都市伝説・・・奇憚・・・blog
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お別れの肩たたき
2007.11.28 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
じゃあぼくも飼い猫のネタ(実話)をひとつ。
実家ではずっと、名無しの雑種のメス猫を飼ってました。
野良猫だったのを拾ったのですが、家族にはなついてました。
自分が毎年1回、帰省したときも顔は覚えていてくれ、いっしょに寝たりしてました。
猫が16歳になったある年末、老猫はひどい風邪をひいて動
けなくなってしまいました。家族は翌日めったにしない温泉旅行
を控えています。猫はすっかりこわばり、声も出せなくなってい
ます。
一晩抱いて寝た翌朝、猫はぴんと立ち上がって起き出し、縁側で顔を洗っているではありませんか。
家族もみな安心し、猫を置いて一泊二日の旅行に出かけました。
一夜明けて家族一同が帰ってみると、猫はどこにも見あ
たらないのです。
家中、近所中探してもいない・・・その日を境に、すっかり姿を消してしまったのです。
猫は自分の死期をさとり、きれいに身を引いたのでしょう。
年明けて、私が実家の自分の部屋でひとり寝ておりますと、夢うつつの自分の肩をぽん、ぽんと叩く感触がしました。私は気のせいと思い、無視して寝続けますと、またぽん、ぽんと・・・それは人間の指を2本あわせたぐらいの小さい手で、とても優しい叩き方でした。
慌てて飛び起きると、もう朝で、まわりには誰もいませんでした。
「それはあの猫や・・・猫がお別れの挨拶にきたんやのう」といまでもうちの家族は話題にしています。
実家ではずっと、名無しの雑種のメス猫を飼ってました。
野良猫だったのを拾ったのですが、家族にはなついてました。
自分が毎年1回、帰省したときも顔は覚えていてくれ、いっしょに寝たりしてました。
猫が16歳になったある年末、老猫はひどい風邪をひいて動
けなくなってしまいました。家族は翌日めったにしない温泉旅行
を控えています。猫はすっかりこわばり、声も出せなくなってい
ます。
一晩抱いて寝た翌朝、猫はぴんと立ち上がって起き出し、縁側で顔を洗っているではありませんか。
家族もみな安心し、猫を置いて一泊二日の旅行に出かけました。
一夜明けて家族一同が帰ってみると、猫はどこにも見あ
たらないのです。
家中、近所中探してもいない・・・その日を境に、すっかり姿を消してしまったのです。
猫は自分の死期をさとり、きれいに身を引いたのでしょう。
年明けて、私が実家の自分の部屋でひとり寝ておりますと、夢うつつの自分の肩をぽん、ぽんと叩く感触がしました。私は気のせいと思い、無視して寝続けますと、またぽん、ぽんと・・・それは人間の指を2本あわせたぐらいの小さい手で、とても優しい叩き方でした。
慌てて飛び起きると、もう朝で、まわりには誰もいませんでした。
「それはあの猫や・・・猫がお別れの挨拶にきたんやのう」といまでもうちの家族は話題にしています。
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息子の予言
2007.11.28 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
>>357さん
それに良く似た体験しました。
二人目の子を死産してしまったんですが、その後しばらくしておなかに赤ちゃんを授かったとき、流産しかけて寝込んでいた夜明けのこと。
つわりで眠れずにいたのですが、隣で眠っていた3歳の息子がいきなり
「だいじょうぶだよ。○○ちゃん(死産した子の名前)が守ってあげるよ」
と、目をパッチリ開けて言うのです。やけにつじつまの合う夢を見てるなとびっくりしました。死んだ子が今度の赤ちゃんを守ってくれる、と理解しました。
すると息子はさらに続けて「(今度も)妹だよ。」という。
てっきり男の子だと自分で思い込んでいたので、まさか~と思いました。
やがて元気な子が生まれました。息子の予言どおり妹でした。
しかも・・・死産した子と同じ誕生日。(予定より早め)
現実主義の私でも、あの子が守ってくれてると信じないわけにはいかなかった。
それに良く似た体験しました。
二人目の子を死産してしまったんですが、その後しばらくしておなかに赤ちゃんを授かったとき、流産しかけて寝込んでいた夜明けのこと。
つわりで眠れずにいたのですが、隣で眠っていた3歳の息子がいきなり
「だいじょうぶだよ。○○ちゃん(死産した子の名前)が守ってあげるよ」
と、目をパッチリ開けて言うのです。やけにつじつまの合う夢を見てるなとびっくりしました。死んだ子が今度の赤ちゃんを守ってくれる、と理解しました。
すると息子はさらに続けて「(今度も)妹だよ。」という。
