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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.11 (Tue) Category : 

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民俗学的な話

2017.06.15 (Thu) Category : 人を信じすぎる人へ

266:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)01:40:38.99ID:dYa8mnHu0.net
地元青森の地方出版社が出した本に載ってた話。

昔津軽地方で飢饉があって、大勢の人が餓死した。
ある女も食べものを求めて放浪していた。ある日、しばらく嗅がなかった飯の炊ける匂いに誘われ歩いていくと、そこにあったのは大きな屋敷であった。
女は少しでも恵んでもらおうと家に入ったが、誰もいないので悪いことと知りながら飯を勝手に数口食べてしまった。そこへ家の主人が現れた。

主人も米の蓄えはあったものの、決して容易に人に施すほど持ってはいなかった。
主人は激怒し、竹槍で女の喉を突いた。女は死に際に
「確かに飯を盗み食いした私も悪いが、何も殺すことはないではないか。私は死ぬが、お前を末代まで祟ってやる」
と言い残した。

これだけならよくある話だが、ちょっと怖かったのはその後の記述。
「この家はまだF町(平成の大合併以前に合った町)で続いているが、代々不具者しか生まれなかった。筆者もその家を取材したが、現在の当主は生まれつき毛髪がなく、次男も生まれついての盲目だった。家系図を見せてもらったが、健常者は一人もいなかった(大意)」
だって。出版年を見るに、昭和40年代でもまだ祟りは続いてたんだな。



267:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)01:49:58.50ID:31wh2ImZ0.net
そこまですごいとその飢饉で亡くなったほかの人たちの無念さも合わさってそうだね



269:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)02:28:27.70ID:vMyU4oswO.net
>>266
F町ってのは藤崎のことかな?あそこはなくなってないよ。
しかし、戦後もとうに過ぎた昭和40年代にもまだ続いてるとはね。
今もその家は存続してるんだろうか。



273:266@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)08:34:07.08ID:dYa8mnHu0.net
>>269
あれ、合併されてなかったんだ。もう青森離れて20年たつからなあ。
町村は大体合併されてもんだと思ってた。



272:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)04:36:22.83ID:EUvS4SP00.net
>>266
喉突かれても喋れるものなんだな
盲目はアレだがハゲなだけなら問題ないんじゃね?



273:266@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)08:34:07.08ID:dYa8mnHu0.net
>>272
>喉突かれても喋れるものなんだな
俺もそれ気になったが、本文でもそう書いてたし怖い挿絵もそう描写してたからそのまま書いた



274:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)10:28:09.30ID:14Tv9XBW0.net
>>272
作り話にそんな突っ込みしてもしゃーないやん



278:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)12:34:14.05ID:9lCrXNRHO.net
有り余って腐る程の食糧があっても施さなかった、なら祟られても仕方ないが人に施す程は無くて、盗み食いされたら家族が飢えると思ったら家族を守る為に咄嗟に殺してしまう事もあるかもしれない
飢饉の非常時だし平静時の判断能力とは違うだろうしな
それで祟るって酷い話
家族を餓えさせない為に備えた努力を、赤の他人に無条件に施す謂れはないし



279:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)12:44:55.86ID:IYdSzIIp0.net
先祖がこういうことをしたからあの家はこうなった・・・
というのは村のような閉鎖社会で差別をするための方便みたいなもんだった



280:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)12:45:55.22ID:IYdSzIIp0.net
先祖が旅の坊さんを殺したから、あの家では患者が出るとか



281:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)12:56:53.78ID:IYdSzIIp0.net
もちろんその逆のパターンのほうが多くて、民俗学では富貴伝説とか長者伝説という
あの家が富み栄えているのは先祖が旅の僧を厚くもてなしたからとか
なんとかの神様のご縁を得たからとか
迷い家にしのび入って米の出る食器を持ってきたから・・・とか



287:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/13(火)22:17:44.65ID:bijARn/20.net
>>281
そういうのってやっぱ昔から脈々と受け継がれている信仰が元ネタなんだろうね
いわゆる因果応報とかな



