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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.01 (Sat) Category : 

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はえゆ?

2012.12.10 (Mon) Category : 人を信じすぎる人へ

753 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/09/18(月) 02:36:21 ID:or6OpWeP0
俺が住んでる市営住宅の1Fにちょっと怪しげな親子が住んでるんだけど(母親と息子)それぞれ息子=45過ぎ、母親=65過ぎの親子なんだけど、ほとんど他の住人とは話もしないのよ。
仕事もしている風はないし、外出しているところを見かけたことがない。

なのに、そのくせ、俺とか上の階に住んでいる住人がその親子が住んでる部屋の前を通ると必ず息子が「カシャッ、カラカラ」ってドアの鍵を開ける音をたててドアをすこーしだけ開けてむこうからこっちを見てる。気持ち悪いけど俺は
「こんにちわ」
って挨拶をすると、目もうつろなその息子は
「うおんにちわ〜」
ってかなり発音できてない言葉で挨拶を返してくる。

気持ち悪いのは、朝でも昼でも夜中でも、その部屋の前を通っているとかならず息子はそのドアを開けてこっちを見るわけ。つまり一日中ドアの向こうに張り付いて外の様子を伺っているんだな。

でも別に危害は加えてこないからまぁ、いいか、て感じで無視してたのね。
んで、ある夜、うちの母ちゃんがベランダで洗濯モノを干してたらなんか、
「焦げ臭い!」
て騒ぐのよ。

だから俺が
「はぁ?魚でも焦げとるんやない?」
って返したけど、母ちゃんは
「違う!なんかもっと変な臭い」
って騒ぐのよ。俺もベランダに出て嗅いでみたけどかなりくさい!焦げ臭いんだけど、なんか生ものの焦げるというか、髪の毛を焼いたような臭いがするわけ。

(続きは『続きを読む』をクリック)
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)






 








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折詰め

2012.12.08 (Sat) Category : 人を信じすぎる人へ

1/2 sage New! 2008/10/16(木) 13:56:59 ID:8mArHdCN0

886 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/09/04(木) 23:57:35 ID:H6ASpnJbO
近所の中華屋でラーメンを食ったんだが、金を払おうとしたら、店主がいらないと言うんだ。
「今日でお店終わり。あなたが最後のお客さん。ひいきにしてくれてありがとう。これ、おみやげ」
と、折詰めを二つくれた。

俺は何と言っていいかわかんなかったけど
「とても残念です。おみやげ、ありがたく頂戴します。お疲れさまでした」
と挨拶して店を出たんだ。
折詰めの中を見たら、餃子やら春巻やら唐揚げやらが、みっしりと詰まってる。ちょっと一人じゃ食べきれないボリューム。

面白い体験だな。得しちゃったな。と、楽しくなってさ。帰り道、友人に電話して、経緯を話してから
「今、俺んとこに来たら、中華オードブルがたらふく食えるぜ」
と誘ったんだよ。
すると、友人は変な事を言うんだ。

「その折詰めの中身、食ったのか?」
「食ってないよ」
「いいか、絶対食うな。それから、絶対アパートに戻るな。そうだな、駅前のコンビニに行け。車で迎えに行ってやるから」
「どういう事が全然わかんないんだけど」
「説明は後だ。人のいるところが安全だ。コンビニに着いたら電話くれ」

とにかく俺はコンビニに向かったよ。で、友人に電話した。
「着いたよ」
「こっちももうすぐ着く。誰かに後を付けられたりしてないか」
「えーと、お前大丈夫か?」
「それはこっちの台詞だな」

それから、友人と連絡が取れなくなった。携帯がつながらない。
小一時間、コンビニで待ってたけど、友人は現れない。
友人が言った、絶対アパートに戻るな、というのが、何故か頭に残ってたから、ネットカフェで朝まで過ごし、始発で実家に帰った。
いまも実家でゴロゴロしてる。
他の友人に尋ねても、そいつとは連絡が取れないそうだ。
そろそろ学校も始まるし、友人の消息も気になる。
折詰めはコンビニのゴミ箱に捨てた。



