忍者ブログ

都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆

[PR]

2024.04.25 (Thu) Category : 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

テトラポットの話をします。

2020.01.15 (Wed) Category : 洒落にならない怖い話・その他

699:695:2007/01/10(水)00:30:24ID:GacyoP2cO
実話は、殺伐としてて意外に不評なのか…
引き続き、心霊関係でないので、つまらんかったらゴメン
沢山あるのだけどね…
てことで、もう一話

テトラポットの話をします。
あれは熱い夏の出来事でした。
俺の住んでいた田舎は、海に面しているが、海水浴場がなかった。
砂浜が続き、地平線と水平線が同時に見えて綺麗なのだが、ダイバーも、サーファーすらも居ない海でした。

急深な海で、潮の流れも速く、非常に危険な上、一旦波に飲まれると、海底に引きずり込まれてしまうので、地元では、子供をなるべく近寄らせないように躾られてきました。
だから俺も、小学校高学年になり、釣りに行き出すまで、あまりその海に、いったことが無く、海水浴へは、30km以上も離れた海まで、わざわざ行ってました。

もう、10年近くなるかな。
地元以外の場所から引っ越して来た子供達3~4人が、危険な海である事を知らずに、泳ぎだしました。
その時、俺は友達と、少々離れた場所で、投げ釣りをしていたのが、記憶にあります。
奴ら、やばいなと思った矢先に、土用波と呼ばれる4m以上ある高波が押し寄せてきました。

俺達は、高波が来るのを察知していたので、何ともありませんでしたか、海水浴をしていた子供達は、全員飲まれて、30秒近く浮いて来ませんでした。



701:695:2007/01/10(水)01:12:13ID:GacyoP2cO
時間は数十秒だったが、此方は、ヒヤヒヤしながら、彼らをみていました。
暫くしてから、一人二人と浮き上がり、全員無事でした。
しかし彼等は、土用波が面白かったのか、海水浴を止めようとせずに、泳いでいました。

危ないので、浜から何人かで
「危険だから上がれ~!」
との呼びかけも虚しく、第2波がきました。
波に飲まれて、1人、テトラポットが山と積まれた場所まで流されました。

そして第3波がきました。
うねりと共に、テトラポットに吸い込まれていきました。
大変な事になった。
大人数人と俺達は即座に駆けつけ、状況を確認しました。

子供は、どうやら、無傷とは言えないまでも、元気に
「テトラポットにはまって動けないや!へへへw」
と笑顔で言いました。
しかし、一個数十トンものテトラポットの山の一番下にはまり、その場にいる人達ではどうしようもなく、消防署に連絡しました。
消防士が駆けつけて来ても、どうにか出来る訳でもなく、時間ばかりが過ぎていきました。
元気だった子供も、だんだん疲労の色が見え出し、ぐったりしていました。

潮も満ち始め、子供が
「助けて!助けて!!」
とか弱い声で叫んでます。
数人だった人だかりも、数十人に増え、護岸事業の関係者もやってきたが、近くにテトラポットを持ち上げるクレーンも無く、悪戯に過ぎていく時間。

とうとう波が子供に覆い被さる位になりました。
「たすけ…かぼかぼガボガボけて…」
徐々に沈んでいく子供、それを見ていた両親が、
「お願いです!助けて下さい!お願いです!」
と泣き叫んでいました。

少しだけ続く



702:本当にあった怖い名無し:2007/01/10(水)01:51:13ID:VdPx+khK0
続きがきになって眠れない



703:本当にあった怖い名無し:2007/01/10(水)01:56:12ID:mF039e7RO
寸どめ、生殺しの放置プレイですか?



704:本当にあった怖い名無し:2007/01/10(水)02:09:04ID:wvBnzmIy0
気になるジャマイカ!!寝れねーよ(T-T))((T-T)



705:本当にあった怖い名無し:2007/01/10(水)02:37:40ID:/sva2pRJO
寝たか



706:ダミアーノ◆hX8AqqcLto:2007/01/10(水)02:45:16ID:NqVDI8+3O
続きは明日の昼休み辺りだろうか



708:本当にあった怖い名無し:2007/01/10(水)03:33:33ID:UcgD3A6jO
>>699
どうして、そんなに、読点を、うつの?



713:695:2007/01/10(水)13:28:01ID:GacyoP2cO
続き

沈みながらも、もがく子供も、とうとう波に揺られるが如く力無く漂いだした。
消防士のライトに照らされながら、小さなともしびは消えていきました。
翌々日、地方新聞の片隅に事故の事がのっていました。
清々しく晴れた朝で、蝉時雨が物悲しく響いてました。

おしまい

皆さんゴメンナサイ。
昨日力尽きて寝てしまいました。
うpしたつもりでしたが…
あと、読みやすいように、句読点多めの箇条書き風に体験談を書いたけど、不評でしたか…
ちなみに、俺の体験談は、もののけの類は余り出てきませんので悪しからず。



714:本当にあった怖い名無し:2007/01/10(水)13:43:02ID:bp+MOkuXO
>>713
いや読みやすいし、もっと読みたい。




引用元:実 話 恐 怖 体 験 談 五談目
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1162268695/699-714












拍手[0回]

この記事にコメントする

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
最新コメント
[04/25 Richardben]
[04/25 Richardben]
[04/25 Richardben]
アクセス解析
カウンター

Powered by [PR]

忍者ブログ