑っているところをみると悪戯のようです。
「これを放ったの、僕たち?」
子供達がコクコクと頷きました。
「こんなことしたらダメよ、分かった?」
二人の子供は、相変わらずニヤけながらこっちを見下ろしています。
「何笑ってるの!」
私は少し声を荒げました。
空き缶とは言え、頭に当たれば怪我をするかもしれません。
再発を防ぐ意味でもきちんと注意した方が良いと思いました。
「ここは小さい子も通るんだから、物を投げたら危ないのよ。分かった?」
「うるさい、ばばぁ」
男の子がそう叫ぶと、二つの頭が引っ込みました。
無性に腹が立ちましたが、仕事に遅れるわけにもいかず、その場を離れてスクーターで職場に向かいました。
その日の夜、スクーターを置いてから例の場所を通りました。
今朝の出来事を思い出すと、また怒りが込み上げてきました。
…その時、顔の前髪に触れるか触れないかのところを何かが通過しました。
ドサッ!
足元に、きつく縛られガムテープで補強された新聞紙の束が転がっていました。
両手でやっと持ち上げられるくらいの大きさで、まともに当たっていたら、只では済まなかったでしょう。
ゾッとしながら、視線を上げると5階のベランダから、無表情な女の顔が引っ込むのが見えました。
以来、子供に注意するのが怖くなりました。
ある朝、マンションの単車置き場に向かう途中、背後でカーンッと甲高い音がしました。
コンクリートタイルの通路にジュースの缶が転がっています。
見上げると、小学生くらいの男の子と女の子が6階のベランダから顔を出していました。
ニヤニヤと笑っているところをみると悪戯のようです。
「これを放ったの、僕たち?」
子供達がコクコクと頷きました。
「こんなことしたらダメよ、分かった?」
二人の子供は、相変わらずニヤけながらこっちを見下ろしています。
「何笑ってるの!」
私は少し声を荒げました。
空き缶とは言え、頭に当たれば怪我をするかもしれません。
再発を防ぐ意味でもきちんと注意した方が良いと思いました。
「ここは小さい子も通るんだから、物を投げたら危ないのよ。分かった?」
「うるさい、ばばぁ」
男の子がそう叫ぶと、二つの頭が引っ込みました。
無性に腹が立ちましたが、仕事に遅れるわけにもいかず、その場を離れてスクーターで職場に向かいました。
その日の夜、スクーターを置いてから例の場所を通りました。
今朝の出来事を思い出すと、また怒りが込み上げてきました。
…その時、顔の前髪に触れるか触れないかのところを何かが通過しました。
ドサッ!
足元に、きつく縛られガムテープで補強された新聞紙の束が転がっていました。
両手でやっと持ち上げられるくらいの大きさで、まともに当たっていたら、只では済まなかったでしょう。
ゾッとしながら、視線を上げると5階のベランダから、無表情な女の顔が引っ込むのが見えました。
以来、子供に注意するのが怖くなりました。
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赤い肉の正体
2011.02.26 (Sat) | Category : 人を信じすぎる人へ
SさんとY子さんは、マクドナルドで注文したハンバーガーに噛り付きながら、今日のデートであった出来事を話し合いました。
映画館でY子さんの友人に会った事。
サーティーワンで、Sさんがアイスクリームを落とした事。
先程通った道で、人集りの側を通りがかった時、誰かにぶつかってY子さんが鞄を落とした事。
「何の騒ぎだったんだろうな? あれ」
「さぁ。芸能人でもいたんじゃない?」
あまり気にする事なく、二人は次の話題に移ろうとしました。
その時、
「ん……? Y子。お前、鞄に何か付いてんぞ」
「え?」