289 2/2 sage New! 2008/10/16(木) 13:57:52 ID:8mArHdCN0
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?197

547 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/09/24(水) 22:28:39 ID:hS4Lduk8O
以前、中華屋で折詰めを貰ったものです。
九月も中頃を過ぎて、さすがに実家に居づらくなったのでアパートに戻ってみた。
晩飯にコンビニ弁当を食っていると、お隣の人が来たんだ。ちょっといいかな、って感じて。

「もう、大丈夫なのか」
って聞かれたんで、すごくびっくりした。
え?なんで知ってんの?
でも、お隣の人が続けた話にもっとびっくりした。

「夜中にガラの悪い男が、あんたの部屋のドアやら壁やらをガンガン蹴ってたんだよ。借金かなんかでヤクザとトラブったのかと思った。しばらくあんたの顔も見なかったし。でも、あんたも戻ってきたんだしね。詮索はしないよ」
帰ろうとするお隣の人を引き止めて聞いた。
「それはいつ頃のことですか」
「八月の終わり頃と、先週くらいかな。先週のは、しつこく蹴ってたから、警察呼ぶぞ、っていってやったら、すぐ引き上げたみたいだな。……もしかして、知らなかった?」
俺が半笑いな感じで頷いたら、お隣の人は無言で出ていった。
俺も即、部屋をでた。

それから、カプセルホテルとかを転々としてる。実家にまた戻るのいいんだろうけど、よくわからない災いをもたらしそうで、正直怖い。
とにかく、消息不明の友人に話を聞くのが解決の近道と、学校の知人と連絡を取り合ってるが、いまだ音信不通。
どうしよう。



74 本当にあった怖い名無し 2008/10/13(月) 22:47:06 ID:lViNYiG0O
すいません。以前、中華屋で折り詰めを貰ったものです。
消息不明の知人が、自殺していたことが判明しました。
俺は学校を辞めました。
アパートも引き払いました。
多分、これで終わりになるでしょう。



91 本当にあった怖い名無し 2008/10/14(火) 02:38:17 ID:bZVVQCfJO
本当の最後として。
俺が消息不明の友人と何とか連絡を取ろうとしていた時、頼りにしていた奴がいた。
そいつは、友人と古くからの付き合いで、そいつならば、友人の居場所の見当もつくんじゃないか、俺はそう思ってた。
アパートから二度目の逃亡で、カプセルホテルに滞在中、そいつから携帯に電話があった。

「お前に嘘をついていたことを、まずは謝る。実は俺はお前から友人のことを問われた時には、友人が自殺したことを知っていた。車庫で首を吊っていたそうだ。
通夜の晩、俺は親御さんから呼ばれて、別室で話をした。
親御さんは、自殺する理由がどうしてもわからない、とおっしゃる。俺も、まったく思い当たることがない、と答えた。
すると親御さんは携帯電話を俺に見せた。友人の携帯電話だ。
握りしめたまま息絶えていたそうだ。

遺書らしきものなかった。もしかすると、この携帯になにかメッセージがあるのでないか。
そう親御さんは考えて、俺に確認してくれとおっしゃった。
俺はちょっと奇妙な感じがしたが、親御さんに機能と操作を説明しつつ、なかを見た。
録音もなし、メモもなし。

次に発信履歴を見た。そこには、●●●という名前がずらっと並んでいた。全部不在だった。
友人は、多分、自殺する直前まで●●●に電話を掛け続けていたんだろう。履歴のページがその名前で埋め尽くすまで。
さらに、着信履歴を見た。
お前の名前があった。

