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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.04 (Tue) Category : 

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着物姿の二人組

2007.11.11 (Sun) Category : ホラー・自己責任

私が以前、勤めていた職場での話。ある日、同僚が聞くんですね。 
「なあ、お前霊とか信じるか? 」「ええ、まあ多少経験はありますよ」と私。 
職場では恐い話は一切しませんでしたから。処世術としてね。同僚は続けます。 
「最近、変なものが見えるんだよ。日に数回。今まで全然霊とか見えなかったのになあ」 
私は先を促します。「何です? 変なのって」「着物姿の人間が二人いるんだよ。視界の端っこに。 
顔は覆ってるから分からないなあ。オフィスで着物は有り得ないだろ? 」これを聞いて、私は動揺しました。 
その二人組の事、良く知っていましたから。「働き過ぎですよ。あ、やばいクスリでもやってんじゃないですか? 」 
と軽口を返した私ですが、内心では別の事を考えていました。『ああ、この人、長くないな』 
同僚の訃報は思ったより早く私に届きました。翌朝でした。 
夜、寝床で心臓発作を起こして、発見された時には冷たくなっていたそうです。 
死顔が凄い形相をしていた事を聞かされても、私はさほど驚きませんでした。 
同僚が見た二人組。意味不明な祝詞を口にして、コモで頭部全てを覆って、揃いの着物姿。 
それがある火葬場の役夫のいでたちである事は分かっています。たったそれだけ…。 
正体は不明なんです。これを見た人間を7人知っています。見てすぐに亡くなりました、全員。 
あの同僚が8人目。皆さんは『知っているんなら、何とかならんのか? 』と思うでしょうね。 
ある易学の先生に聞いた事があるんです。二人組の事を。供養とかお祓いで何とかなる性質のものではないそうです。 

それでも私は聞きましたよ。何とかしたいから。「あの二人に会ったらどうしたら良いんですか? 」 
一つだけ対処方法を教えてくれましたね。『諦める事』だそうです。 
先生は私の恐れていた事も正確に言い当てました。 
彼らに二人組を見させたのは私だと。否定はしないです。他では目撃した人物はいないでしょうから。 
見たのは私と関わりのある8人。いや、もっといるかも。私に関わりさえしなければ…。これで私の話は全て終わりです。 
何故これを最終話にしたか、お分かりですよね。今まで私の話を幾つか目にしたかと思います。 
ええ、あなたも関わりのある人間なんですよ。恐い事がお好きでしたね? 
二人組は私のささやかなプレゼントです。お気に召して頂ければ良いのですが…。







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たっちゃん

2007.11.11 (Sun) Category : ホラー・自己責任

夜、寝ている時に布団から手を出していると、冷たい手があなたの手を握ってきます。 
それは赤ちゃんの時に病気で亡くなった『たっちゃん』です。 
たっちゃんはママを捜してこの世を彷徨い続けているのです。 
もしあなたがたっちゃんの手を握り返してしまったら、あなたはあの世へ連れて行かれます。 
だから、気付いても寝たフリをしましょう。布団から手を出していない場合、たっちゃんは布団の中に入って来ます。 
この話を聞いた人の所へたっちゃんは行くのです。 







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バアサレ

2007.11.11 (Sun) Category : ホラー・自己責任

言葉というものは不思議なもので、それぞれに「念」が込められると色々と人の心に訴えかける。 
事実、人は「心」、即ち「念」がこもった会話や歌手の歌に共感し、感動したり深い悲しみを覚えたりする。 
小説を読んでも同じ事が言えるだろう。しかしそれは感動や悲しみだけに言える事ではなく「怨み」でも同じである。前置きはここ迄にして、本題へ入ろう。 
つい最近、友人が悪ふざけで話していた怪談で、人に話してはいけないとされていた話がある。 
酒が入っていたのとその場のノリで話してしまったのだが、今となってはあの場に友人がいなければ良かったのにと思う。 
友人が話したのは極簡単な呪文のような言葉だった。 
詳しく聞くと、言葉自身に物凄く強い「怨念」がかけられており、数珠繋ぎに不幸度が上がって恐怖体験をするらしい。 
その話を聞いてしまった自分には恐怖体験の扉が開かれ、軽い恐怖体験が始まりだしている。 
この先段々レベルが上がっていくと、何が起こるか分からないという不安が募る。 
自分と同じ恐怖を共有してもらいたい気持ちと、友人への怨みを込め、迷惑かもしれないが正体が出ないここで話をさせてもらう。 
この言葉がタブー化され、聞いただけで力を発揮し続けるのは、自分のような人間が沢山いて、こういう事が繰り返されていくからだ。言葉に込められた「念」はどんどん増え続け、言葉の威力も比例して留まる事を知らない。今後も上がり続けるだろう。 
信じるか信じないかはあなた次第だが、数珠繋ぎの恐怖体験が嫌で聞きたくなければこの先は読まない方が良いだろう。 
その念の込められた恐怖の言葉は「バアサレ」。信じるか信じないかはあなた次第だ。 







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