山梨県・青木ヶ原樹海（１）

方位磁石は（ところどころ大きくぶれることがあるらしいが）ほぼ正常に動作する。常に方位磁石の動作に注意しながら使いこなせば、さほど問題はない。磁針偏差も通常とは多少異なる程度のようだ。
GPSも携帯も通常通り使える、という。

ただし、通常のハイキングコースを外れると足元は悪く、当然頭上は木ばかりで視界は悪く、必然的に足元を注視して歩行することになり、方角を見失うことは多々あるという。
軽い気持ちで入れば迷うことは必至だが、きちんとした装備さえあれば出られずに遭難、ということはなさそうだ。

大阪府・天神橋筋

都市伝説。認定はされていない。

兵庫県・神戸市（２）

結論から言ってしまえば、これはデマのようだ。「物語の海、揺れる島」（与那原恵・著／小学館）という本に詳細が書かれている。

この本の中にある「作られた伝説―神戸レイプ多発報道の背景」の内容を要約すると、
「ある団体が震災１ヶ月後に電話カウンセリングを開設した所、３０数件の性的暴行に関する相談があった」という記事が地方新聞に掲載された。その情報は、様々なメディアや人権団体などで取り上げられたのだが、他の団体にはそういった相談が来ていない事や、警察の記録に残っていない事、その団体の言っている事の裏が取れない事などを、その団体の代表者に問い詰めた所、捏造だと分かった。

というものである。
全く無かった、とは言い切れないが、多発していたという事実はない。