都市伝説・・・奇憚・・・blog
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遺族からの依頼
2011.04.22 (Fri) | Category : 人を信じすぎる人へ
779 :本当にあった怖い名無し :2011/04/15(金) 00:16:48.50 ID:NzpcSh9f0
地味&読みにくくて申し訳ないんだけど、昔勤めていた会社での話。
中途採用で採用されたA。
勤め始めて2カ月たった頃、変な電話がかかってきた。
「御社に在籍してるA 、人殺しですよ」
最初の電話はイタズラかと思って流してたけど、何度も何度もしつこく電話がかかってきて、話を聞いてくださいと言うので聞いてみると、かなり残虐な殺人事件の犯人とのこと。
「新聞の切りぬきを送ります。後は御社の良心に任せます」
後日、送られた新聞記事の切り抜きコピーを元に本人に尋ねるとあっさり認めた。
もちろんAはクビ。
ちなみに自分の会社に電話をかけてきたのは興信所の方で、遺族からの依頼でAが出所してから10年ほど同じ手口で嫌がらせを行っているらしい。
法で裁くなんて綺麗事。
怨みは怖い。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
地味&読みにくくて申し訳ないんだけど、昔勤めていた会社での話。
中途採用で採用されたA。
勤め始めて2カ月たった頃、変な電話がかかってきた。
「御社に在籍してるA 、人殺しですよ」
最初の電話はイタズラかと思って流してたけど、何度も何度もしつこく電話がかかってきて、話を聞いてくださいと言うので聞いてみると、かなり残虐な殺人事件の犯人とのこと。
「新聞の切りぬきを送ります。後は御社の良心に任せます」
後日、送られた新聞記事の切り抜きコピーを元に本人に尋ねるとあっさり認めた。
もちろんAはクビ。
ちなみに自分の会社に電話をかけてきたのは興信所の方で、遺族からの依頼でAが出所してから10年ほど同じ手口で嫌がらせを行っているらしい。
法で裁くなんて綺麗事。
怨みは怖い。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
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消化不良
2011.04.19 (Tue) | Category : 人を信じすぎる人へ
GWの前日。忠司の祖父が、家に来る事になった。
宮崎生まれの宮崎育ちだった祖父は、小さな頃から野山を駆け回っていた山男だ。
生まれも育ちも東京の忠司は、そんな祖父が家に来るのを楽しみにしていた。山であった話を聞かせてくれるからだ。
「今日、田舎からじっちゃんが遊びに来るんだ! 幸男も来ない?」
学校帰りに、忠司は親友の幸男を誘った。通学路には他にも、ランドセルを背負った小学生達が家路を急いでいる。
「うん、行くよ」
了承を貰った忠司は、今日は何の話が聞けるんだろうとワクワクしながら自宅に向かった。幸男は、忠司の祖父に会うのは初めてだったので、少し緊張しながら同行した。
「忠司君のお爺さんって、宮崎に住んでるんだっけ?」
「うん。そうだよ」
「へぇ……僕のお婆ちゃんと同じ所だ」
「え? 幸男のお婆ちゃん、宮崎なの?」
「うん」
知らなかったぁ、と忠司は驚きながら、家の玄関を開けた。
「ただいまぁ!」
「お邪魔します」
祖父は居間で、『水戸黄門』の再放送を観ながら茶を啜っていた。ニッコリ微笑みながら二人を迎える祖父に、幸男もすっかり打ち解けてしまった。
忠司の母は夕飯の買い出しでいなかった。忠司は台所からジュースと菓子を持ってくると、祖父に話をねだった。
「じっちゃん、今日は何の話を聞かせてくれんの?」
忠司はもう目をキラキラ輝かせている。幸男も忠司の隣で、「どんな話なんだろう」という期待に満ちた目で、祖父の話を待っている。
「そうじゃのう……二人共、猪って知ってるか?」
二人は頷くのを見て、祖父は話を続けた。
「じゃあ今日は、儂が山で、猪を狩った時の話でもしようか」
忠司が祖父の言葉に、嬉しそうに頷くのを見ながら、祖父は言葉を紡ごうとした。
ところが、祖父が幸男の方を見遣ると、幸男はさっきまで期待に満ちていた顔を少し顰めていた。
