都市伝説・・・奇憚・・・blog
一輪車
2007.11.17 (Sat) | Category : 体験特集
その日は休日だったが、私以外の家族はみんな出かけていた。しばらく乗っているとさすがに腿が疲れてきて一休み。すると一台の黒い車が私のほうに近づいてきて、窓が開いた。中からは45~50歳くらいのオヤジが顔を出し、「向こうで悪いことやってる男の子がいるから注意してくれないか」みたいなことを言ってきた。何の疑いもなく、私は一輪車に乗ってそのオヤジの車についていった。
着いたのはでかいマンション。車から降りたオヤジに「こっちこっち」と促され、私は一輪車を置いてついていった。どこに男の子が?と思いながらついていくと薄暗い階段を上っていくオヤジ。すると突然オヤジはニヤニヤしながら「触ってごらんよ」と私の手をとり自分の股間に押し付けた。その瞬間私は子供ながらに「こいつヤバイ!」と悟った。そして一目散に階段を降り一輪車抱えて自宅に帰った。息荒くなって口ん中カラッカラだったの覚えてるなぁ。
変質者に遭遇したのは今んとここれが最初で最後。
あのオヤジに自宅バレてたのが怖い。
(yukiさん提供)
トンネル
2007.11.17 (Sat) | Category : 体験特集
少年達は、7人で肝試しにこの場所にやってきた
懐中電灯で中を照らすが奥の方まで光が届かない
少年達は、近くに捨ててある熊の縫いぐるみを入口近くに置くと、次の瞬間熊の縫いぐるみが無くなった
懐中電灯で照らすと洞窟の入口近くに有った
少年の一人がブツブツ言い出した
聞くと何本かの白い手が洞窟から伸びて熊の縫いぐるみを引っ張ったと言う
少年達は、幻覚でも見えたんだろうと口々に言い洞窟に入る
しばらく進むと扉が懐中電灯で発見したが、その向こう側から
カツーンカツーンカツーンと杖をついて歩いてくる足音が聞こえる
少年達は、ビクビクしだし我先と入口に向かって走りだす
この近くにある寺の住職が入口で少年達を待っていた
お前達、ここは遊びで入ったら二度と出れなくなるぞと言う
訳を寺で聞くとあの扉の向こう側は、終わりがなく、その上帰って来れない様になっており、中には得体の知れん化け物にやられてしまう
あそこで白い手を見た少年が話をすると住職は只呆れお前達が引き込まれなくて良かったよ
ところで全員いるのか?と聞く
少年達は確認すると一人足りない
戻ろうとする少年達に住職は、お前達まで引っ張り込まれる心配がある
どの道もう無理な話じゃ
成仏するよう皆で拝もう
住職はそう言うと
もう今日は遅い、泊まって行きなさい
少年達が通された部屋は、大部屋で疲れた少年達は寝る事にした
あまりの寒さに目が醒めるとそこは、辺り一面空き地だった
皆を起こし近くを探索すると真下に昨日肝試しをしたトンネルの横の洞窟が見えた
(ミチさん提供)
白髪の佐久間カバン
2007.11.17 (Sat) | Category : 体験特集
こんにちわ。先日、幼なじみよりこわーい話を聞いたので早速メールにお知らせいたします。
幼なじみは中央線・荻窪駅前にある証券会社に勤めています。そこで毎日のように対面取引を担当していますが、お客様の中に通称「佐久間カバン」というおじいさんがいらっしゃるそうです。
ある年、会社の忘年会に出席したおじいさんは、少し酔っ払って過去の話をし始めました。ずいぶん儲けて気持ちがよく、調子に乗ってしまったのかもしれません。おじいさんの話では「戦後すぐの話だが、人を殺してしまったことがある」というのです。「当時、世の中も混乱していたこともありドサクサにまぎれてしまった、死体は今住んでいる家の下に埋めたままになっている。だから地主からいい条件で立ち退きを言われているのだが、まさか死体を埋めてあるとも言えずに立ち退くこともできない」のだと。
おじいさんは大正生まれでとてもまじめな方だから、冗談でもそんなことをいう人ではない、と幼なじみは言っています。
そして、その話を聞いて以来、おじいさんは毎日のように証券会社にやってきて、自分のことを指名するそうです。おじいさんの目は蛇のように鋭く、自分のことをにらんでいるようで、毎日カウンターに座ることが苦痛になっているそうなんです。自分がついそんな話を聞いてしまったことで、おじいさんに殺されてしまうのではないかと思いながら、毎日おじいさんの株取引を対応しているそうです。
(匿名さん提供)