都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ヒアルロン酸
2010.11.20 (Sat) | Category : 都市伝説・飲食物
【食品あれこれ】
【コラーゲンの美白効果】
【ブルーベリー】
に続いて、今回はヒアルロン酸。
ただし、ヒアルロン酸については一部本当、一部都市伝説(というか疑似科学)である。
まず、ヒアルロン酸とは何か、ということから。
ヒアルロン酸は極めて高分子であり、分子量は100万以上になると言われている。
水には溶けるが、1gのヒアルロン酸を溶かすのに6リットルほどの水が必要となる。
生体内では、関節、硝子体、皮膚、脳など広く生体内の細胞外マトリックスに見られる。
とりわけ関節軟骨では、アグリカン、リンクタンパク質と非共有結合し超高分子複合体を作って、軟骨の機能維持に極めて重要な役割をしている。
関節炎や角結膜上皮障害の治療薬、白内障・角膜移植手術時における前房保持剤として利用するほか、過酸化水素水と混ぜ合わせたものをがんの放射線治療の増感剤として用いたり、化粧品などに保湿成分として添加する。
(wikipedia参照)
ということで、塗布するタイプのヒアルロン酸については保湿効果がある。
ただし、
よくある宣伝文句である
- - - - - -
(前略)加齢やストレス・環境の変化で失われた肌本来のうるおいを取り戻し、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を円滑にすることで、アンチエイジングを目的とする(後略)
(とある化粧品サイトから引用)
- - - - - -
などということは全く無い。
もっと酷いのは経口摂取である。
先にあげたコラーゲンの記事でも書いたが、ヒアルロン酸はアミラーゼによって分解されるため、まったく意味が無い。
ヒアルロン酸の経口摂取については医学的に根拠が無いばかりか、安全性も確認されていないため、長期間の慢性的な摂取は身体に害を及ぼす可能性もあるのだ。
つまり、健康食品やサプリメントのヒアルロン酸は都市伝説、として間違いない。
読者諸兄にも注意していただきたい。
【コラーゲンの美白効果】
【ブルーベリー】
に続いて、今回はヒアルロン酸。
ただし、ヒアルロン酸については一部本当、一部都市伝説(というか疑似科学)である。
まず、ヒアルロン酸とは何か、ということから。
ヒアルロン酸は極めて高分子であり、分子量は100万以上になると言われている。
水には溶けるが、1gのヒアルロン酸を溶かすのに6リットルほどの水が必要となる。
生体内では、関節、硝子体、皮膚、脳など広く生体内の細胞外マトリックスに見られる。
とりわけ関節軟骨では、アグリカン、リンクタンパク質と非共有結合し超高分子複合体を作って、軟骨の機能維持に極めて重要な役割をしている。
関節炎や角結膜上皮障害の治療薬、白内障・角膜移植手術時における前房保持剤として利用するほか、過酸化水素水と混ぜ合わせたものをがんの放射線治療の増感剤として用いたり、化粧品などに保湿成分として添加する。
(wikipedia参照)
ということで、塗布するタイプのヒアルロン酸については保湿効果がある。
ただし、
よくある宣伝文句である
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(前略)加齢やストレス・環境の変化で失われた肌本来のうるおいを取り戻し、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を円滑にすることで、アンチエイジングを目的とする(後略)
(とある化粧品サイトから引用)
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などということは全く無い。
もっと酷いのは経口摂取である。
先にあげたコラーゲンの記事でも書いたが、ヒアルロン酸はアミラーゼによって分解されるため、まったく意味が無い。
ヒアルロン酸の経口摂取については医学的に根拠が無いばかりか、安全性も確認されていないため、長期間の慢性的な摂取は身体に害を及ぼす可能性もあるのだ。
つまり、健康食品やサプリメントのヒアルロン酸は都市伝説、として間違いない。
読者諸兄にも注意していただきたい。
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ブルーベリー
2010.11.17 (Wed) | Category : 都市伝説・飲食物
以前、
【食品あれこれ】や【コラーゲンの美白効果】でもとりあげた、食品系の都市伝説。
今回はブルーベリーである。
健康食品などで「目の網膜に良い」と視力改善効果が謳われているアントシアニン(ポリフェノールの一種)が豊富に含まれており、ブルーベリーを使用した健康食品は広く市販されている。
しかし、結論から言ってしまえば国立健康・栄養研究所の論文調査によるとブルーベリーやビルベリー、それらに含まれるアントシアニンの視力改善効果は認められていない。
アントシアニンが、人間の目の網膜に含まれるロドプシンという物質の合成を助けるというのが「目に良い」の根拠だが、それについての有意性のあるデータはないのだ。
一部企業が研究機関とタイアップして公表しているデータや論文もあるが追試験されておらず、仮説に留まっているのが現状である。
むしろ、ベリー系果実は尿路感染症に効果があり、膀胱炎などの治療・予防に効果的とされている。
そのほか、注目すべきは豊富なポリフェノールによる強力な抗酸化力である。