どうしたのだろうと少し気になったが、幸男はそういう話に慣れていないから、少し怖いのだろうと祖父は思った。
「儂が最後に猪狩りに行ったのは、今から十年前の冬じゃった。猪の食べ頃は冬じゃからな、十二月から一月中旬に山へ行くと、脂をたくわえた旨い猪に会えるんじゃ」
楽しそうに語る祖父の話を、忠司も楽しそうに聞く。幸男は、少し曇った表情で耳を傾けていた。
「獲り方でも味は変わるんだよ? 罠で獲るより鉄砲が良い。ってなわけで、儂と儂の友達は、鉄砲をかついで山に入った。儂ら、狩りを始めてすぐに若い猪を一頭仕留めてな……あれは良い猪だった」
「じっちゃん、猪って旨いの?」
「ああ、旨いよ。よく鍋にして食ったりしたよ。噛めば噛むほど良い味が~ってやつじゃ。それでな、その後狩りの競争をする事にした儂らは、一時間後にその時いた場所に戻ってくるっていう約束をして別れた……別れたんじゃ……」
そこまで話したところで、祖父は悲しそうな、何かを恐れる様な複雑な表情になった。忠司はそんな祖父の顔を初めて見た。
「儂は猪を捕えられないまま、一時間後に約束の場所に戻った。だが……いくら待ってもあいつは戻ってこなくての……儂は山を降りる事にしたんだよ。あいつは先に下山したのかもしれないと……」
忠司は唾を飲み込んだ。祖父の様子でなんとなく、その先が読めた。
幸男も同じなのか、俯きながら、拳を固く握っている。
「……山降りたら、いた? じっちゃんの友達」
祖父は首を振った。ゆっくりと、横に。
「あいつの家に電話したら、帰ってねえって言われたよ。次の日に皆で必死になって探したんだが、やっぱり何処にもいなかった……雪道には熊の足跡だけがあってな……あいつは多分、熊に……」
「嘘だっ!!」
突然、それまで沈黙を貫いていた幸男が口を開いた。
「嘘だよ。熊に喰われて死んだなんて。本当は違うよ」
祖父は呆気にとられた顔で、幸男を見つめた。忠司も同じだった。
幸男が何を言っているのか、理解できなかった。
「……僕のお婆ちゃんも、宮崎に住んでいます。お爺ちゃんは、十年前に行方不明になったんです」
祖父は、かすれた様な声で「えっ」と言った。
「九年前、山で猟師さん達が、熊の死体を発見しました。その熊、死んだ後で他の動物達に喰われたのか、お腹に穴が開いてて……そこから、人間の腕が出ていました」
幸男の言葉を聞いていた祖父は、段々身体が震えてきた。
そんな祖父に幸男は、さらに信じられないような話を続けた。
「……熊の身体の中には、僕のお爺ちゃんが入っていたんです……不思議だけど、消化された跡が全くなくて、お腹に、鉄砲で撃たれた痕が残っていたって……」
幸男はそこまで喋ると、祖父を真っ直ぐ見据えて、言った。
「……お婆ちゃん、こう言ってました。お爺ちゃんがいなくなった日、お爺ちゃんから電話が来るのを待ってたって……いつも、帰る前に連絡してたみたいですから……でも、その日は、誰からも電話が来なかったって……」
そこまで聞いた忠司は、思わず祖父に声をかけた。
「……じっちゃん……」
まさか。そんなはずはない。そう頭の中で否定するが、声に震えが混じってしまった。
「………殺す気は、なかったんだ……」
俯いたまま、祖父は言った。震える拳に、大粒の涙が一滴こぼれた。
「……誤射だった……儂の弾が、あいつの腹に当たっちまったんだ……熊が出る場所に死んだあいつを置いてきたのは……あいつを殺した事を知られるのが怖かったからなんだ…………」
沈黙が降りる部屋に、祖父の鳴咽だけが大きく響いた。
(暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
宮崎生まれの宮崎育ちだった祖父は、小さな頃から野山を駆け回っていた山男だ。
生まれも育ちも東京の忠司は、そんな祖父が家に来るのを楽しみにしていた。山であった話を聞かせてくれるからだ。
「今日、田舎からじっちゃんが遊びに来るんだ! 幸男も来ない?」
学校帰りに、忠司は親友の幸男を誘った。通学路には他にも、ランドセルを背負った小学生達が家路を急いでいる。
「うん、行くよ」
了承を貰った忠司は、今日は何の話が聞けるんだろうとワクワクしながら自宅に向かった。幸男は、忠司の祖父に会うのは初めてだったので、少し緊張しながら同行した。
