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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.01.23 (Thu) Category : 

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越えようとした男

2011.10.06 (Thu) Category : 体験特集

「出会いがない」
が先輩の口癖である。

毎週合コンに行きまくるも、運命的な出会いが無いらしく彼女は数年出来てない。
そんな先輩が他人より優れているもの。
「直感や霊感が極端に強い」
実家に帰った時なんて夜になると、一晩中死んだ親戚達が顔を見に来るらしく寝不足になるとか。

そんな先輩が去年の秋に引っ越したアパートで起きた少し変わった体験談。

引っ越してきた当日から自分の部屋に
「強いのがいるな~」
と感じたらしい。
でも別段生活に支障もきたさないので無視。

荷解きもすんで新生活に慣れてきたある日の夜、突然金縛りにあった。
いきなりで驚いたが子供の頃からの付き合いなので慣れたもの。
解けるのをジッと待っていた。
すると、部屋のどこからか女の声が。

初めは何言ってるか分からなかったけど、耳をすまして聞くと
「殺す」
を連呼している。

穏やかじゃないが、体が動かないなら仕方ない。ずっと聞く先輩。
「殺す、殺す、殺す殺す、ころしゅ…こ……」
「あ!噛んだ!」
先輩がすかさず叫ぶと、金縛りは解けて声は聞こえなくなった。

次の日その話を聞く俺。
「引っ越した方が良い」
という俺に、
「声がな、好みだったんだよな。フトシ今日ウチ来てみる?」
「いやです。」
結局仕事終わりに2人で飲んで、先輩は1人で帰宅。
ほろ酔い状態でバタンキュー。
次に目が覚めたのは朝方だそうで。

起きた時は喉がカラカラで冷蔵庫へ行こうと起き上がろうとする。
「ん?」
部屋の隅に誰か立っている。
女だ。
髪の長い女が下を向いて立っている。

先輩に気がつくとゆっくりと顔を上げる。
その行動を先輩は黙って見ているしかない。
完全に女がこっちを向いた時、先輩は立ち上がりその女に近寄って行った。
「ちょっとどうしたんですかこんな所で。こっち来て一緒に話しません?」
つかつか歩いてくる先輩に女はビビった様子で2.3歩後ろに下がり一言。
「死んでもイヤ!」
とだけ言って消えてしまった。

1度フラれながらもその女がいた場所に椅子を置いたり、花を置いたりしたらしいが、二度と現れる事はなかったらしい。
「あの幽霊は美人すぎた」
と言っていたが、そんな先輩は現在アメリカ人の彼女ができ、幸せな生活を送ってる。

でもその家に今だ在住。もちろんその女幽霊にフラれた話は秘密らしい。
愛は国境は越えたけれどあの世とこの世は無理みたい。

(※フトシさんからの投稿です。ありがとうございました)



 








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危険な予知夢

2011.10.04 (Tue) Category : 体験特集

久々に投稿書き込みをさせていただきます、というか少し困っている事態でして…。

手短に描きますと、自分は時たま予知夢を見るのですが、今回それで少し悩んでいます。
この予知夢、ひっくり返すような行動をわざと取ると何かしらの酷い目に合います(まあ予知夢事態はあんまり非日常や不幸ではなく、どちらかといえばごくありふれたことのひとつなので別に夢と同じ事をやっても問題はないのですが…)

で、今回よりによって自分視点の予知ではなく、自分から語りかけられるというタイプの予知夢を見たのです。

内容はニコニコした自分が、後半年ほどバイトを続けるとつげ、その様子を語る夢。
これ事態はまあ聞けば恐くないのですが…そのバイト先がもの凄いブラックで、先日もここにいたら殺されるんじゃないかと自分が感じるくらいにアレな出来事がありました。

しかし夢は覆すと…まあ死んだことは無いのでまず大丈夫でしょうが、しかし身内に不幸が…などという事態を避けたいのも事実です。

とりあえずあんまり酷いので夢がなんだと今日は辞意を伝えに向いましたが、そこでごねられ辞めるのは約勤務してから半年後に…正直安全牌なのでしょうが、こっちとしては前門の虎、後門の狼といった気分です。

で、ここに相談してみました、ちなみに夢の中でのドッペルは自分がここの掲示板に相談することまで予知していましたが、それ以降何を言ったかは全く覚えていなかったりします。

