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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.05 (Wed) Category : 

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ある島の奇祭

2011.08.21 (Sun) Category : 人を信じすぎる人へ

299 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 11:28:24.87 ID:XZBk9m760
20年前、人口100人くらいの島の人と、教授の研究のため何年もかけて交流したことがある。
祭りの時期に合わせて、1ヶ月泊まりで教授の聞き取り調査なんかに同行した。

でも、ほとんど島の子供と遊んでただけ。
なんにもない島で、島の半分がお墓だからということで、その部分には島の子供は絶対に近寄らない。
海がすごくきれいで、島と島の間に干潮時は道ができて歩いて渡れる、すごくキレイで夢のような場所だった。



302 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 11:38:06.89 ID:XZBk9m760
その島では奇祭があり、夜通し村の男の人がお面をかぶって白い衣装を着て、太鼓のようなものを叩きながら、たいまつを持って村中を練り歩く。

教授から、
「この祭りの夜は、絶対に一人で外に行ってはいけない」。

宿なんかないから、船着場の一室に寝泊りしていたんだけど、
「鍵をかけて、誰かきても絶対に入れたらいけない」
と念を押されていた。

私たちの部屋には、一緒に行ってた男の子3人と、村の小学生の女の子2人と、私とあと二人の女の子がいた。

窓にはガラスが入ってなくて格子だけがあったから、外を歩いてる人の姿をちらちらと見ることはできる。

昼間に船に乗せて漁に連れて行ってくれたり、他の日の夜に地元料理を教えてくれたりしたRさん(40代のおじさん・当時私は10代)の声で、
「部屋のドアを開けろ」
と言われた。

シャワー室があったんだけど、そこの窓から手を入れたり松明を投げ入れられたりした。
やさしいRさんの変貌ぶりに、女の子みんなでガクブルしてた。



303 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 12:03:43.98 ID:XZBk9m760
一人の女の子が、あまりの怖さに
「教授とそのほかの男の子を呼んでくる!」
と外に飛び出していった。
その子をTちゃんとする。

Tちゃんが飛び出していったあと、急いでドアを閉めて鍵をかけた。
Tちゃんはすごくかわいい顔をした子で、Rさんの狙いはTちゃんだったみたいで、彼はTちゃんを追いかけていった。

Rさんと一緒に来てた何人かの男の人も一緒に追いかけていったから、船着場はシーンとなった。

村は車が入れないような狭い路地がたくさん入り組んでいるような場所で、誰かと鉢合わせすると逃げられない。
村には街頭なんかもない。村人が持ってる松明の明かりだけが頼り。

でもそのおかげで、松明の明かりがちかづくと人がいるってことで、物陰に身をひそめてやり過ごすことができたんだそう。

祭りのクライマックスは、村の真ん中にある祠に祈祷師が入っていて、祭りの間中何かを祈念するんだけど、その神託?が降りたら、村の女性みんなでその祠を囲って一晩中踊り狂う。
その間中、男たちは松明を持って村を歩いてる。

私はTちゃんが心配になって、男の子2人と一緒に外に出た。
そのとき陰に隠れてた村の人が出てきて、私を見て「チッ」と言ったのが印象深い。

祭りをにこやかに楽しんでいた教授は、部屋の外に出てきてたTちゃんを見つけて血相変えて怒ってた。
私たちも後で合流して、祭りが終わるまでTちゃんと私を、教授と男の子で囲んで座ってた。
お酒や料理をいただいて村人とほがらかに話してた男の子や教授を見て、なんで部屋から出るなって言ったのかな?なんて思ってた。

でも、お面かぶった村人を、絶対にTちゃんや私に近づけなかった。



(続きは『続きを読む』をクリック)
(白さんからの投稿です。ありがとうございました)





 








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私の家だ

2011.08.20 (Sat) Category : 人を信じすぎる人へ

712 :本当にあった怖い名無し :2011/07/13(水) 14:11:18.74 ID:XhCcQPLN0
今年のはじめ、田舎に帰省した時の話

23時ごろに俺が居間でPCをいじってたら、勝手口のすりガラスに謎の人影が現れてドンドン叩き始めた
幽霊にしては現実味がありすぎたから、泥棒かとびくびくしながら様子を見ると見知らぬおじさんが居る

俺「ど、どなたですか?」
とガラス越しに尋ねる
おじさん「ここは私の家なんですけど」
俺「は?」
おじさん「私の家に帰ってきただけだって言ってるんです」
意味不明

俺の家は地元では結構大きくて、塀と川に囲まれてるから忍びこもうと思わない限り他人は入れないはず
とりあえず母を呼んで応対してもらう事に

母は警察に一報入れてから、おじさんに声をかける
母「そんな外にいたら寒いでしょ、お入りなさい」
鍵を開けてあげる

俺(え? 入れちゃうの? 強盗とかだったらどうすんの?)
↑母を一人で放置するわけにもいかないので、退避できない俺

おじさん「言われなくてもそうしますよ!」
のしのし

母「それであなた、どこに住んでるんです」
おじさん「ここに住んでるに決まってるでしょ!」
母「でも、ここには前からあたしが住んでるからねぇ」
俺(刺激するような事言うなよ! キレはじめたりしないよな・・・)