「忠司君のお爺さんって、宮崎に住んでるんだっけ?」
「うん。そうだよ」
「へぇ……僕のお婆ちゃんと同じ所だ」
「え? 幸男のお婆ちゃん、宮崎なの?」
「うん」
知らなかったぁ、と忠司は驚きながら、家の玄関を開けた。
「ただいまぁ!」
「お邪魔します」
祖父は居間で、『水戸黄門』の再放送を観ながら茶を啜っていた。ニッコリ微笑みながら二人を迎える祖父に、幸男もすっかり打ち解けてしまった。
忠司の母は夕飯の買い出しでいなかった。忠司は台所からジュースと菓子を持ってくると、祖父に話をねだった。
「じっちゃん、今日は何の話を聞かせてくれんの?」
忠司はもう目をキラキラ輝かせている。幸男も忠司の隣で、「どんな話なんだろう」という期待に満ちた目で、祖父の話を待っている。
「そうじゃのう……二人共、猪って知ってるか?」
二人は頷くのを見て、祖父は話を続けた。
「じゃあ今日は、儂が山で、猪を狩った時の話でもしようか」
忠司が祖父の言葉に、嬉しそうに頷くのを見ながら、祖父は言葉を紡ごうとした。
ところが、祖父が幸男の方を見遣ると、幸男はさっきまで期待に満ちていた顔を少し顰めていた。
どうしたのだろうと少し気になったが、幸男はそういう話に慣れていないから、少し怖いのだろうと祖父は思った。
「儂が最後に猪狩りに行ったのは、今から十年前の冬じゃった。猪の食べ頃は冬じゃからな、十二月から一月中旬に山へ行くと、脂をたくわえた旨い猪に会えるんじゃ」
楽しそうに語る祖父の話を、忠司も楽しそうに聞く。幸男は、少し曇った表情で耳を傾けていた。
「獲り方でも味は変わるんだよ? 罠で獲るより鉄砲が良い。ってなわけで、儂と儂の友達は、鉄砲をかついで山に入った。儂ら、狩りを始めてすぐに若い猪を一頭仕留めてな……あれは良い猪だった」
「じっちゃん、猪って旨いの?」
「ああ、旨いよ。よく鍋にして食ったりしたよ。噛めば噛むほど良い味が~ってやつじゃ。それでな、その後狩りの競争をする事にした儂らは、一時間後にその時いた場所に戻ってくるっていう約束をして別れた……別れたんじゃ……」
そこまで話したところで、祖父は悲しそうな、何かを恐れる様な複雑な表情になった。忠司はそんな祖父の顔を初めて見た。
「儂は猪を捕えられないまま、一時間後に約束の場所に戻った。だが……いくら待ってもあいつは戻ってこなくての……儂は山を降りる事にしたんだよ。あいつは先に下山したのかもしれないと……」
忠司は唾を飲み込んだ。祖父の様子でなんとなく、その先が読めた。
幸男も同じなのか、俯きながら、拳を固く握っている。
「……山降りたら、いた? じっちゃんの友達」
祖父は首を振った。ゆっくりと、横に。
「あいつの家に電話したら、帰ってねえって言われたよ。次の日に皆で必死になって探したんだが、やっぱり何処にもいなかった……雪道には熊の足跡だけがあってな……あいつは多分、熊に……」
「嘘だっ!!」
突然、それまで沈黙を貫いていた幸男が口を開いた。
「嘘だよ。熊に喰われて死んだなんて。本当は違うよ」
祖父は呆気にとられた顔で、幸男を見つめた。忠司も同じだった。
幸男が何を言っているのか、理解できなかった。
「……僕のお婆ちゃんも、宮崎に住んでいます。お爺ちゃんは、十年前に行方不明になったんです」
祖父は、かすれた様な声で「えっ」と言った。
「九年前、山で猟師さん達が、熊の死体を発見しました。その熊、死んだ後で他の動物達に喰われたのか、お腹に穴が開いてて……そこから、人間の腕が出ていました」
幸男の言葉を聞いていた祖父は、段々身体が震えてきた。
そんな祖父に幸男は、さらに信じられないような話を続けた。
「……熊の身体の中には、僕のお爺ちゃんが入っていたんです……不思議だけど、消化された跡が全くなくて、お腹に、鉄砲で撃たれた痕が残っていたって……」
幸男はそこまで喋ると、祖父を真っ直ぐ見据えて、言った。
「……お婆ちゃん、こう言ってました。お爺ちゃんがいなくなった日、お爺ちゃんから電話が来るのを待ってたって……いつも、帰る前に連絡してたみたいですから……でも、その日は、誰からも電話が来なかったって……」
そこまで聞いた忠司は、思わず祖父に声をかけた。
「……じっちゃん……」
まさか。そんなはずはない。そう頭の中で否定するが、声に震えが混じってしまった。
