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駐車場の幽霊

2015.04.26 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

388:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/19(木)23:25:43.68ID:2YS1e4yC0.net
こんばんは、呪われた日本刀の投稿をしたものです。
今回の逸話はその日本刀について投稿する前に、当時の詳しい状況を再従兄弟に聞きに言った際に教えてくれた駐車場の話。
なお、駐車場に曰くがついたことについては、母一族はノータッチだったりする。
例によってフェイク以下同文

(続きは『続きを読む』をクリック)

 









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389:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/19(木)23:26:23.72ID:2YS1e4yC0.net
その①

戦後の預金封鎖で没落した際、母の実家は持っていた土地を手放すことになった。
ちょっとした小山の中ほどにある棚のような土地だったので買い取った側も使い道に苦慮していたようだが、その小山のあちこちに似たような立地の土地もあったことから、最終的にそれぞれを小道でつないで墓地として使われるようになった。

そして半世紀ほど経った90年代後半ごろ小山を丸ごと造成して宅地と工場用地にする案が市議会で出て、墓地は移転されて一箇所にまとまり、住宅地や工場、公園に駐車場などが出来た。
再従兄弟は誘致されてきた工場に勤めることになり、車通勤であったことから工場近くの会社指定の駐車場を借りていた。

あるお盆の日。
取引先の関係からお盆や年末年始でも留守番役を置いておく必要のあったため、当時独身だった再従兄弟は特別手当てを目当てにして引き受けていた。
夜10時を回った頃、交代の留守番役(兼夜間警備係)に引き継いで、帰ろうと車に乗り込みバックで駐車場を出ようとすると、バックミラーとサイドミラーに車のすぐ後ろに立つ数人の老人の姿が写った。

あわててブレーキを踏んだが間に合うタイミングではなく、再従兄弟は人をはねたと思った。
だが、人をはねた衝撃も無ければ、車を降りて探してみてもそれらしい人影もない。
気のせいだったかと思い直し車に乗り込むと再びミラーに写る老人の姿、振り向いてもその場には誰もいない。
再従兄弟は恐怖を抑えきれず、あわてて駐車場を飛び出して帰宅したという。

とは言え、お盆の間は留守番役を何度かすることになっており、恐怖を感じつつも出勤退勤し続けて、その度にミラーに写る老人を見る羽目になったという。
ちなみに、バリエーションが豊かだったらしく、服装人相性別も別々の老人を合計して数十人くらい目撃していたとか。



390:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/19(木)23:27:35.85ID:2YS1e4yC0.net
その②

とは言え、お盆の間は留守番役を何度かすることになっており、恐怖を感じつつも出勤退勤し続けて、その度にミラーに写る老人を見る羽目になったという。
ちなみに、バリエーションが豊かだったらしく、服装人相性別も別々の老人を合計して数十人くらい目撃していたとか。
これらの老人たちはお盆が過ぎるとピタっと現れなくなり、平穏な日々が戻ってきた。
再従兄弟は同じようにお盆留守番役をしていて夜間に出勤退勤した人や、お盆も工場を操業していた他会社の知り合いなどに聞いてみると、その全員が同じように老人たちを目撃していたという。
そして、目撃者の一人がその正体に気付いていた。

「あの老人たちは墓地で眠っている人たちだよ、お盆で戻ってきたら墓地が移転して駐車場になっていたから迷子になっていたのだろう」

その人が目撃した霊の中に自分の亡くなった祖父が混ざっていたので、それで分かったらしい。
ちなみに、それなりに若い幽霊はさっさと移転先を探しに行ったのか、はたまた最初から戻ってきていなかったのかは不明だが目撃例が皆無だとか。

その後もお盆の時期になると駐車場に老人たちの霊は現れ続けていたそうだが、再従兄弟によると年々目撃する人数が減り続けているので、迷子にならずに済むようになっている模様。



391:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/19(木)23:29:17.05ID:2YS1e4yC0.net
その③

余談その1
その住宅地兼工場用地は『何故か』誘致が思うように進まず閑散としており、その責任を取らされる形で推進派の市長と議員は選挙でアッサリ落選した。

再従兄弟曰く、工場のあるあたりも住宅地のあたりも街灯が少ないためか日が暮れるとすぐに暗くなり、そんな雰囲気を嫌ってか人通りもほぼ絶えてしまうという。



392:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/19(木)23:33:10.49ID:2YS1e4yC0.net
ラスト

余談その2
再従兄弟は「おそらく墓地跡の幽霊たちとは無関係」と前置きしていたが、ある若者が夜道で転んで大怪我した際、雨が降る中を(ふもとにある)自宅やコンビニ、交番などを無視して造成地につながる遊歩道を登り、件の住宅地入り口付近の公園(元は墓地ではなく、何かの石碑があった模様)で失血死する事件が発生している。

警察の捜査で轢き逃げや喧嘩などの事件性は全く無いことが確認されているのだが、大量出血状態の若者が健脚な人でも一苦労な遊歩道を何故登っていったのかは、出血と雨による体温低下で錯乱したためと曖昧な結論になっている模様。



以上が再従兄弟が教えてくれた話です。
事件については、あまり話題にするのもはばかれているらしく(特に年寄りを中心に)、詳細についてはほとんど分かりませんでした。

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