その後も警察がくるまで、母は散々おじさんを質問攻めにしてた
結局このおじさんは警察いわくボケ&酔っ払いだったようなのだが・・・
そんなおじさんがウチの庭先まで忍びこめるもんなのか、謎が残った

しかし俺にとっては・・・
意味不明なおじさんより、豪胆な母の方にビクビクさせられた一夜だった 



(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)



 








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ストーカーの恐怖

2011.08.19 (Fri) Category : 人を信じすぎる人へ

604 名前:元浪人生 その1 投稿日:04/01/23 12:44
浪人時代に同じ予備校の人につきまとわれた。
全く身に覚えがないのにヤツの頭の中でいつの間にか彼女にされたのだ。
ヤツと高校時代に同級生だったA君がたまたま私の友人となり、同じ予備校にいた。

ある日の授業でたまたま隣に座ったのが全ての始まりだったようだ(あの時オレ目当てで近寄ってきたんだ、とヤツはA君に話していた)。

もちろん、ヤツとは喋ったこともなく、名前も顔も知らなかった。
その数週間後、とある授業で見知らぬ男が私の隣に座ってきた。それがヤツだった。

「ここ、座るよ」
と妙に無表情で視線が泳いでいたので、顔を憶えてしまった。
授業中、雨が降り出したら
「傘、貸そうか」
と突然話し掛けてきた(当然、聞こえない振りをしたが)。

口調が妙に馴れ馴れしく、まるで既に知り合いのような「当然」といった態度が無気味で
「浪人中に精神を病んだ人かな」
と印象に残ったのだ。

しかし、その後しばらくは何ごともなく過ごしていた。
もちろん、ヤツとは話すことはおろか、見かけた覚えさえなかった。
そんなある日、、、、。

午前の授業が終わり、食堂へ行こうと教室の混み合った出口付近で立っていると、突然、すぐ前に立っていた男が振り返り、私に向かってこう言ったのだ。

「今日は外で食べようか?」

薄笑いを浮かべて、その男の視線は私の顔の真後ろ50cm辺りに向かっていた。
私のすぐ後ろの人に話し掛けているのだ、と思って私も振り返った。
後ろの人は、全く別の人とのおしゃべりに夢中だった。

「一体誰に話し掛けてるんだ?」
と思ったその時、
「ね?XXさん」
その男は私の名前を呼んだのだ。頭がパニックになった。

知らないぞこんな男、でも、今の発言はまるでいつも一緒にお昼を食べているような、、、とぐるぐると頭の中で考えた。
「あ、アイツだ!」
以前もまるで知り合いみたいな口調で隣に座ってきたヤツだ。
その瞬間、恐怖心から、全身の力が抜けていくのがわかったが気付かない振りをしてその場は去った。

怖くなった私はA君にこの話をした。するとA君は意外な返事をした。
「え?つき合ってないの?」
何と、A君はヤツと知り合いだと言う。

ヤツはA君に
「彼女から告白された。でも彼女は恥ずかしがりやだから秘密なんだ」
といったという。
かかわり合いになりたくないので無視することにした。

しかし、その後、

授業では黙って隣に座ろうとする、
食堂では黙って当然のように傍に座る、
朝電車に乗ろうとしたら到着した電車の目の前のドアにヤツが乗って待っている、
電車の中ではただ黙って傍に寄って立ち、逃げてもついてくる(終止無言)、
帰りに後をつけられる(電車のドアがしまる寸前に降りたり、人込みの中を走ったり、散々だった)、
母親の勤務先(私の友人との会話から盗み聞きして店を知ったらしい)に電話して自宅の電話番号を聞き出そうとする、
友人に連絡先をきこうとする、、、、

ということが続いた。
その間私は無視し、近寄られる度に
「迷惑なので関わらないでほしい」
と事務的に一言だけ言うことは根気強く続けた。

しかし、ヤツの妄想はエスカレートし、
「彼女は恥ずかしがっている。一緒の大学を受けるので受かったらつき合ってくれると返事をしてくれた」
とA君に一方的に自慢していたそうだ。
A君もヤツが怖くなったらしく、反論する勇気が出なかったと言う。

そうしているうちにセンター試験の直前頃からぴたりと付きまとわれることがなくなった。
不思議に思ったが、さすがに正気に戻ったのか、とすこしホッとしていた。

さて、受験当日。
ヤツは国立のA大学志望、私は国立のB大学志望。
当然、同じ試験日にわたしがA大学を受けるはずがない。たまたまA君はヤツと同じA大学を受験した。
試験当日、慌てふためいた様子のヤツにA君は肩を叩かれたという。

「XXさんは?XXさんは何でいないんだ!?」
と怒鳴ってきたそうだ。
A君は吃驚して
「彼女はB大学を受けているのではないか」
と答えたところ

「あの女!騙しやがったな!!殺してやる!!!」
と座った目つきで試験場を出ていったそうだ。
試験当日の夜、A君から電話があり、この話を聞いた時は恐怖した。

しりすぼみの話ですまないが、その後、精神病院に入院したらしい、とA君からきかされた。
入院していなかったら、どうなったことか、とぞっとする。
幸い、私とA君は志望校に受かり、ヤツも1年遅れて遠方の大学に入学したらしい。
以来、関わることなくすごせてホッとしている。 




 








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