てっきり男の子だと自分で思い込んでいたので、まさか~と思いました。
やがて元気な子が生まれました。息子の予言どおり妹でした。
しかも・・・死産した子と同じ誕生日。(予定より早め)
現実主義の私でも、あの子が守ってくれてると信じないわけにはいかなかった。
産まれただけでも凄いこと
2007.11.28 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
私が高校3年生だった冬の夜。
受験勉強のため2階の自室で夜更かしをしていた。
当時中2の弟は甘ったれグレの真っ最中で、ツレを集め隣室で酒盛り。
うちの両親はかなり放任な方で、私も同じようなグレ過程を経て更生していたので、弟の気が済むまでは好きにさせておこうという感じだった。
姉弟仲も良く、ヤンキー仲間も私になついていたため、勉強する私に配慮して隣室は静かで、地味に飲んでいたらしい。
夜半をすぎた頃、突然隣室でものすごい悲鳴が上がり、続いて私の部屋にガキ共が転がり込んできた。あうあうとまともに話せないヤツらから何とか事情を聞くと、空気がこもったので換気しようと窓のカーテンを開けたら、ガラス窓に女がべったり張り付いて中を覗いていた、とのこと。腰の高さから上に突いている窓のカーテンを、座ったまますそを引っ張って開けたので、そこにいた全員が女を見たらしい。
悲鳴を聞いて駆け上がってきた両親と、弟の部屋を見に行ったが異常はない。
それもそのはずで、その窓は1階まですとーんと何もない壁に付いているものだった。それでもおびえて部屋に戻りたがらない弟と、帰るにも怖くて外に出たくないと言う仲間達を私の部屋で過ごさせることに。
だがしかし。落ち着きかけたガキ共が、
「覗いてた女はねぇちゃんに似ていた」
と口々に言い、私が脅かしたんだろうと責め始めた。
おまえらが逃げてきたとき私はここにいただろ、第一どうやってあの壁を上るんだよ、と私も怒り始めたところで母が、お姉ちゃんに似てるならそれはあんたらの姉妹だ。実はあんたらの間にひとり女の子を死産している。仲間に入りたくて覗いたんだろう、だったら別に怖がることはない。と告げた。
姉妹がいたなんて全然知らなかった私と弟が驚いて父を見ると父も、死産の話は本当だ、と頷いた。
その日はそれで終わったんだけど、弟はしばらく考え込んでいる日が続き、やがて更生した。成人してからそのことが話題になったら
「生まれただけでもすごいことなんだと思った」
そうだ。今では涙目でおびえるヤンキー小僧5人を時々思い出して笑い話にしているが、妹なら私も見てみたかった。
受験勉強のため2階の自室で夜更かしをしていた。
当時中2の弟は甘ったれグレの真っ最中で、ツレを集め隣室で酒盛り。
うちの両親はかなり放任な方で、私も同じようなグレ過程を経て更生していたので、弟の気が済むまでは好きにさせておこうという感じだった。
姉弟仲も良く、ヤンキー仲間も私になついていたため、勉強する私に配慮して隣室は静かで、地味に飲んでいたらしい。
夜半をすぎた頃、突然隣室でものすごい悲鳴が上がり、続いて私の部屋にガキ共が転がり込んできた。あうあうとまともに話せないヤツらから何とか事情を聞くと、空気がこもったので換気しようと窓のカーテンを開けたら、ガラス窓に女がべったり張り付いて中を覗いていた、とのこと。腰の高さから上に突いている窓のカーテンを、座ったまますそを引っ張って開けたので、そこにいた全員が女を見たらしい。
悲鳴を聞いて駆け上がってきた両親と、弟の部屋を見に行ったが異常はない。
それもそのはずで、その窓は1階まですとーんと何もない壁に付いているものだった。それでもおびえて部屋に戻りたがらない弟と、帰るにも怖くて外に出たくないと言う仲間達を私の部屋で過ごさせることに。
だがしかし。落ち着きかけたガキ共が、
「覗いてた女はねぇちゃんに似ていた」
と口々に言い、私が脅かしたんだろうと責め始めた。
おまえらが逃げてきたとき私はここにいただろ、第一どうやってあの壁を上るんだよ、と私も怒り始めたところで母が、お姉ちゃんに似てるならそれはあんたらの姉妹だ。実はあんたらの間にひとり女の子を死産している。仲間に入りたくて覗いたんだろう、だったら別に怖がることはない。と告げた。
姉妹がいたなんて全然知らなかった私と弟が驚いて父を見ると父も、死産の話は本当だ、と頷いた。
その日はそれで終わったんだけど、弟はしばらく考え込んでいる日が続き、やがて更生した。成人してからそのことが話題になったら
「生まれただけでもすごいことなんだと思った」
そうだ。今では涙目でおびえるヤンキー小僧5人を時々思い出して笑い話にしているが、妹なら私も見てみたかった。
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