引用元:ほんのりと怖い話スレ 124
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1495421706/266-287




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「狐憑き」という噂の転校生の母親

2017.06.13 (Tue) Category : 人を信じすぎる人へ

209:1/3@\(^o^)/[sage]2017/06/10(土)18:14:25.11ID:DnpRjUgB0.net
三十年以上前の田舎に住んでいた頃の話。
俺が生まれ育ったのは田舎の漁師町で、数年前に市町村合併があるまでは「村」だったし地名にも「字(あざ)」とかが普通にあったようなド田舎だった。

三十数年前、俺がまだ8歳の頃だったと思う。
うちの学校にちょっと毛色の変わったのが転校してきた。
もともと転校生自体がほとんどいなかった。
いたとしても、誰某の親戚の子が戻ってきたとかで、親戚みたいなもんだった。

その子は信じられないくらい色白の女の子で背が高い割にいつもうつむいて話しかけても頷いたり首をふったりするだけで、言葉を発しない子だった。
何か問題があるのか、他人との交流を避けていたのか、よくわからない。
漁師町だったし、今のように紫外線がー日焼けがーなんて言われない時代だったので男女問わずみんな外で遊んで、学校が終わると当たり前のように海に遊びにいったり、親の船にのって漁を手伝ったり、素潜りしてとった貝や魚をそこら辺で焼いて食ったりしてたのでがっつり日焼けしている中、その色白の子は物凄く浮いていた。

イジメとかがあったわけじゃないけれど、彼女も輪の中に入ろうとせず、こちらもどう扱っていいのかわからず、という感じだった。

しばらくして、その転校生の母親が「狐憑き」という噂を聞いた。
誰が言い出したのかもわからないけど、知らない間にそれはさも事実のように言われていてその娘もさらに周囲から孤立していった。
俺たちも頭のどこかで
「胡散臭い」
「狐つきなんてねーよ」
と思いながらも、どこかで怖いと思っていた。



210:2/3@\(^o^)/[sage]2017/06/10(土)18:15:04.61ID:DnpRjUgB0.net
ある日、俺はペットの亀のために、一人で寺の壁に張り付いている苔をとっていた。
ふと見ると、寺の前の道を背の高い色の白い日傘をさした女性が通った。
一目であの転校生の母親だ、とわかった。
うちの近隣に住んでるおばちゃんは皆色黒でどこか垢抜けない「田舎のオバチャン」だらけだったから。

一瞬しか顔は見えなかったけれど、瓜実顔というのかな?
そこら辺にいる田舎のオバチャンとは違う都会美人に見えて、ちょっとときめいた。

でも、次の瞬間、その女性が突然持っていた鞄と日傘ををまるでゴミでも捨てるかのようにポイッと放り投げた。
すると、女性の上半身がゆーらゆーら大きく何度か左右に揺れだして、ピタリと止まった。
突然、かがんで溝(当時は下水道がなかったので生活排水を流す溝があった)を覗き込んだ。

長い髪が汚い溝の水につかり、おばさんが顔をあげたときには、白い服の上半分くらいが汚い緑のような黒いような色にそまっていた。
さらに、道の向こうの家の前にあった植木鉢を突然なぎ払い、蹴り飛ばし、踏みつけた。
「ギアーーーーー!!!」
と大声を上げたかと思うと、腰を低くかがめたお婆さんのような恰好で走り出し、角の郵便局を曲がっていった。

俺は一瞬焦った。
郵便局の角を曲がった先は、まっすぐいくと川のほうにでてそこから先は山しかないがその手前の細い道を入るとウチがあって、まだ当時1歳の妹と母親が家にいた。
瞬間的にあのオバサンがうちの妹を狙っている!と思った(何故そう思ったのかも不明)俺は走り出して急いで後をおいかけたが、角をまがってもオバサンの姿はなかった。

