味の素の原料

1917年に「味の素の原料はヘビだ」というデマが飛び、売上が激減したという出来事があった。
これをうけて味の素株式会社は新聞の広告を使ってこの噂が嘘であることを公言したが、かえってこの噂が広まってしまい、さらに売上が激減してしまった。

また現在でも、ごく一部において「味の素の原料は人の毛髪である」という噂が流れている。
他にも石油原料説がまことしやかに囁かれたことがある（実際、グルタミン酸は石油由来原料のアクリロニトリルからも生成することができる）。これらは都市伝説の一種で、全くの嘘である。

ただ、味の素の原料はあまり一般大衆に周知しておらず、古くはうま味調味料が化学調味料と呼ばれていたことも手伝って、原料に関する誤った思い込みがまかり通る危険性をはらんでいるのも事実である。そのため味の素では自社公式サイトに原料に関する解説を掲載している。




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多すぎるモモ肉

この都市伝説は、おそらくフライドチキンのパックやバーレルなどに多量のモモ肉が使われ、他の部位と思われる肉がほとんど見当たらないことから出来上がった都市伝説だろう。
実際には、もちろんそんなことはない。

考えてみて欲しい。ナゲットやハンバーガーにはどこの部位の肉が使われているのかを。
店舗全体で（または企業全体で）使われる肉を考えれば、つじつまは合うはずである。




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交通標識

シンボライズされたこの標識を見る限り、こういった憶測や都市伝説が出てくるのもさもありなん、とも思われる。

が、

「実際に交通標識のデザインを公募したことは過去一度もない」

という事実をもって、この話は都市伝説である、と断定したい。




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