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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.04.19 (Fri) Category : 

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とおりゃんせ

2007.10.10 (Wed) Category : 都市伝説・考察・真相

まず、歌詞を見てみよう。

 とおりゃんせ とおりゃんせ 
 ここはどこのほそみちじゃ 
 てんじんさまのほそみちじゃ 
 ちょっととおしてくだしゃんせ 
 ごようのないものとおしゃせぬ 
 このこのななつのおいわいに 
 おふだをおさめにまいります 
 いきはよいよいかえりはこわい 
 こわいながらも 
 とおりゃんせ とおりゃんせ  

さて、この童謡にはいくつかの説がある。
…あるが、決してオカルトではない。当時の世相を反映した歌である、というだけだ。

説(1)
『通りゃんせ』のモデルとなった場所は、埼玉県の川越市だといわれる。 
 川越市は「小江戸」とも形容されるように、江戸時代には都とずいぶんなじみの深い土地がら。江戸の北の守りとして、また、江戸の台所として代々幕府がおさめてきた天領である。 
 さて、そんな川越には、かつて城があり、城の本丸の近くに三芳野神社が建立されていた。この神社、幕府とかかわりが深く、庶民の身ではふだんは参詣もかなわず、庶民の参詣が許されるのは、年に一回の大祭のときだけだったという。 
 とはいえ、そんなときでも、場所がら、警備の者が多い。町人たちがめずらしさのあまり、キョロキョロしようものなら、「何をしている」「はやく歩け」と叱声が飛んできた。そんな庶民の落ち着かない気分が「行きはよいよい帰りはこわい」と表現されたという。 

説(2)
 その発祥の地は埼玉県川越市、川越天神・三芳野神社といわれている。川越市は「小江戸」といわれ栄えた城下町で、いまも蔵造りの家並みや城跡、多くの社寺が残る町だ。 
 三芳野神社というのは、室町中期に形成された川越城内にあって、菅原道真(天神様)を祭ったもの。ふつうの人は年に1回お祭のときにしかはいれなかった。その昔は7つになると天神様の氏子になれる。昔は医療も発達していなかったから、7つになるということはその子が育つ目安となり、いまでいう成人式のようなお祝いをしたのだ。 
 そのために天神様を訪れたのだが、到着するまでには南大手門から入って、さらに門を3つくぐっていかなければならなかった。帰るときには、それは厳しいチェックを受ける。そこで、♪行きはよいよい、帰りはこわい。こわいながらもとおりゃんせ、とおりゃんせ、となるのだ。 

この他にも、「川崎の歌ではない」とする説もある。それによると、
「御用のない者通しゃせぬ」はさらに古い文献にさかのぼると
「手形のない者通しゃせぬ」
になっているらしいのだ。
ここから、「関所」の歌であるという説が出てきたのだ。

以上のように、起源そのものははっきりしないものの、世に言われるような解釈は成り立たないことがわかるだろう。







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Title : 無題

とおりゃんせって、閻魔大王で地球をしはいする時のやり方なのかな・・・
って思ってたー。こうして答えは出たけど、いまだ謎に包まれたまま。

ちびくろサンボ 2014.04.28 (Mon) 20:30 編集

Re:無題

何の話ですかwwww
>閻魔大王

2014.04.29 19:19

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