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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.30 (Sat) Category : 

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祖母からのメッセージ

2007.11.27 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

みなさん亡くなられた祖父母とのいいお話があるんですねぇ。
私も祖母とのとっておきの話があり、いい思い出として人には話さないようにしていたのですがこのスレが良い感じなので書かせていただきますね。

当時小学生だった私はひとつ下の妹と両親、そして祖母の5人で住んでいました。
祖母はとてもハイカラな人で、洋服をデザインするアトリエに勤めながら、おしゃれをしては銀座を闊歩するのが趣味でした。食べるものも、ドーナッツやファーストフードが大好きで、祖母と一緒に出かけると
いつもハンバーガーをごちそうしてくれました。
祖母は家族の誰よりも元気そうに見えたのに病に倒れ緊急入院、そして数ヶ月の闘病の後、亡くなりました。
あっという間の出来事のような気がします。
祖母が亡くなってから数日後に、私は夢をみました。
真っ白いところに真っ白い服を着た祖母がニコニコしながら立っていました。そして、私と妹にこう言うのです。
「私はあっという間に死んでしまったから、おまえたちに何も残してあげられなかったのが何よりも残念なの。さぁ、欲しいものをいってごらん。」
と・・・。
となりにいた妹は即座に
「ぬいぐるみのクマさんが欲しい!」
と言うのですが、祖母は
「そんなんじゃ大人になってから役にはたたないじゃないか。もっと一生大切にしてもらえるものを残したいんだよ。」
と答えました。
で、ちょっと記憶が曖昧になるのですが、最終的にデパートかどこかの宝石売り場に行って、あれこれと選ぶところで夢が終わりました。

次の朝、朝食の時間に母に
「今日、こんな夢をみちゃった」
と話を始めると、母の動きがとまり神妙な顔つきになったのです。そして一言
「やっぱりあれは・・・」
というのです。気になったので話を聞くと、祖母が亡くなってからまわりの遺品を整理しているときにタンスの中から小さな箱が二つでてきたそうです。
開けてみると、まったくおなじ真珠のネックレスがはいっており、しかも値段はついていないものの使った形跡がみられないとのこと(つまり、ブランドのタグとかはつきっぱなしだったようです)。
またデザインが老人用というよりは、若い人向けのデザイン(シンプルなプラチナのチェーンに一粒の真珠がついているものです)だったので、もしかしたら私たちにあげるつもりで祖母が用意していたものかもしれない・・・と母は話してくれました。

偶然だったのかもしれませんが、私には祖母からのメッセージのように思えて、今でもこのネックレスを使うときは祖母のことを思い出します。







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戒め

2007.11.27 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

私の父は7年前に病気で他界しました。
最初に倒れて13年間、入退院をくり返しながらも闘病していました。
当時小学生だった私が成人するまで、父は命の灯をともしつづけていてくれました。
病院のベッドの上で、冷たくなっていく父の手の感覚は、今でも忘れることができません。
そして13年間、一緒になって病気と闘ってきた気丈な母の、号泣し泣き叫ぶ姿も・・・

父の葬儀も終わり、何週間かすぎたある日・・・
母は父の遺影の前でうたた寝をしてしまったそうです。
「・・・おい。もう行かないかんのとちゃうか?」
そう言われた気がして母が起きると、仕事に出かける時間でした。
母は「あれは確かにお父さんの声だった」と。

今でも、父の月命日になると必ず父のことを思い出したり、夢に出てきたりします。
忙しさにかまけて、月命日のことも忘れがちな私を戒めてくれているようです。
こんな出来の悪い娘でごめんね。
今度、休みが取れたらお墓参りに行くね。







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警告

2007.11.27 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

小さいときかぎっ子だった私は、小学校からまっすぐ祖母の家に行って、パート帰りの母に迎えに来てもらって母と一緒に祖母の家の隣の自分の家に帰る毎日だった。
その日は冬の寒い日で、いつものように祖母の家に行ったけど祖母はいなくて、田舎だからかぎも掛けてないしそのままあがりこんで茶の間のこたつに入っていた。
いつのまにかうとうとしていたらしい。男の人がどなる声を聞いた。
「おいっ!!」
 …お客さんかな、でも何か聞いたことあるような…
ぼんやりと思ったけど眠い。居留守をつかおうとしたところ、もう一度、どなられてふらふらと玄関に出た。その後の記憶がない。

気が付いたときは心配そうな祖母と母がわたしの顔を覗き込んでた。
祖母は買い物先の店で友人に会い、ちょっとした用事があってその友人の家にそのまま出かけていたらしい。帰ってきたら私が玄関に倒れていたそうだ。私は小さくて気がつかなかったけど、こたつの部屋には
火鉢があってまだ火が残っていたそうで、もしそのまま部屋にいたら中毒になっていただろうという事だった。
そして、私は思い出した。どなり声が一年前に亡くなった祖父の声に似ていた事に。いつもにこにこ穏やかに笑っていた祖父だから怒鳴り声を聞いた事がなかった。祖父が助けてくれたんだと思う。 







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