俺は正直に、親御さんに説明した。
お前から友人に電話があり、しばらく会話した後、友人は●●●に電話を何度も掛けたがつながらなかった。
そして、友人は間違いを犯した。その後、お前が友人に何度か電話を掛けた。とね。
親御さんに、お前のことと、●●●について聞かれた。俺は知っていることを全部教えた。
●●●は何のことかわからなかったから、わからない、と答えた…」

コンビニで待ちぼうけをくったあの晩に、すでに友人は自殺していたんだ。
●●●といえば、あの中華屋の店の名前。

そいつの話はまだ続いたが、もうどうでもよくなった。
ただ、この街にいるのは良くない。災いがやってくる。
だから、逃げることにしたんだ。
さようなら 

(※白さんからの投稿です。ありがとうございました。折り詰めももらえないこんな世の中じゃ)





 








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プリンのおじちゃん

2012.12.07 (Fri) Category : 人を信じすぎる人へ

762: プリンのおじちゃん 1/2:2012/04/23(月) 21:06:37.79 ID:SuQL66lL0
結城は契約家主の物件にいる滞納者から家賃を回収する仕事をしていた。
一ヶ月も続けると人間不信に陥るほど精神的にキツイ仕事だった。
バレバレのその場しのぎの嘘を並べるのは良い方、逆切れして暴言・罵声をあびせられることもたびたびだった。
ノイローゼになり辞めたり自殺した社員もいる。

あるワンルームマンションに一年近く滞納している女からの回収を命じられ部屋に行くと、サラ金の取り立ての督促状がぎっしり郵便受けにたまりドアは蹴られたのかあちこち凹んでいた。

これは家賃どころではないだろうと、あきらめ半分で呼びかけたが返事はない。
その後何度も足を運んだが、女との接触はかなわなかった。
ある晩、ようやく部屋の電気が点いていたので呼び鈴を押すとドアが開き中から3・4歳くらいの男の子が顔を出した。

ママは?と聞くと「開けちゃいけないのに、ママに怒られる」と泣き出した。
なだめながら部屋に入れてもらうと、中はゴミの山で、隅には赤ん坊と猫が一緒にタオルケットに包まれ寝ていた。

男の子はけんちゃんといい、母親は仕事だという。
2人とも風呂に入っている様子もなく、痩せこけて酷い有様だった。
帰ろうとする結城の裾を掴み、「おじちゃん、また来てね」と言った。



764: プリンのおじちゃん 2/2:2012/04/23(月) 21:09:48.01 ID:SuQL66lL0
翌日コンビニでプリンを買って行くと、けんちゃんは生まれて初めて食べたと目を輝かせて喜んだ。
さらに翌日も。家賃回収もだが、子供たちが気になったからだ。
母親が置いていったという消費期限をとっくに過ぎた異臭のするコンビニ弁当を食べようとするのを止め、新しい弁当とプリンを買い与えた。

プリンをおいしいおいしいと食べるけんちゃんに
「お母さんに連絡するように言ってね」
と告げてメモを残し帰った。
その翌日会社に母親から「住居侵入で訴える」とクレームが入り、結城は上司に叱られ担当から外された。

それでも子供たちが気になり、何度か訪ねそっとドアにプリンや食料の入った袋をかけておいた。
半年ほど過ぎた頃、偶然あのマンションの前を通ったので気になり、部屋の呼び鈴を押していると隣の住民が顔を出し、その部屋には今誰もいないと教えてくれた。
引っ越したのかと聞くと、母親が捕まったからだ、子供を死なせたんだと言う。

驚いて赤ちゃんが?と言うと。
「上のお兄ちゃんが死んだんだ、なんだかプリンのおじちゃんを待つんだ、待つんだと言ってベランダによじ登って外を見ているうちに落ちちゃった。母親はそれから色々調べられて逮捕された」
結城は一晩中溢れる涙を抑えることができなかった。
翌日会社に辞表を出した。 

(※平山夢明氏の作品のあらすじらしいです)








 








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