シャンデリア

某国の政府機関の要人が外国のホテルに泊まりました。夜遅くにチェックインしたにもかかわらず、用心深い彼は部屋の隅々まで盗聴器などがないか探し回った。するとじゅうたんに少し出張っている箇所があった。じゅうたんをはがせばそこには金属のボルトが出ていた。「床下にあったか」 彼はボルトをはずした後、安心したかのように眠った。翌日、ホテルマンが「お騒がせして申し訳ありません。昨夜お客様の下の部屋で突然シャンデリアが落下する騒ぎがありました。」なんと、彼がはずした出張りは盗聴器などではなく、実は下の部屋のシャンデリア止めていたボルトだったのだ。