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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.04.20 (Sat) Category : 

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パレストリーナのナイルモザイク画

2014.01.14 (Tue) Category : ミステリー・オーパーツ

【概要】
イタリアの首都ローマの東方にあるパレストリーナ。
ここには、古代ローマ時代である紀元前1世紀に建立された神殿の遺跡があり、「ナイル・モザイク」と呼ばれるモザイク画が発見され、展示されている。

このモザイク画は、ナイル川氾濫の様子を表現したものだが、そこには、6500万年前に絶滅したはずのイグアノドンに似た恐竜や氷河期に絶滅したはずのサーベルタイガーのようなほ乳類などが描かれている。

古代のナイル川流域には、このような生物が生息していたとでもいうのだろうか。


モザイク画全体像


恐竜に似た生物


ワニ?カバ?

【真相・考察】
地中海学会月報329】によれば、この「ナイル・モザイク」は
ナイルモザイクの主題に関しては,発見時以来様々な説が立てられてきたが,近年では,プトレマイオス2世のエチオピア探査,あるいはイシスとオシリスの儀式を描いたものとする解釈などがなされている。

発表者は,モザイクの下部のエジプト風景には,ナイル河の第一瀑布周辺の一帯と,イシスとオシリスの聖地で行われる祭儀と洪水時の祝祭が描かれていると考察した。ナイロメーターのある神殿は,ナイロメーターの形状とストラボン等の記述との対照からシュエネであり,また,オシリス像のある神殿は,その位置からピラエのイシス神殿であると考えられる。

さらに下部の中心的位置を占める場面は,ピラエ近傍のオシリスの聖地アバトンであり,オシリスの復活の儀式と洪水時の祝宴の情景が描かれていると考えられる。モザイクの上部のエチオピア風景では,洪水風景の中にナイルが生み出す様々な種の動物が描かれていながらも,未開な文明社会が描かれているのに対し,下部のエジプト風景では神殿建築などの文明の栄えた社会が描かれる。

この対照性は,エジプトの南限である第一瀑布における文明の神オシリスの復活により,エジプトに文明の恩恵がもたらされたことを描いていると解釈することができる。このような観点からは,ナイルモザイクは,イシスと習合したフォルトゥナの信仰図であるという解釈が成り立つ。
とある。
ここから考えるに、ここに描かれた動物たちは「神話の生物」もしくは「当時の人々が想像した動物」であると考えるのが妥当といえよう。

そこに「奇妙な生物」の絵があるからといって、必ずしもそういった生物が実在した証拠にはならない。

もし「絵があるのはそういう生物がいたからだ」と言うなら、日光にある「想像の象」「陽明門の麒麟」「啼き龍」などが実在したとでもいうのだろうか?
麒麟や龍はともかく、象などはどうみてもベヒモスである。



 








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Title : 無題

下の図は、エジプト辺りでワニ+カバって言ったらアーマーンなんじゃないですかねぇ。
宗教画的なアレのようですし。

七篠 2014.01.14 (Tue) 20:10 編集

Re:無題

アメミット、古代エジプトの幻獣ですね。

ってことは想像の象はやっぱりベヒモスで間違いないのか…!

2014.01.16 22:01

Title : 無題

こう言うのを見て毎回思うのは、現代人より想像力があるんじゃないかって思います(^^;)

Sefie 2014.01.14 (Tue) 23:51 編集

Re:無題

今の幻想物って、たいてい昔の物の焼き直しだしねぇ。

2014.01.17 15:34

Title : 無題

いやいやいやいや
キリストのフレスコ画を独創的に修復した婆様とかさ、世に鬼才と言うか奇才は居るんだよww
案外普通の鳥と犬を書いたつもりがイグアノドンとサーベルタイガーに
なっただけじゃねww

鼬の仔 2014.01.15 (Wed) 10:14 編集

Re:無題

>案外普通の鳥と犬を書いたつもりがイグアノドンとサーベルタイガーに
>なっただけじゃねww

奇才のレベルが斜め上過ぎるwwwww

2014.01.17 15:39

Title : 無題

遺跡とか遺物って胸熱('ν`人)
特にエジプトは大好き♪

シュエネってのはシェネ、ピラエってのはフィラエのことでいいのかな?
ナイロメーター(水位計)の形状とストラボン(という学者)の記述からシュエネ(シェネ?)という場所のもので、オシリス像のある神殿の方はピラエ(フィラエ島?)という場所にあるイシス神殿だと考えられる、ってことであってるのかな?
専門用語だらけで難しい;

右端の真ん中のイシス神殿の方は、ほぼ今の見た目のままだよね♪
ナイロメーターはどれだろう?三角屋根じゃないのかなー?

それにしても、ここに描かれてる動物を見てこんなのが居たのか、ってあんまりにも直球すぎるwww

ネフェルタリ 2014.01.16 (Thu) 09:21 編集

Re:無題

学会の資料だからねぇ。
呼び方や読み方が一般のものと違ったりするとわけわかんないこと多々。

2014.01.17 19:36

Title : 無題

しかしながら当然、実在しない証拠にもなりえませんよね。
我々が化石から想像した古代の生物と似た物が「たまたま」古代の壁画に書かれていたという都合の良い考え方、自分がありえないと思う物は全て偶然そうなっただけみたいに考えるのはどうなの?と思います。それこそ非科学的な考えではないでしょうか。
実際、それを示すかのごとく古代人は水牛やサソリを正確に描いてますよね。
これが妄想ならサソリや水牛も妄想ですか??いいえ違うでしょう。よって否定する根拠にはなりえないです。
ついでに日光云々のくだり(もしそうなら~)は論点のすり替えですよね。日光に何があろうがこの話と関係ないので話を否定する材料にはならないと思います。

jj 2014.03.06 (Thu) 22:35 編集

Re:無題

当然のことながら、実在しない証拠にも実在した証拠にもなりませんね。
ただ、今現在判明している生物学的根拠などから推測するに、という話です。

もちろんほんとは存在したんだ!という確固たる証拠が見つかれば喜んで謝罪して訂正しますよ。

水牛やサソリが正確に描かれていることから、その絵に想像の産物が描かれていない、ということにはもちろんなりませんよね?

日光のくだりは論点のすり替えというよりも、あまりに奇異に映るものは、それが実在したと考えるよりも何が元になって描かれたのか考えた方がいいんじゃないか、という提案です。
そもそも、Aという場所に何があろうとBには関係ない、という話には乱暴に過ぎるんじゃないかと思いますが。

2014.03.11 20:04

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