クロロホルム

クロロホルムにこのような劇的な効果はない。
クロロホルム (chloroform) は化学式 CHCl3 で表されるハロゲン化アルキルの一種である。IUPAC名はトリクロロメタン (trichloromethane) であり、トリハロメタンに分類される。広範囲で溶媒や溶剤として利用されている。

麻酔作用があることは一般にも有名であり、テレビや漫画では頻繁に登場する。典型的なシーンは、

１）クロロホルムを数滴ハンカチにしみこませる。 
２）後ろから被害者にこっそり近づき、鼻と口をおさえる。 
３）被害者は抵抗するが、すぐぐったりとして寝てしまう。 
４）次の場面で被害者は頭痛と共に目覚める。 
というものであるが、実際には多少吸引しても気を失うことはまずなく、せいぜい咳や吐き気、あるいは頭痛に襲われる程度である。

バナナ色つけ師

実は、この職業は実在する。バナナに限らず、果物や野菜では
食べ頃をコントロールする為に、早めに収穫し移送中・移送後に場合によっては追熟という作業を行う。フィリピン等の東南アジアのバナナを例にすると食べ頃から１０日程早く収穫を行い、一週間～５日間ほどで日本の港に陸揚げされ、フレッシュシステム社などの加工業者の持つ倉庫に収められ色付け（熟成）が行われてから各商社が出荷している。
なので、エチレンガスが危険だから、という意味ではない。

正座

正座に関しては、十分な統計がないために今だ「よい」とも「悪い」とも判断できないのが現状である。

正座はよい、と主張する側いわく「姿勢が良くなる」「骨盤矯正によい」「腰痛が治る」などという。
反対に正座は悪い、とする側も「脚の形が悪くなる」「脚が伸びなくなる」「骨盤に良くない」などとお互いに矛盾したことをいう。
バレエを習ったことのある方なら経験があるだろうが、バレエ教室などでは絶対に正座させないそうである。
しかしながら、お互い主張する根拠が全て経験則でしかなく、医学的根拠に乏しいのもまた事実である。