とりあえずどうすればいいのか、くだらない話ではありますが、お知恵をかしていただけるとありがたいです

(※数字さんからの投稿です。ありがとうございました)



 









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Tの姉(2011.10.04追記)

2011.10.04 (Tue) Category : 体験特集

1:フトシ : 2011/09/25 (Sun) 22:11:02
初立てです、こんにちは。
実話だと思います。

高校を卒業して2年ほど経ち、クラスメイトだったTが
『フトシ、同窓会やろうぜ!』
と企画した。

「早いな」とは思ったけど、断る理由がないので勿論参加表明。

しかし当日Tがいきなりのドタキャン。
Tと一緒に仕切ってたAに話を聞くけど、理由は濁すばかり。

居酒屋では旧クラスメイト達が大いに盛り上がっていたが、少し酔ったので店の外に。
するとAが誰かと電話している。
彼女かと思い、切るまで待ってから冷やかした。

「何、女?」
「いや…T」
「あぁ、来るって?」
「いや、来れない」

心なしかAの顔色が悪い。

「どした?顔色悪いぞ」
「なんかさ、変な話なんだけど…」
「Tのこと?」
「うん。」

Aがポツポツと話始めた。

Tは高校を卒業してすぐ家を新築にするとかで、数ヶ月別の場所に引っ越していた。
ちなみに家族構成は父、母、姉、T。
Tも両親も一切ないのだが、姉が霊感を持っている。

新しい家が出来ていざ入居の日。
Tの姉が些か嫌悪な表情をしていたらしい。
理由を尋ねたら
「嫌な感じの奴がいる」
とのこと。

家族は姉が霊感持ちなのは知っていたものの、
「いやいやいや、前住んでた場所だし新築だし」
と気にもとめなかった。

住み始めてから1ヶ月。
何事もなくTの姉も普通の生活をおくっていたある日。

深夜、姉が大学から帰ってくる、
家はすでに全員眠っていて静まりかえっていた。

Tの家族は全員が朝風呂派であるため、夜は顔を洗って歯磨いたらすぐに寝る。

姉だけは片道3時間の学校に通っていたため、仕方なく夜風呂入って朝早く家を出る生活をしていた。

その日も寝静まっている中、姉が風呂に入り髪を洗っていると『ゾクッ』と寒気がして鳥肌がたった。

5月半ばとはいえ、鳥肌が立つほどの寒気。Tの姉はある感覚に支配されていた。

この家に入るとき感じた嫌な感じ。
明らかに敵意が込められたその視線の持ち主が今自分の後ろにいる。

姉は止まったまま動けず風呂場にはシャワーの音だけが響いている。
視線は今だ自分に向けられている。
意を決して姉はシャワーを止め恐る恐る振り向く。

視線の元。
そこには風呂場の扉が少しだけ開かれ、その隙間からジーッと姉を睨む長髪の女がいた。

「きゃああああ!」

あまりの恐怖に泣き叫ぶ姉。
その声に驚いた家族が風呂場にとんでくる。



2:フトシ : 2011/09/25 (Sun) 22:11:58
「どうした!」
「女が…女が…」

半分放心している姉を両親は落ち着かせ、Tは家中不審者がいないか探したそうだが当然の如く誰かいることも、家に侵入した跡もなかった。

T姉の話によれば、今まで見た幽霊とは異質のもので、あんなに敵意をもたれて自分に接触してきたのは初めてだったという。

その日はT姉も落ち着かせ、何とか事態は収拾したがその後もたまにT姉はその幽霊に遭遇してしまい、その度に家族が駆け付けるということが何度かあったらしい。

ある日T姉がTにボソッと言った。
「あの女の幽霊、敵意むき出しで私のこと睨むのに、全くリアクションがないのよ。何か言いたいとかじゃないのかなぁ」

Tが少し茶化して
「覗きが趣味とか。姉貴胸デカイからな」
と言うが姉は真面目な顔のまま
「でも変化があるとすれば…」
「何?」
「毎回ドアが少しずつ開いていってる気がするんだよね」
「……」