「………殺す気は、なかったんだ……」
俯いたまま、祖父は言った。震える拳に、大粒の涙が一滴こぼれた。
「……誤射だった……儂の弾が、あいつの腹に当たっちまったんだ……熊が出る場所に死んだあいつを置いてきたのは……あいつを殺した事を知られるのが怖かったからなんだ…………」
沈黙が降りる部屋に、祖父の鳴咽だけが大きく響いた。
(暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
呪われた家
2011.04.19 (Tue) | Category : 人を信じすぎる人へ
242 :本当にあった怖い名無し :2011/04/04(月) 12:05:28.56 ID:9AB8oaEM0
知り合いの近所の家。
建築中に通りすがりの無関係な人が、勝手に侵入して首吊り自○した。
完成した家には中年夫婦と妻の母、夫婦の中学生になる息子が住み始めた。
ほどなくして妻の母が、夜更けに近辺を徘徊し始める。
認知症と思ったらそうではなく、家にいると家人に怒られるそう。
入浴も食事もまんぞくにさせてもらえず電話を使っても怒られるため、近くにある公衆電話をかけるために夜遅くに家を出ていたとのこと。
ちなみにこの家、購入の大半の資金は妻の母が出していた。
やがて妻の母は、市内に住む別の娘に引き取られ二度と姿を見せなかった。
ある時期から夜になると、この家の廊下で火の玉が飛ぶと噂になった。
しかしそれは火の玉ではなく、夫婦の妻が夜ごとロウソクを持って室内をうろついているのだった。
目的はわからない。
またある時期から「家の中を覗く奴がいる」と、雨戸を締め切るようになった。
誰かが侵入しようとしていると言って塀の上に鉄条網を張り巡らし、門を封鎖して板を打ち付け、監視カメラを複数設置。
猫が庭を歩いただけで警察に何度も通報し、隣の家の桜が散るのが迷惑だと頻繁に怒鳴り込んで木を切らせた。
中学生だった息子はほとんど姿を見せないまま卒業してそのまま引きこもり、やがて両親に激しい暴力を振るうようになった。
後に精神障害が見つかって通院するようになったが、症状は一進一退らしい。
他にもまだまだいろいろあるが、夫婦の常軌を逸した行動を含め、近隣では呪われた家と密かに囁かれている。
長文でしつれいしました。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
知り合いの近所の家。
建築中に通りすがりの無関係な人が、勝手に侵入して首吊り自○した。
完成した家には中年夫婦と妻の母、夫婦の中学生になる息子が住み始めた。
ほどなくして妻の母が、夜更けに近辺を徘徊し始める。
認知症と思ったらそうではなく、家にいると家人に怒られるそう。
入浴も食事もまんぞくにさせてもらえず電話を使っても怒られるため、近くにある公衆電話をかけるために夜遅くに家を出ていたとのこと。
ちなみにこの家、購入の大半の資金は妻の母が出していた。
やがて妻の母は、市内に住む別の娘に引き取られ二度と姿を見せなかった。
ある時期から夜になると、この家の廊下で火の玉が飛ぶと噂になった。
しかしそれは火の玉ではなく、夫婦の妻が夜ごとロウソクを持って室内をうろついているのだった。
目的はわからない。
またある時期から「家の中を覗く奴がいる」と、雨戸を締め切るようになった。
誰かが侵入しようとしていると言って塀の上に鉄条網を張り巡らし、門を封鎖して板を打ち付け、監視カメラを複数設置。
猫が庭を歩いただけで警察に何度も通報し、隣の家の桜が散るのが迷惑だと頻繁に怒鳴り込んで木を切らせた。
中学生だった息子はほとんど姿を見せないまま卒業してそのまま引きこもり、やがて両親に激しい暴力を振るうようになった。
後に精神障害が見つかって通院するようになったが、症状は一進一退らしい。
他にもまだまだいろいろあるが、夫婦の常軌を逸した行動を含め、近隣では呪われた家と密かに囁かれている。
長文でしつれいしました。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
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