Y子さんが傍に置いていた鞄に視線を落とすと、鞄には何か、赤黒い肉の塊の様なものがこびり付いていました。
「うゎっ、何これ? ちょ、ちょっと、早く取ってよ」
「えぇ? 俺が取るの?」
凄く嫌そうな顔をしながらY子さんは、Sさんにその異物を取るよう言いました。Sさんが渋々その塊を、何枚も重ねたペーパーで取り除くと、紙に汁みたいなものが滲みました。
「うぇッ、何だこりゃ?」
顔を顰めながら、すぐゴミ箱にそれを捨てに行ったSさんは、気持ち悪かったので、席に戻る前に手を洗いました。
「あー、気持ち悪かった……何だったんだありゃ?」
「解んないよ……あぁもう、さっき落とした時に付いたのかなぁ……よく確認すれば良かった……」
鞄に残った痕を気にしながら、Y子さんはぼやきました。
その後、駅でY子さんと別れたSさんは、自宅に帰り着くと、すぐにテレビを点けました。
「あれ? これって、さっきの所じゃないか?」
画面には今日通った、人集りの場所が映っています。
何かあったのかと、Sさんは音量を上げました。
そして、ニュースのアナウンサーが読み上げた言葉を聞いて、あの赤黒い肉の様なものに触った事を、心から後悔したそうです。
「今日、夕方六時頃、××社のビルで飛び下り自殺がありました……」
(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
映画館でY子さんの友人に会った事。
サーティーワンで、Sさんがアイスクリームを落とした事。
先程通った道で、人集りの側を通りがかった時、誰かにぶつかってY子さんが鞄を落とした事。
「何の騒ぎだったんだろうな? あれ」
「さぁ。芸能人でもいたんじゃない?」
あまり気にする事なく、二人は次の話題に移ろうとしました。
その時、
「ん……? Y子。お前、鞄に何か付いてんぞ」
「え?」
Y子さんが傍に置いていた鞄に視線を落とすと、鞄には何か、赤黒い肉の塊の様なものがこびり付いていました。
「うゎっ、何これ? ちょ、ちょっと、早く取ってよ」
「えぇ? 俺が取るの?」
凄く嫌そうな顔をしながらY子さんは、Sさんにその異物を取るよう言いました。Sさんが渋々その塊を、何枚も重ねたペーパーで取り除くと、紙に汁みたいなものが滲みました。
「うぇッ、何だこりゃ?」
顔を顰めながら、すぐゴミ箱にそれを捨てに行ったSさんは、気持ち悪かったので、席に戻る前に手を洗いました。
「あー、気持ち悪かった……何だったんだありゃ?」
「解んないよ……あぁもう、さっき落とした時に付いたのかなぁ……よく確認すれば良かった……」
鞄に残った痕を気にしながら、Y子さんはぼやきました。
その後、駅でY子さんと別れたSさんは、自宅に帰り着くと、すぐにテレビを点けました。
「あれ? これって、さっきの所じゃないか?」
画面には今日通った、人集りの場所が映っています。
何かあったのかと、Sさんは音量を上げました。
そして、ニュースのアナウンサーが読み上げた言葉を聞いて、あの赤黒い肉の様なものに触った事を、心から後悔したそうです。
「今日、夕方六時頃、××社のビルで飛び下り自殺がありました……」
(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
病院
2011.02.26 (Sat) | Category : 人を信じすぎる人へ
110 :1/2 :2011/02/16(水) 20:57:52 ID:0OtLNk7y0
昔母から聞いた話
知り合いのおばあちゃんが、体の調子がおかしいということで病院に行き、何やら検査とかしてて、すぐ終わるはずが長引いて結局そのまま入院した。
当時は肺結核とか多かったから隔離っての?
