猫バスがジャンプして通り過ぎてったんならスゴイ

この話は､私が小学四年生くらいの時の話です。

その日は､弟と妹は母のママチャリに前後に座り､私は自分の自転車に乗って夜に買い物に行ったんです。

行きも帰りも､住宅街の狭い一本道で､街頭がまばらな薄暗い道を通るんですが､その買い物の帰りの時､ある不思議な体験をしたんです。

その道を走っていたら､後ろから明るい光が迫ってきたので

「あ！車が来たから端っこに避けないと」

と母と私は自転車を端に避けて止まり､車が通り過ぎるのを待ったんです。

…が､車は通り過ぎる気配が全く無く､光だけが一瞬だけ私達を包む込み､頭上を通り過ぎて行ったんです。

まるでスポットライトを当てられたように､ほんの一瞬だけ眩しいくらいの光を私達を包み､その後､光が目の前の真っ直ぐな道を通って行くのを見たんです。

それはもう､皆でポカ〜ンですよ､何だったんだあの光はと。

当時､UFOブームだった時代で「もしかしてUFO？」何て事を家族皆でテンションが上がりながら言っていましたが､未だにふと思い出してはあの光は何だったんだろう…と思う時があります。

（※Sefieさんからの投稿です。ありがとうございました）

　

携帯の鈴の音

68：Sefie : 2012/07/25 (Wed) 04:03:24
つい先日､こんな体験をしました。

私には､妻と娘が一人､息子が二人いるんですが､寝る時は､私と息子二人は私の部屋兼寝室､妻はリビング､娘はリビング横の自分の部屋､と言う感じで寝ているんです。

その日は､妻と娘は朝から一緒に出掛ける予定だと聞いていたんですが､昼頃にふと目が覚めた時､妻が携帯に付けている鈴の音がリビングから聞こえ「あれ？出掛けるのを止めたのかな？」と思いつつまた寝たんです。

私が住む家は集合住宅で､けして広い訳じゃない上､各部屋は年中ドアが全開なので､リビングにいる妻が何をしているかが､物音である程度分かってしまうので､その鈴の音が聞こえた時は､携帯をいじっているのかと思っていたんです。

次に目が覚めたのは午後の三時頃で､寝過ぎたと思いながらリビングへ向かうと､妻も娘も居なかったんです。

最初は「あれ？」と思ったんですが､私が鈴の音を聞いた後､出掛けたのかと思ったので､あまり気には止めてなかったんですが…。

その後､夕方に二人が帰ってきたんで
「朝から出掛けるのは止めたんだ？」
と聞いてみたんです。

そしたら
「ううん､朝から出掛けてたわよ？」
と…。

私は(じゃあ､あの鈴の音は空耳だったのか…？)と思いつつ､昼頃に鈴の音が聞こえた事を妻に話したんです。

妻は
「いやだ､気持ち悪い､怖い事言わないでよ(汗)」
と当然と言えば当然の反応をしたんですが､そんな会話を聞いていた娘が
「リビングに誰も居ない時､たまに鈴の音が聞こえるんだよ？」
と…。

それを聞いて私と妻は一瞬時間が止まったんですが､妻が携帯以外に鈴を付けている家の鍵や自転車の鍵等を出して､いつも持ち歩いている物と､家に置いている物とを確認したんです。

その中の一つに､保険証や銀行のカード等の貴重品が入れてある､けして持ち歩かない小さめなセカンドバックの中に､鈴も入れてあるんですが､実はその鈴､妻の死んだ父親の形見なんです。

妻はその鈴の音が綺麗で好きなのと､父親の形見と言う事で､物には付けずに､そのバックの中に大切に入れているんです。

…と言う事は､私や娘が聞いたのは鈴の音は､この鈴だったんだろうか…？
と思うのも理由があるんです。

次に続きます。



69：Sefie : 2012/07/25 (Wed) 04:46:53
この家は､妻の父親が生きている時に､自分の持ち家があるのに､妻の母親が家族の誰かが住むだろうと半ば衝動的に購入した集合住宅で､購入したのは良いんですが､家族の誰も住む事なく､しばらく間物置きと化していたんです。

妻の母親と言うのが､とにかく口うるさく､子供達から､更には孫にすら距離を置かれてしまう程な人で､その真逆な性格だった妻の父親は､ほとほとうんざりしていて､生前「この家に住もうかな…」と漏らしていたんです。

そんな矢先､妻の父親はクモ膜下出血で急死してしまい､その願いは叶わず､今現在､私達家族が住んでいるんです。

そんな経緯がある家なだけに､もしかしたら妻の父親が…？思ってしまうんです。

実はこの家､家族以外の存在の気配や物音など珍しくないので､鈴の音が初めてだっただけで､不思議体験は何回もしているんですよね…。


（※Sefieさんからの投稿です。ありがとうございました）

　

夢と金縛り

金縛りならつい最近なりました。

ふすまを挟んで隣の部屋に両親、自室に私が寝ていて電気をつけたまま眠ってしまいました。
それから夢を見まして、その内容が何かしらの呪いの儀式をしているところで、儀式はごくごく簡単で人形のようなものを呪いをかけたい人の家に投げ入れるとか言うものでした。

そうして投げ入れると
『これであいつは脇腹を妖怪に食いちぎられる』
と呟きが聞こえて、夢の中で全く同じ体勢で眠っている自分に意識がいきました。

すると、玄関がドンドンと叩かれ父親が起きてうるさいと叫びながら玄関にいった瞬間、自分の脇腹に違和感を感じました。
『人間の頭のようなものがパジャマの中に入ってきてる』
と感じた私はなぜか足で抵抗しました。脇腹を食いちぎられる、そのビジョンが脳裏から消えずかなり必死でした。

そうこうしていると、諦めたのか頭の様なものがなくなり今度はひっぱられました。最初は何をされているのかわからなかったのですが、ひっぱられていることに気づくと
『そっちにはタンスがあるだけだからなぁー。タンスには私は入らんわー』
とか、のんきに考えていたら急に目が覚めて金縛りがおわり、夢も終わってしまいました。

長文失礼しました。


（※らさんからコメント欄に投稿いただきました。ありがとうございました）