なお、ブルーベリーのサプリメントは大抵原料はブルーベリーではなく合成のアントシアニンである。
ただし、
- - - - - - -
ブルーベリーは「目にいい」 岐阜薬科大が実証
2009年4月3日 08時59分
ブルーベリーの実に豊富に含まれる主成分アントシアニンに、目の網膜にある血管や神経の細胞を
保護する作用があることを、岐阜薬科大の原英彰教授(薬効解析学)が突き止めた。俗に「ブルーベリ
ーは目にいい」と言われてきたが、動物実験などで実証したのは初めてという。
原教授が検証したのは、網膜に新しい血管が次々とできて視力を低下させる糖尿病網膜症と、老化や
紫外線といった「酸化ストレス」で悪化するとされる緑内障への効果。
実験では、ヒトの血管細胞に血管を増やす物質を加え、血管の数を2・5倍に増殖させて疑似的に糖尿
病網膜症の状態をつくった。これにアントシアニンを加えたところ、血管の増殖が抑えられ、マウスの網膜
を使った実験でも同様の結果が得られたという。
また、ラットの網膜神経細胞に酸化ストレスを増やす物質を加え、細胞の4割を死滅させた上でアントシ
アニンを加えると、それ以上の細胞の死滅を防ぐことができたという。
原教授は「アントシアニンにある非常に強い抗酸化作用が関係していると考えられる。ただ、ブルーベリ
ーを果物として食べるだけでは足りないので、サプリメントなどで効率よく摂取するのがいいだろう」と指摘
している。
慶応大医学部眼科学教室の坪田一男教授の話 アントシアニンが、細胞や動物の体の中で、一部の病
的刺激に対して保護的に作用するということを示した画期的な報告。今後はメカニズムの解析や人体での
作用など一層の研究が期待される。
(中日新聞)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009040390085003.html
- - - - - -
という話もあるので、今後の調査が待たれる。
とりあえず、現在では話半分で聞いておくのが懸命だろう。
【食品あれこれ】や【コラーゲンの美白効果】でもとりあげた、食品系の都市伝説。
今回はブルーベリーである。
健康食品などで「目の網膜に良い」と視力改善効果が謳われているアントシアニン(ポリフェノールの一種)が豊富に含まれており、ブルーベリーを使用した健康食品は広く市販されている。
しかし、結論から言ってしまえば国立健康・栄養研究所の論文調査によるとブルーベリーやビルベリー、それらに含まれるアントシアニンの視力改善効果は認められていない。
アントシアニンが、人間の目の網膜に含まれるロドプシンという物質の合成を助けるというのが「目に良い」の根拠だが、それについての有意性のあるデータはないのだ。
一部企業が研究機関とタイアップして公表しているデータや論文もあるが追試験されておらず、仮説に留まっているのが現状である。
むしろ、ベリー系果実は尿路感染症に効果があり、膀胱炎などの治療・予防に効果的とされている。
そのほか、注目すべきは豊富なポリフェノールによる強力な抗酸化力である。
なお、ブルーベリーのサプリメントは大抵原料はブルーベリーではなく合成のアントシアニンである。
ただし、
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ブルーベリーは「目にいい」 岐阜薬科大が実証
2009年4月3日 08時59分
ブルーベリーの実に豊富に含まれる主成分アントシアニンに、目の網膜にある血管や神経の細胞を
保護する作用があることを、岐阜薬科大の原英彰教授(薬効解析学)が突き止めた。俗に「ブルーベリ
ーは目にいい」と言われてきたが、動物実験などで実証したのは初めてという。
原教授が検証したのは、網膜に新しい血管が次々とできて視力を低下させる糖尿病網膜症と、老化や
紫外線といった「酸化ストレス」で悪化するとされる緑内障への効果。
実験では、ヒトの血管細胞に血管を増やす物質を加え、血管の数を2・5倍に増殖させて疑似的に糖尿
病網膜症の状態をつくった。これにアントシアニンを加えたところ、血管の増殖が抑えられ、マウスの網膜
を使った実験でも同様の結果が得られたという。
また、ラットの網膜神経細胞に酸化ストレスを増やす物質を加え、細胞の4割を死滅させた上でアントシ
アニンを加えると、それ以上の細胞の死滅を防ぐことができたという。
原教授は「アントシアニンにある非常に強い抗酸化作用が関係していると考えられる。ただ、ブルーベリ
ーを果物として食べるだけでは足りないので、サプリメントなどで効率よく摂取するのがいいだろう」と指摘
している。
慶応大医学部眼科学教室の坪田一男教授の話 アントシアニンが、細胞や動物の体の中で、一部の病
的刺激に対して保護的に作用するということを示した画期的な報告。今後はメカニズムの解析や人体での
作用など一層の研究が期待される。
(中日新聞)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009040390085003.html
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という話もあるので、今後の調査が待たれる。
とりあえず、現在では話半分で聞いておくのが懸命だろう。
はちみつレモン
2010.10.27 (Wed) | Category : 都市伝説・飲食物
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