サナトリウムみたいなところに入院したんだと。
そんなに悪かったのか、とおったまげて、ある日皆で見舞いに行ったとき。
なんかの拍子にそのばあちゃんと少女だった母以外の皆が別の話に夢中になってて、ぽつんと取り残されたようになった。
母が
「おばあちゃん、大丈夫?」
と聞いたところ、ポツリと
「全然大丈夫じゃないよ・・・」
との答え。
続けて
「ここは何かおかしいのよ。検査といいながら紙に延々と同じ言葉書かされるし、頭に変なものかぶせられて少しでも動くと怒られるし、薬はとても多くて飲むのが大変だし。」
少女だった母にはその異様さが伝わるわけも無く、ふうん? 程度で終わってしまっていた。
そのままさらに2ヶ月ほど入院していたそうだが、ある日ひょっこり退院することになった。
退院したばあちゃんを見て母は衝撃を受けた。
口が開きっぱなしでよだれがだらだら、体は小刻みに震え車椅子、
「きてきてられられますおられますおられますらりらりられ・・・」
とやたらラ行の多い、意味不明の言葉を繰り返す。
(どうでもいいが美味しんぼのマジキチ岡星思い出した)
しゃんと背筋を伸ばして身だしなみに気を使っていた当時の姿は微塵も無かった。
どう見てもこれ退院できる状況じゃないだろと思いはしたが、医者の言うことだからと自宅療養? 結局完治していない?引き取ることになった。
その10日後くらいにあっさりと逝った。
スライス盤?みたいなよく切れるでかい円盤状のカッターに自ら飛び込んだのだ。
夫であるじいさんが造船作業員だったから、その工場に入り込んで、勝手に機械を動かしたらしいとかなんとか。
その病院も今はすでに無く、当時を知るものも全員鬼籍に入ってしまっているので、もはや真相は闇の中、なわけで。
ただ、あの後何年かして母がふと気になって、当時の電話番号帳? (職業別と人名別の二つあったが両方調べたといってる)や住所録?を確認したが、どこにもそんな病院の名前は載っていなかったそうだ。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
昔母から聞いた話
知り合いのおばあちゃんが、体の調子がおかしいということで病院に行き、何やら検査とかしてて、すぐ終わるはずが長引いて結局そのまま入院した。
当時は肺結核とか多かったから隔離っての?
サナトリウムみたいなところに入院したんだと。
そんなに悪かったのか、とおったまげて、ある日皆で見舞いに行ったとき。
なんかの拍子にそのばあちゃんと少女だった母以外の皆が別の話に夢中になってて、ぽつんと取り残されたようになった。
母が
「おばあちゃん、大丈夫?」
と聞いたところ、ポツリと
「全然大丈夫じゃないよ・・・」
との答え。
続けて
「ここは何かおかしいのよ。検査といいながら紙に延々と同じ言葉書かされるし、頭に変なものかぶせられて少しでも動くと怒られるし、薬はとても多くて飲むのが大変だし。」
少女だった母にはその異様さが伝わるわけも無く、ふうん? 程度で終わってしまっていた。
そのままさらに2ヶ月ほど入院していたそうだが、ある日ひょっこり退院することになった。
退院したばあちゃんを見て母は衝撃を受けた。
口が開きっぱなしでよだれがだらだら、体は小刻みに震え車椅子、
「きてきてられられますおられますおられますらりらりられ・・・」
とやたらラ行の多い、意味不明の言葉を繰り返す。
(どうでもいいが美味しんぼのマジキチ岡星思い出した)
しゃんと背筋を伸ばして身だしなみに気を使っていた当時の姿は微塵も無かった。
どう見てもこれ退院できる状況じゃないだろと思いはしたが、医者の言うことだからと自宅療養? 結局完治していない?引き取ることになった。
その10日後くらいにあっさりと逝った。
スライス盤?みたいなよく切れるでかい円盤状のカッターに自ら飛び込んだのだ。
夫であるじいさんが造船作業員だったから、その工場に入り込んで、勝手に機械を動かしたらしいとかなんとか。
その病院も今はすでに無く、当時を知るものも全員鬼籍に入ってしまっているので、もはや真相は闇の中、なわけで。
ただ、あの後何年かして母がふと気になって、当時の電話番号帳? (職業別と人名別の二つあったが両方調べたといってる)や住所録?を確認したが、どこにもそんな病院の名前は載っていなかったそうだ。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
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