俺は
「妹があのオバサンに殺される!」
と泣きながら家に走って戻ったが、予想とは違い、家にはオバサンがおらず、妹はすやすや昼寝をしていて母が網の繕いをしていた。
急に泣きながら入ってきた俺に驚いた母は、事情を聞いた。
俺は見たままを母に伝えた。

母は驚いて、
「ちょっと待ってて」
と、青年団の団長のところにいった。
その後、青年団の団員が出て山の方を探したらしい。
結局、オバサンは山頂近くにある神社の裏で寝ていた(?気を失っていた?)らしい。



211:3/3@\(^o^)/[sage]2017/06/10(土)18:15:39.74ID:DnpRjUgB0.net
俺が直接見たのはその一度だけだったが、その前にも青年団が出たことがあるらしく、その後も何度かおばさんの捜索が行われた。
夏休みが終わると、その転校生はまたどこかへ転校していき、オバサンの捜索が行われることもなくなった。

以上。オチなしすまん。

ただ、今考えると、オバサンは何らかの脳の障害とか精神障害とかで、娘が他人との会話を拒否していたのも、脳の問題かそういう親をもった故の心の病気かなんかだったんだろうな、と思う。
でも、昔はそういうのを「狐憑き」と言っていたんだよな、多分。
あの人が何故うちの田舎にきたのか、どこにいったのかまったくわからんけどもしかしたら、どこにも居場所が無くて、田舎を転々としていたんかもしれん。

あと、娘さんも今生きていたら俺と同じ40代だけど、あんな親をもった娘さんがどんな人生を歩んだのか、考えるとちょっと怖い。



214:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/10(土)19:04:42.12ID:AXaJp/e6O.net
30年前8才だった頃の学校での事象を、そんな克明に記憶してるもんかね



215:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/10(土)19:14:23.79ID:DnpRjUgB0.net
学校で起きたことじゃなく、学校の近くの寺で苔とってるときに起きたことやで。
あんなインパクトあること、忘れられんわ。



216:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/10(土)19:35:47.32ID:boaYsvfhO.net
>>215
田舎への転地療養だったのかもしれないがその奥さんが病院か施設で穏やかに余生を過ごせたことを祈ろう



引用元:ほんのりと怖い話スレ 124
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1495421706/209-216




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中絶なんて絶対嫌。

2017.06.12 (Mon) Category : 人を信じすぎる人へ

404 名前:⑦⑦⑦ 2017/06/03 (Sat) 11:08:44
父がシンガポールへ単身赴任して、三年振りに家に帰って来たその日の夕食時の事。

母が父に、子供が出来たから離婚して欲しいと、何の感情もこもってない平板な声で言った。
父も私も絶句。
その時母は39歳で私は中学3年で、中学1年の弟がいた。

父は変な笑いを浮かべながら
「相手は?」
って聞くと
「僕・・・」
と弟がぼそっと。

父は(゜д゜)
私はもっと(゜д゜)

母の話だと弟の中学受験の際にそういう関係になったらしい。
私は呆気にというか呆れ果てて母と弟を見てたが父はなぜかホッとしたかのように落ち着き払って
「堕せばいい」
と母に言った。
途端に母が
「中絶なんて絶対嫌。この子が最後の子になるかもしれない」
と。

私はやっと喋れるようになって
「自分の息子の子供産むなんて正気じゃない!」
抑えて喋ったつもりだったけどほとんど絶叫してた。
母は平然と
「大事な息子の子供が産めるなんて幸せな事よ」
私はまたまた絶句。

父はジーッと弟を見てたが
「おまえもう父親になる気か?」
などと訳のわからん諭し方。
弟は俯いたまま
「お父さんが日本に居るならお父さんの子供として育てて欲しい」
私は(゜д゜) ? (゜д゜) ? (゜д゜) ?

すると母が
「うん、お父さんがそうしてくれると離婚しなくても済むね」
「分かった」
四年前の話です。

私は大学入学と同時に家を出て自活してます。
今実家には、高校生の弟と3歳の弟(甥?)が居ます(A`)

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)




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