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放射能について(1)(2011.04.02一部修正)
2011.04.01 (Fri) | Category : プロジェクト・奇憚
先日、下記内容のメールをいただきました。
(名前や個人情報になるものは伏せさせていただきました)
- - - - - -
○○です
僕は福島の人間です
この際、言いますが、○○○という○○○の高校に通っています
今、放射線を浴びているということでとても心配なのです…
そこで、我々福島の人間が浴びている放射線
どれくらいまでが安全か、体に蓄積された場合、どうなってしまうのか
調べて頂きたいです
自分は調べてみましたが、難し過ぎたり、パソコンも使えないこともあって情報が限られています
このサイトは沢山の方が閲覧しますし、僕だけでなく多くの人に真実を知って欲しいので…
これから福島県民にはどのような危機があるのか、誠に勝手ながら調べて頂きたいのです
よしぞーさんもお忙しいと思いますが…お願い出来ませんでしょうか?
- - - - - -
ワタシもど素人ですが、調べてみたいと思います。
このブログの読者の方々も、もし詳しい方がおられましたらコメントやメールなどでご教授いただければ、と思います。
1)放射線とは
まず、基本的なところから。
よく混同されがちですが、「放射能」「放射線」「放射性物質」はすべて別のものです。
具体的には
「放射線」=物質から放出されるエネルギー
「放射能」=放射線を出す能力
「放射性物質」=放射線を出す物体
です。
よく例えられるのは懐中電灯ですが、光が放射線、懐中電灯が放射性物質、光を出す能力が放射能にあたります。
「放射線漏れ」であれば、フタをすれば(もちろん簡単ではありませんが)、事態は収束に向かいます。
が、「放射能漏れ」…厳密には「放射性物質漏れ」だと、最悪の事態になってしまいます。
2)原子力発電所とは
一般的には、原子炉を利用して、核燃料であるウランやプルトニウムが核分裂反応をする際に発生する熱で水を沸騰させて、水蒸気で蒸気タービンを動かして発電する発電所のことです。
福島第一原子力発電所の1号機から6号機までは「沸騰水型軽水炉」というもので、純度の高い水が減速材と一時冷却材を兼ねる、一般的によくみられるタイプでした。
構造としては、核燃料を冷やすために送られる水が沸騰して蒸気になり、タービンを回して発電します。
この蒸気は放射能を帯びているので回収され、冷却されて再循環されます。
このタイプの原子炉で発生する事故としては
・放射能を帯びた蒸気が外部に漏れる
・核燃料の冷却が間に合わず、燃料が高温になりメルトダウン(炉心溶融)を起こす
の2パターンが考えられます。
福島原発でよく聞かれた「水蒸気爆発」とは、
・津波により、原発の建屋、内部構造が損壊
↓
・冷却水が漏れ、核燃料の冷却能力が下がる
↓
・高温になった核燃料に水が触れて、水蒸気爆発を起こす
↓
・損壊した建屋を吹き飛ばし、爆発
┗蒸気が漏れたことによる放射線漏れ
という流れだと思われます。
次回に続きます。
(名前や個人情報になるものは伏せさせていただきました)
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○○です
僕は福島の人間です
この際、言いますが、○○○という○○○の高校に通っています
今、放射線を浴びているということでとても心配なのです…
そこで、我々福島の人間が浴びている放射線
どれくらいまでが安全か、体に蓄積された場合、どうなってしまうのか
調べて頂きたいです
自分は調べてみましたが、難し過ぎたり、パソコンも使えないこともあって情報が限られています
このサイトは沢山の方が閲覧しますし、僕だけでなく多くの人に真実を知って欲しいので…
これから福島県民にはどのような危機があるのか、誠に勝手ながら調べて頂きたいのです
よしぞーさんもお忙しいと思いますが…お願い出来ませんでしょうか?
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ワタシもど素人ですが、調べてみたいと思います。
このブログの読者の方々も、もし詳しい方がおられましたらコメントやメールなどでご教授いただければ、と思います。
1)放射線とは
まず、基本的なところから。
よく混同されがちですが、「放射能」「放射線」「放射性物質」はすべて別のものです。
具体的には
「放射線」=物質から放出されるエネルギー
「放射能」=放射線を出す能力
「放射性物質」=放射線を出す物体
です。
よく例えられるのは懐中電灯ですが、光が放射線、懐中電灯が放射性物質、光を出す能力が放射能にあたります。
「放射線漏れ」であれば、フタをすれば(もちろん簡単ではありませんが)、事態は収束に向かいます。
が、「放射能漏れ」…厳密には「放射性物質漏れ」だと、最悪の事態になってしまいます。
2)原子力発電所とは
一般的には、原子炉を利用して、核燃料であるウランやプルトニウムが核分裂反応をする際に発生する熱で水を沸騰させて、水蒸気で蒸気タービンを動かして発電する発電所のことです。
福島第一原子力発電所の1号機から6号機までは「沸騰水型軽水炉」というもので、純度の高い水が減速材と一時冷却材を兼ねる、一般的によくみられるタイプでした。
構造としては、核燃料を冷やすために送られる水が沸騰して蒸気になり、タービンを回して発電します。
この蒸気は放射能を帯びているので回収され、冷却されて再循環されます。
このタイプの原子炉で発生する事故としては
・放射能を帯びた蒸気が外部に漏れる
・核燃料の冷却が間に合わず、燃料が高温になりメルトダウン(炉心溶融)を起こす
の2パターンが考えられます。
福島原発でよく聞かれた「水蒸気爆発」とは、
・津波により、原発の建屋、内部構造が損壊
↓
・冷却水が漏れ、核燃料の冷却能力が下がる
↓
・高温になった核燃料に水が触れて、水蒸気爆発を起こす
↓
・損壊した建屋を吹き飛ばし、爆発
┗蒸気が漏れたことによる放射線漏れ
という流れだと思われます。
次回に続きます。
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