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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.03.29 (Fri) Category : 

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2012年地球滅亡(6)

2010.02.10 (Wed) Category : プロジェクト・奇憚

前回【2012年地球滅亡(5)】に続いて単語を見ていく。

>太陽系はアルシオーネを中心に約26,000年周期で銀河を回っており、その際11,000年毎に2000年かけてフォトンベルトを通過するとされている。

ということだが、もうこの時点で大きな間違いがいくつもある。

まず、前回述べたようにアルシオーネ(正確を期するために以下アルキオネ、と表記する)はすばる…プレアデス星団の中の一つの恒星である。

そして、プレアデス星団と太陽系との距離はおよそ400光年である。
400光年を公転するための周回軌道は単純に円形だとしても(最短距離は円のため円で計算)400光年×2πr=2500光年。

2500光年を26,000年で公転するには公転速度は…9.09685622 × 10^11km/yとなる。
光速度はおよそ1.0×10^13km/yなので、この説を信じるならば光速度の1割のスピードで公転していることになる。

400光年も離れているのにこのスピードで公転していては引力を振り切ってしまうだろう。

次に、プレアデス星団は太陽系が所属する天の川銀河系(以下銀河系とする)の一構成要素である。

銀河系は直径約8万~10万光年、最大の厚みが3,000光年~6,000光年のディスクであり、太陽系は中心からおよそ26,000光年~35,000光年とされる。

…もしかしてこの26,000光年と勘違いしてるのか?

ともかく、太陽系とプレアデス星団の距離が400光年と言うのであれば、プレアデス星団が銀河の中心であることはありえない。

さらに言えば、銀河系の中心にはブラックホールが存在するとされており、断じてアルキオネなどではない。
仮にブラックホールでなかったとしても、たかだか400光年しか離れていないアルキオネであるはずがないのだ。

太陽系が銀河系内の軌道を一周するには約2億2500万~2億5000万年かかり、太陽系が誕生してから現在までに約20 - 25周していると考えられている。太陽系の軌道速度は217km/sである。

そして、フォトンとは光子のことである。
光は波動と粒子の二面性を持ち、この粒子の場合の振る舞いをフォトンとしてる。

そうするとまず

・何がフォトンを発生させているのか
・光の粒子がなぜベルト状になるのか
・光であれば中心から放射状に分布するはずで、2ヶ所だけベルトがあるのはなぜか

という疑問が即座に浮かぶが、これに対する回答はない。

こんな短い文章の中にこれだけの間違いがある話、信じる方がどうかしている。

つづく。


参考サイト
銀河系(ウィキペディア)
プレアデス星団(ウィキペディア)
光子(ウィキペディア)


 








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2012年地球滅亡(5)

2010.01.30 (Sat) Category : プロジェクト・奇憚

かなり間が開いてしまったが、ポールシフトはちょっと脇に置いといて、フォトンベルトについて見ていきたい。

まずフォトンベルトとは何か、というところから。

- - - - - - -
フォトン・ベルト(Photon Belt)とは、銀河系にあるとされている高エネルギーフォトン(光子)のドーナッツ状の帯。

太陽系はアルシオーネを中心に約26,000年周期で銀河を回っており、その際11,000年毎に2000年かけてフォトンベルトを通過するとされている。

地球が次に完全突入するのは2012年12月23日で、その時には強力なフォトン(光子)によって、人類の遺伝子構造が変化し人類が進化するとも言われている。

その内容については人により説がいくつか存在し、共通点として以下のことが挙げられている。

太陽系はプレアデス星団のアルシオーネを中心として約26,000年周期で回っている。

地球は公転軌道の関係でフォトンベルトに一時的に入ったり出たりしているが、2012年12月23日には完全に突入し、通過するのに2000年程を要すると見られる。

フォトンベルトはアルシオーネを中心に垂直に分布しており、NASAが観測に成功している。

フォトンベルトに突入すると強力な電磁波により太陽や地球の活動に大きな影響が出て、電子機器が使用できなくなるとも言われている。20世紀末から異常気象や火山活動・地震が頻発しているのは、地球がフォトンベルトに入り始めたからとも主張している。


wikiより抜粋
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…???
何を言ってるのかさっぱりわからないのはワタシがバカだからだろうか?

