都市伝説・・・奇憚・・・blog
形見の2万円
2008.07.30 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
5年前、親戚の叔父(父の兄)が末期ガンで亡くなった。
神経質で変わり者だった私だけどすごくかわいがってくれた。
「○○ちゃんコレ好きだろう?」
と毎週のように私の好物を
わざわざ遠い店まで行って買ってきてくれたりした。
私もそんな叔父さんが大好きでした。
末期ガンであることは本人にも告知されていて、ホスピスに入ることも決まっていたらしい。
でも私は知らなくて叔父さんが早く元気になって退院するようにって千羽鶴を折ってプレゼントした、そしたら叔父さんはお礼にって私に2万円くれた。
そんなのもらうつもりで作ったんじゃないのに・・・
1ヶ月後叔父さんが退院して、家までお見舞いに行くとガンの手術の影響で不自由になってしまった声で必死に
「○○ちゃん千羽鶴ありがとう、叔父さん退院できたから」
って言ってくれた。
すごいうれしかった。
だけど後で父に
「叔父さんホスピス入ることになったから・・・」
と言われた。
元気になって退院したんじゃなくて、もう治る見込みがなくてホスピスに入るために退院したのだった。
それから約1年後、叔父さんは亡くなった。
叔父さんからもらった2万円、どうしても使うことができずにお守り代わりに財布のカード入れの中にいつも入れてるんだけど、時々それを出して眺めては優しかった叔父さんを思い出して悲しくなって泣くんだけど、何故か涙が出そうになる瞬間に必ず誰からか電話がかかってきたり、宅配便の人とかが家に来たり、友達からメールが入ったりして一瞬それまで悲しいことばかり思い出していたのを忘れていることに気がついた。
これって天国で叔父さんが
「そんなに悲しまないで」
って言ってるのかなぁと思ってまた涙が出た・・・
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