そんな会話をしていた矢先、姉の大学が夏休みに入った。
姉は家族に合わせ、朝風呂派に切替えなるべく夜入らないようにした。

事情があって夜に風呂に入らければいけない時もTを見張りにつけて入ったりしたため、女の霊は現れることなく2ヶ月が経った。

さらに大学の後期が始まり恐る恐る夜風呂に入っていたが、あの女幽霊は一切姿を現わすことはなかったという。

最後にその女の幽霊が出ててから5ヶ月ほどがたっていた。

その頃にはT姉も女幽霊の事を少し忘れていて、Tを見張りに立たせる回数も減っていっていた。

そんな10月のある日。
学科の飲み会に参加し、少しほろ酔いで終電に乗って帰ってきたT姉。

案の定家族は寝静まり家は電気が消えていた。
何の心配もなしに風呂に入る。
シャワーからお湯を出して頭を洗う。

………ゾクッ。

寒気がした。

恐らく風呂場のドアが開かれ、外の空気が入ってきたのだろう。
でもそれだけではなかった。

視線。
纏わり付くような、冷たい敵意が向けられた視線が自分に当てられている。

それも相まって姉の全身は鳥肌が立ち、体がガタガタと震えていた。

後ろに…いる。
入居した時からズッと私を見ていたあの女がいる。

T姉は涙を伝わせながら、ゆっくりと後ろを向いた。

風呂場のドアは全開に開いていた。
女の霊は身を乗り出し、姉の顔の目の前にいた。

そして口を開いてるわけでもないのに、T姉の頭の中に女の感情が流れ込んできた。

『殺してやる』
冷たい視線からその言葉だけが永遠に羅列されT姉の頭の中に流れこんでくる。

「いやぁぁぁぁ!」
姉の絶叫が家中に響いた。

真っ先に跳ね起きたTは風呂場に駆け込んだ。
その時の状況は風呂場の扉は全開になり、姉が涙を流しながら完全に放心状態になっていたという。
両親も風呂場に入り、状況を見て姉を揺さぶった。

「おい!大丈夫か!」
姉はハッと我にかえったかと思ったら、何かを呟きながら風呂場を出ていった。
慌てて家族が後をおうと自分の荷物をまとめて出ていくという。

驚いたのは両親で、終電も終わったこんな真夜中にどこに行くのか、大体若い女がこんな時間に外に出ていくなんて、と必死に引き止めたらしい。
しかし
「出ていく」
と聞かない姉に、

「分かった、明日家に霊媒師を呼んでお祓いをしてもらう。それでも危険を感じたら何でも聞く。だからとりあえず今日は落ち着け」
と説得した。
姉も少し落ち着いた様で、両親の申し出を承諾し
「怖いから」
とその日はTの部屋で眠ることにした。

次の日の早朝。
Tが目を覚ます。
昨日の騒動であまり眠れなかったせいかまだ眠い。
でも今日霊媒師くるんだよな、と隣を見る。

「あれ?」
姉がいない。
「早いな」
と部屋でダラダラしていたが、いっこうに戻ってくる気配がない。

おかしいと思い、洗面台やトイレ、姉の部屋にいくもいない。
両親を起こして聞いてみても知らないとのこと。
まさか、と思い全員で風呂場へいく。
シャワーの音がする。

扉を開けてみるとT姉が変死体となって風呂場に倒れていた。


「今日はその葬式だったらしい」
Aが後味悪そうに俯いている。
「それでTは?」
「諸々落ち着いたら引っ越すってさ」
「そっか…」
その会話はそこで終了したけど、その後Tは高校のクラス会に出ることもなく、引越し先を誰に教えることもなく、いつしか誰もTの所在を知るやつはいなくなった。

これは偶然であると信じたいけれど、その頃住んでいた俺のアパートもお化け屋敷みたいなところで、その話を聞いた数日後に磨りガラス越しに髪の長い女が頭をグワングワン振り回しているのを何度か目撃し、その後何度か悪夢を見るようになりその度に心霊体験をしていました。

Aも変な悪夢を見ては、汗ぐっしょりな事が何回かあったらしいけど俺もAも一貫して変な女を殺したり殺されたりする夢。
これが俺の知り合いが体験した1番怖い話。

今度はいくつか実体験の中でも結構怖かった話を投稿しようと思います。
最後まで付き合っていただきありがとうございました。



(フトシさんからの投稿です。ありがとうございました)





 








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