ひとつずつ単語を見ていくことにしよう。

まずアルシオーネとはプレアデス星団(メシエカタログ45番、M45星雲。和名で昴(すばる)とも)の中で、星団の中心に位置する最も明るい星(2.86等級)、アルキオネ(Alcyone)を指すと思われる。

いきなりプレアデス星団、というニューエイジ系では著名な名前が出てきた。
ニューエイジ思想ではこのプレアデスには地球人よりも知性、霊性がはるかに高い高位生命体がいる、と信じられている。

プレアデス、という単語で一括りにされている時点でどうかとも思うのだが…。
また、不幸にもチャネリングの相手をさせられてしまうかわいそうな星団(星)でもある。

ちなみにプレアデス星団への距離は400光年(4.0×10^18m)の距離に存在する。
チャネラーはこの距離を無にできるのだろうか?

ちなみに誤解のないように書いておくが、「プレアデス」とは星団の名前で、そういう名前の星があるわけではない。

だから、「プレアデス星」「プレアデス星人」などという単語は存在しないので、この単語が出てきたら眉に唾をつけて聞いたほうが懸命だろう。

正確な天文学的な意味での「プレアデス星団」を知りたい方は「天文おまかせガイド.net」をご覧いただきたい。

太陽よりはるかに若い青色巨星で、しかも4重連星のアルキオネにそんな高位生命体が住んでるとは到底思えないのだが…。

続く。


 








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間違った地球温暖化対策(2)

2010.01.28 (Thu) Category : プロジェクト・奇憚

オゾン層保護は地球温暖化を加速する?
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地球上のほとんどの地域が温暖化するなかで、南半球の一部では一向に温暖化する気配がない。

不思議なことに、オゾン層に穴が開いていることが原因だ。

オゾンホールをふさぐための対策すべてが、実は南半球の全域で温暖化を加速させる可能性があるとする研究が発表された。夏の間、オゾンホールが遠因となって通常より明るい色の雲が形成され、これが太陽光を通常より多く遮断し、数十年間に渡って地球温暖化に対する防護壁となっているという。

この研究の責任者でイギリスのリーズ大学に所属するケン・カーズロー氏は、「オゾン層が修復され雲が消えていくにつれて、(南半球の一部では)予測モデルで算出されている温暖化のスピードより速く気温が上昇するだろう」と話す。

1985年、南極上空の上層大気のオゾン層に巨大な穴が開いていることを英南極調査所が発見した。上層大気のオゾンは太陽からの有害な紫外線を吸収する働きを持つ。

その後、オゾン層破壊の大きな原因となる化学物質であるクロロフルオロカーボン(CFC)を全廃することで世界的な合意が得られ、これによってオゾンホールの拡大は抑制された。これは20世紀における環境保護対策の最大の成功例の1つとされている。

しかしオゾン層修復の速度は遅い。1980年代の初め以降、オゾン層の破壊で上層大気が変化したために南極周辺の周極風が強まっている。

コンピューターモデルと20年分の気象データから、カーズロー氏の研究チームはこの風が気温低下に繋がっていることを突き止めた。風が強まって海上の波が高くなると、大気中に巻き上げられる塩の粒子が増えて通常よりも明るい色の雲の形成を促進し、その雲が太陽光を宇宙に跳ね返して気温を低下させる効果を生むという。

1980年代以降のオゾンホールによる夏の気温低下は、二酸化炭素排出量の増加による温暖化をほぼ相殺していたとカーズロー氏は言う。

この研究は2010年1月27日公開のオンラインジャーナル「Geophysical Research Letters」誌に掲載されている。


ソース:yahooニュース
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なんとまあ、皮肉な話というかなんというか…。

もちろんオゾンホールは放置できるものでもありませんが、温暖化、という観点からすると役に立っていたようですね。

間違った温暖化対策、エコ活動:その2
オゾンホールはただの悪役じゃなかった!



 








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