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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.04.20 (Sat) Category : 

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父の死んだ日

2017.01.31 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

176:父の死んだ日:2006/06/11(日)19:13:11ID:dGLW/NZQ0
父が死んだのはある日の0:05でした。
それから病院にていろいろあり、父の亡骸とともに帰宅したのは2時を回っていました。
電話をかけた親戚関係もまだ家に来ていなかったときに、私は父の亡骸と共に仏間にいました。

父が仏壇の前に横たわっており、私がその前に座っていて、私の後方に位置する居間では母、兄と葬儀屋さんの話があっていました。
しばらくすると、玄関で音が聞こえ、その後扉が開く音がしました。
親戚でも来たのかと思って私が玄関に行くと、玄関の鍵が閉まっていました。
うちの玄関は開け閉めや、鍵をかけたりするときに居間にいても聞こえるほど大きな音がするので聞き逃すはずはありませんでした。

不審に思って外に出てみると、うちの前の道が曲がって先が見えなくなるあたりに人影が見えました。
こちらに気づいたのか、その人影は振り返って右手を振った後、先へと歩いていき曲がり角で見えなくなりました。

家に戻ってみると、兄が玄関まで出てきていました。
兄「どうかした?誰か親戚でも来た?」
私「ううん、なんでもなかった」
そのときはそれで終わったのですが、親戚連中がそろって、またいろんな話の後に玄関脇にあるトイレに行ったときに、親戚のものでは無い靴が玄関に出ていました。

それは父が仕事に行くときに履いていた靴でした。
父は死ぬ前半年ほどほぼ寝たきりの状態で革靴を履く事等無かったのでその靴が出ているはずが無かったのですが下駄箱を開けるとその靴の入っているべき場所が開いていました。

私はその靴を下駄箱にしまいながら、やっぱりさっきの人影は父で、出てきた私に気付いてさよならを言ってくれたのだと、そう思いました。



181:本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日)19:50:09ID:+2zt/z5sO
>>176スレタイとはブレるし、特になんて事の無いさり気ない話だけど、ちょっと涙腺にきた
俺も父を大切にしよう
>>176は父にとっていい子供だったに違いないな



182:本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日)19:51:10ID:0Me/q6h00
>>176
何気にいい話だなぁ


 

引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?132
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1149806001/176-182




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Title : 無題

娘に気付いて、最期のお別れに振り返って手を振ったのか、と想像すると……だめだ、何かもう年ごとに涙腺弱くなって困るわ…!

NONAME 2017.02.09 (Thu) 22:16 編集

Re:無題

歳取ると涙もろくなるよね!

2017.02.19 16:00

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